戻れなくなった僕達と旧友と恐心   作:真田信晴

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半年?ぶりの更新になってしまい申し訳ありませんでした。
学校やテストで忙しかったのですが、今年の夏休みは2本ぐらい投稿すると思うので文才力の下がったこの話を最後まで見届けて貰えるとありがたいです。


第19話

明久サイド

『将軍に発砲したのはあいつだ!捕まえろ!』

他の兵も

『出血が酷すぎる…救急車を呼んでくれ!』

そう言ってる間に、他の兵らに取り押さえられた男に父さんが話しかけた。

『…貴様、何故浩二を撃った?』

父さんの問いかけに男は

『あいつは国家保安局を裏切った屑野郎だ。俺は例の方にあいつを見張るよう言われていた。もし、例の方や国家保安局について話した場合、即座に殺せと言われていた。もっとも、お前らが武術の経験者でも大したことないと高を括っていたのは失敗だったがな…。』

そう言うと男は兵らを押しのけて近くにあったサバイバルナイフで首を切って自殺した。

父さんは

『くそ…死ぬなよ、お前にはまだまだ生きてもらって情報を聞かなければいけないんだからな…』

と言って、救急車の到着を待って二人の緊急搬送先の木下総合病院へと向かった。ちなみに、木下総合病院は秀吉と優子のお父さんが院長を務める病院だ。

その後、僕たちは同時に駆けつけた武装警備局の人達により体育館から解放され、兵士らも武装解除し軍の護衛車両に乗せられ去っていった。

いったい何が目的だったのか、僕に知る由は無かった。

 

明久サイド終わり

 

明高サイド

後日、各社の新聞がこれを大きく取り上げ軍部に批判的な声が大きくなり帝国議会でもこれが取り上げられる程まで大きな事態に発展していった。もちろん、国家保安局の名前は削られて報道されていた為、保安局が批判されたりする事は無かったが、軍では司令官が交代されるなどの臨時の人事異動が行われた。

もちろん、文月学園学園長宛に大臣名義の謝罪文が郵送され、学園長と校長、軍関係者との面談により警備員の増員と当分の間は警備兵を常駐させる事が決まった。

それと、拳銃で撃たれた浩二だったが何とか軍病院での治療により奇跡的に回復した。今後、完治するまでは軍病院で事情を聴取されながら過ごす事になる。退院後は、騒乱罪などで留置所へ収監され軍事裁判をする事になる。

自分は浩二が正直に真実を話して欲しいと…切に願っている…。

明高サイド終わり

 

???サイド

クッソ…あいつら失敗しやがったのか…。金も武器もふんだんに渡してやったのにな…いつかばれてしまうな…。最悪、武器だけはトラックの荷台にあったのをこっそりと回収出来たから良かったが、もはや軍に頼る事は出来ないからもっと他の奴に----。そうだ、あいつらなら金さえ払えば確実にやってくれるからそうしよう。

俺は隣にいた秘書にこう言った。

『西友、すぐに例の奴らにそこの紙袋を持っていってその中に入ってる手紙を見せてきてくれ!今すぐにだ!』

『了解です、会長!』

そういうと西友は紙袋を持って会長室を去っていった。

???サイド終わり

 

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