戻れなくなった僕達と旧友と恐心   作:真田信晴

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今回は愛子と翔子がメインです。次作は美穂と優子です。


第2話

学園長サイド

『それではFクラスの処分は三週間停学とするさね。』

私はそういうと全員ががやがや騒ぎ始める。

『落ち着きなあんた達。確かにFクラスがやったことは許されないさね。けれど考えな。Fクラスの姫路瑞希の父親姫路新一郎はこの学園のスポンサーさね。下手して極刑を課すと奴が融資を打ち切る可能性がある。だから今回はあえて軽くするしかないさね。けど今回あったことはこの後二学年全クラスを呼んで臨時集会を実施するさね。』

『分かりました。…クソ』

『…悔しいですが仕方ないですね。』

 

 

臨時集会

『これから学園長による話がある。学園長どうぞ。』

そう西村先生がいうと私はマイクを借りこう喋った。

『貴方達よく来てくれたね。今回の集会はFクラス吉井明久がFクラスの木下を除き全員から暴力を受けていた。しかしその後も変わらずFクラスの奴らは暴力をしていて昨日見た生徒もいると思うが吉井は血だまりになって倒れていたさね。しかも今日の朝病院から連絡が来て吉井は検査で骨が折れていたという事が分かったさね。ちなみに吉井は特別保護人のうえAクラスに。木下もAクラスになるよ。』

私はそういうと

『吉井君土下座してまでFクラスに行ったのに逆に暴力を振るうFクラスは最低ね。吉井君かわいそう……』

『吉井の奴は優しいのに…なんであいつだけがあんな目にあうんだよ!』

『うるさいわねさっきから聞いていればウチ達が悪いみたいな言い方して。あれはアキが女子と話すからよ。』

『そうです。私達は悪くないです。悪いのは女子と話している明久君です。』

『そうだぞお前ら、明久は俺たちの所有物でから何したっていいんだよ!』

『……そうだそうだ!俺たちは悪くない。』

『『『そうだそうだ』』』

『貴様らふざけるな!吉井を痛めつけといて謝罪する気もないのか!貴様らの腐った性根を叩き直してやる。全員補習だ!』

そういうと木下以外全員補習室へ連行された。

『これで臨時集会を終わるさね。』

 

学園長サイド終わり

 

翔子サイド

……私は小学生の頃から雄二のことが好きだった、……けれども吉井の件を学園長から聞いてから雄二に恋心を抱かなくなってしまった。…確かに、雄二を束縛しすぎた私にも責任がある。……そうしなければ少しでも吉井の怪我は軽かったかもしれない。……本当に御免なさい吉井。』

 

翔子サイド終わり

 

愛子サイド

僕は一年の終わりに転校して来て吉井君のことはよく知らなかったけどクラスで孤立していた時に吉井君が話しかけてくれた。僕は吉井君のおかげで優子や代表、久保君などと友達になれたその事にはとても感謝していた。しかもこの前のFクラスとの戦争ではムッツリーニ君という好戦相手もできて憧れていたが吉井君に暴力を振るっていた事を知ると異変に気づけなかった僕自身にも腹が立った。そしてなによりも許せないのはムッツリーニ君やFクラスの皆だ。

吉井君を襲ったムッツリーニ君やFクラスは絶対に許さないと僕は誓った。

『……ムッツリーニ君やFクラスの皆、君達がしたことはどれだけのことか分からせてあげるよ!』

愛子サイド終わり

 

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