こんな汚らしい汚物に祝福なんてなくていいから(良心) 作:のけもの先輩
「ヌッ」
馬鹿みたいな声で目を覚ましたのは、全身真っ茶色のう○この擬人化の様な男、田所浩治だ。「ISLANDERS」と書かれた白いTシャツに黒い短パン、一瞬見たらハゲなのではないかと疑うような頭髪。暗い空間の中、向かい合った事務椅子の片方に座っていた田所は、辺りを見渡して呟いた。
「クォクォハ…」
すると、暗闇の中から、神々しい光を纏った男が歩いてくる。
「どうもこんちゃーす」
その男は田所の向かい側の椅子に座ると、足を組んで踏ん反り返った。
「なんだお前(素)」
「俺はGO。まぁ神とかやってんだけど、お前、死んだから」
「ファッ!?」
突然の死亡通達に田所は驚愕した。GOは輝く茶髪を手でかき上げながら続ける。
「正確には後輩レイプした時にポジ種にかかって死んだってことなんだけど」
田所は空を仰いでその場面を思い出した。愛する遠野を家に誘い、屋上で体を焼き、昏睡レイプをして最後には幸せなキス。
「思い残すことなんてないってはっきりわかんだね」
「うん、そうそう(スルー)そんでさ、お前に選んでもらわないといけないんだよ。この世界で生まれ変わるか、天国に行くか」
「はぇ^〜選択できるんすねぇ^〜どうすっかなぁ俺もなぁ」
「でもさ、両方やめといた方がいいぜ?天国に行ったら爺みたいな暮らしで当然昏睡レイプなんてできないし、生まれ変わったらノンケになってるかもしれないんだぜ?」
「痛いですね…それは痛い…」
「そこでさ、俺いい世界、知ってんだけどさ。そこでちょっとした仕事してほしいんだよね」
「死者に仕事を頼むのか…(困惑)」
「仕事なのは本当。簡単な、仕事だからさ。まぁ安心してよ。今ちょっと魔王軍に滅ぼされそうな世界があんだけどさ、そこに行って魔王をぶっ殺してきて欲しいんだよね」
「は?ただの学生だった俺にそんなことができるわけないだろ!いい加減にしろ!」
「まま、そう焦んないで。大丈夫だから、大丈夫。へーきへーき、へーきだから」
「何がどう平気なんだか理解に苦しむね」
「大丈夫だって安心しろよ〜。チート能力をなんでも一つあげるからさ」
「ん?今なんでも一つって言ったよね?(手のひら返し)」
「そうそう、それでパパパっと魔王倒して、終わり!じゃあこん中から一つ、選んじゃってよ」
田所はGOに渡された資料に一通り目を通し、迷うことなく一枚の資料を選び出した。
「そうですねぇ、やっぱり僕は、王道を征く…」
田所が選び出した資料に描かれていたのは一本の刀。
「いいセンスしてんねぇ!道理でねぇ(全知全能)」
GOは何もない空間から一本の刀を取り出すと、それを田所に渡した。
「じゃあ魔王倒してきて。ハイ、よろしくぅ!」
パチン!と指のなる音と共に、真っ白な光が田所を包む。そのあまりの眩しさに、田所は思わず声を上げた。
「ンアッー!(≧Д≦)」
野獣先輩が特定されないのは異世界に転生していたからだった…?