正義の味方になりたかった復讐者   作:ドリーム

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第五次聖杯戦争〜終戦〜

 

「『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』ッ!!」

 

ーーーーーー暗い海でプカプカ浮いていた。いつからかは覚えていない…けどたぶんかなり前からだと思う…

覚えているのは…『熱かった事』と…『息ができなかった事』…

そして…『たまらなく憎かった事』…

 

けど…今大きな光がこの暗い海を切り裂いてきた…ーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

「君が■■だよな」

 

気がついたら真っ白い部屋のベットにいた。

しばらくすると同じくらいの男が部屋に入ってきた。

赤毛で少し子供っぽい顔だけど…その表情は巨大な修羅場をくぐり抜けてきたような、なぜか何処か親近感のわく人だった。

 

「いきなりで悪いんだけど…■■は知らない俺の家にくるのと、施設に預けられるの…どっちがいい?」

 

少し考えた。施設というのはよくわからないけどいまいち行こうとは思わない。だったら今目の前にいる男について行く方がいい。何と無くそう思った。

だから男を指差す。

すると男は凄い笑顔になりこっちに近づいてきた。

 

「そうか!じゃあ準備しないとな。君のために必要なものは買ってある。だからまずその病院服から着替えよう」

 

とても手際がいい。きっとすごく器用な人間何だろうなと思った。

 

「あ、大事な事言ってなかったな」

 

思えばこの言葉は彼にとっての再開(リトライ)であり、■■■■にとっての始まりだったのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は衛宮士郎。その…変だと思うけど…『魔法使い(正義の味方)』なんだ」

 

これは…

 

「どうしてすべての人を救えないんだッ……」

 

■■■■が『衛宮』となり

 

「ああ、それで誰も泣かずに済むのなら…喜んで俺の死後を売り渡すよ…」

 

『正義の味方』に憧れ…

 

「私は士郎の正義を笑わないし…美しいと思う…」

 

『復讐者(アヴェンジャー)』に堕ちて行く…

 

「I am the bone of my sword(体は剣でできている)…」

 

無限の剣と共に正義を貫き

 

「Steel is my body, and fire is my blood(血潮は鉄で、心は硝子 )」

 

その果てに壊れた自分自身がいても

 

「I have created over a thousand blades(幾たびの戦場を越えて不敗 )」

 

どんなに

 

「Unknown to Death(ただの一度も敗走はなく )」

 

どんなに…

 

「Nor known to Life(ただの一度も理解されない )」

 

どんなに……

 

「Have withstood pain to create many weapons(彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う )」

 

………どんなにその身に剣が、悪が…

 

「Yet, those hands will never hold anything(故に、その生涯に意味はなく )」

 

突き刺さろうと…

 

「So as I pray "unlimited blade works"(その体は、きっと剣で出来ていた )」

 

その身は正義の味方であり続けた…

 

 

 

 

「I am a pillar of the evil(この身はただ一つの悪である)…」

 

 

よくある反英雄の物語…

 




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