テスト勉強がはかどらないんで逃げてきました。
新キャラ多数登場。
視点目まぐるしく変わります。
時系列?滅茶苦茶です…はい。
~瑠璃視点~
…音が聞こえる。
何の音だろ?
ん?誰かの声だ。
なんて言ってる?
「…り………あ……だ…おき……ち……しちゃ…」
ん~?なに?
「瑠璃!朝だよ!起きて!遅刻しちゃうよ!?」
ちこく…遅刻…………
「遅刻ぅっ!?」
やばいやばいやばい!
「だめだこりゃ。ねぇ、怜!先生に遅刻するって伝えておいて! 」
璃々が
さっと部屋に入ってきた。
「かしこまりました。璃々お嬢様、支度が終わりましたら
朝食をお持ちいたします。
お飲み物はいつものフルーツミックスジュースでよろしいでしょうか?」
「「うん、よろしく。」」
「それでは失礼いたします。」
っていうか、ぼけーっと座ってる時間はないよ!
急げ私!
「瑠璃、落ち着いて。」
はっ!私は何を!?
私はお気に入りのスカートとシャツを持っているじゃないか!
「制服着るんだよ。私服じゃ、学校行けないでしょ?」
あ……。
もうだめだぁー。
と、あきらめモードになった私だった。
~璃々視点~
今日は、朝早く目覚めた。
「ふぁぁぁぁっ」
ベットわきのサイドテーブルに置いてあるデジタル時計は5時。
まだ家族は起きてないだろう。
いや、執事である怜なら起きているだろうか。
「電気…スイッチ…あった。」
ベットの横の棚の室内コントローラーを手に取る。
とにかく全部つける。
「うわ、まぶしっ」
いきなりついた電気の明るさに目がくらむ。
目が慣れてくると、いつもの部屋。
白い壁に、フローリングの床。
黒の勉強机に、たくさんの本が入った本棚。
ドレッサーは黒で、その上には色鮮やかな髪留めやゴムが並べてある。
あ、壁掛け時計が5時15分を指している。
…そろそろ着替えよう。
今日は学校。だから、制服を着る。あたりまえ。
純白のブラウスと、黒で、ひざの少し上までのジャンパースカート。
赤くて細いリボンを首元につける。
ボレロは着ないで、置いておく。
コートも着ないで置いておく。
というか、コートは家の中で着るものじゃないと思う。
今着たら動きにくいし……。
あ、やば。今日提出物あるじゃん。
数学と英語じゃん。
しかもやってないじゃん。
……やばい急ごう!
椅子に座り、プリントを広げて、お気に入りのシャーペンを持って勉強を始めた。
——15分後――
「やっと終わった~」
提出物である数学のプリントと英単語を何とか終わらせた私は、
それを鞄にいれて、椅子の上に置いておく。ココ定位置。
あ、45分だ。
どうしようかなぁ。
そうだ、今日はお庭で朝ご飯たべよ。
早起きしたし、それくらいいいよね?
~瑠璃視点~
ただ今、朝食を食べている瑠璃だぜ!っていうのはどうでもいい!
「璃々!ほえとっえ~!」
「はいはい、落ち着いて食べてよ。珍しいね、瑠璃が寝坊かぁ~」
いや、そんな呑気なこと言ってられないんですよ!?
「お嬢様、車の用意はできております。いつでも出発できますので。」
「ありがとう。怜。あ、瑠璃の鞄持ってきてくれる?」
「よほしう~、怜!」
「了解いたしました、少々お待ちください。」
そういって怜が部屋から出て行った。
…だからやばいって。
「時間やばいよぉ~」
「はいはい、喋ってないで。3時間目体育なんだってば~」
「むぐっ。」
璃々は私の口にパンを入れる。
……パン苦手だわ。私。
急いでるときにはよろしくないと思う。
「はい、ジュースで流し込む!」
もう9時だよぉ…遅刻だぁ~
「ボーっとしてないで!はい!」
最後のフルーツを口に詰め込み、洗面所へ走る。
急いで歯磨きをして…オッケー!
「よし、いくよ璃々!」
そう璃々に声をかける。
「いや、待ってるのこっちだからね!?」
ドアをあけ、門まで走る。あ、車が止まってる。
「お嬢様、どうぞ、お乗りください。」
二人で車に飛び乗る。
「出発します」
ようやく車は動き出した…
後から怜に聞いた話によると、ドライバーさんは2時間くらい待っていたらしい。
ドライバーさん…ごめんね。
~璃々視点~
瑠璃さんが盛大に寝坊しました。
はい。
「おはようございまーす…」
そういって、教室のドアを開ける。
「「「「「暁(さん)おはよ~」」」」」
学校に着いたのは10時を過ぎていた。
多分2時間目だろう。
ちょうど国語の授業の途中だったらしい。
「すいません、遅れました。」
そういって自分の席に着くと、隣の子が話しかけてきた。
「おはよ、璃々。今日は遅かったなぁ~。なんかあった?」
「おはよう、
「え、あっちがぁ!?マジですか!」
まぁ、驚くのにも無理はない。
あの早寝早起きな瑠璃が寝坊は私もびっくりしたからね…
「暁さん、プリントを取りに来てちょうだい。
あと、
「「はーい」」
喋りかけてきた子の名前は、
クラスのリーダー的存在で、剣道部に所属している。
華月財閥の次男。
え?私?
私は、暁財閥の長女ですがなにか?
そう、私は日本の中でも結構有名(?)な、暁財閥の長女。
父は社長、祖父は会長。母はファッションブランドのデザイナー兼社長。
お父様の言い方で言うと、お客様から見たらお金持ちとかになるらしい。
「ねぇ、璃々?おーい、璃々~?」
「えっ?あっ、どうしたの?紫音?」
「説明しようと思ったんだけど…いい?」
…聞いてなかったわ。
「う、うん。いいよ、よろしく。」
「えっと、教科書 P 59のところの漢字を最初から最後まで。ノートに書くんだって。
このプリントのやつをヒントにしながら解けって。OK?」
「うん、ありがとう、紫音。」
「え、あぁ。」
そう言うと、紫音はプリントを始めた。
…私もプリントしよう。
授業終了のベルが鳴るまで、黙々とプリントをし続けた私だった。
~瑠璃視点~
はい。
うん。遅刻です。
「おはよーございまーす」
ドアを開けるとそこには…
…誰もいなかった。
「はぁ?」
意味わかんないよ、ほんと。
みんな揃って休み?神隠しですか?
しょうがない、まずはこの荷物片付けよう。
あれ?机になんか置いてあるよ?
どれどれ。
『2時間目は美術に変更されました。美術室に来てください』
「あ、なんだ、美術か。」
そうでしたか。皆様美術室にいらっしゃいますか。
もうすぐチャイムなるから移動するのやめよ。
——5分後――
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り響く、それと同時に廊下が騒がしくなった。
「あ、瑠璃おはよ~」
「暁さんおはよー」
みんなが教室に入ってきた。
「なんかあったの?」
1人の子が走ってきた。
「いや~それが寝坊してしまいまして~」
「え!?璃々が寝坊!?珍しすぎる!明日嵐でも来るのか?」
オーバーリアクションな私の親友、
いつも一緒の、唯一無二の存在です。
髪型は前下がりボブ。サイドにオレンジ色のピンをつけている。
「おい、祐奈、明日はもともと嵐の予報だろ?」
そう言いながら近くに来た男子は
噂によると、璃々のことが好きらしい。
祐奈の幼馴染。
「あ、そうか、忘れてたよ青空くん。」
「祐奈ん家、気象庁の人だろうが。忘れてどうすんだよ。っていうかくん付けで呼ぶな気持ち悪い!普通にいつも通りの呼び捨てでいいだろ」
「銀行の人が何言ってんのさ。もう。」
「あのさ、私を置いていかないでくれる?」
「「暁財閥の令嬢が何言ってんの」」
「あ、はい、すいません」
私なんか言ったっけ。
「まぁまぁ。落ち着きなって。あと5分で数学だよ。」
今話に入ってきたのは、青空の友達の
クラスで一番足が速くて、数学が得意
「「「数学嫌だわ」」」
お、見事にハモッた。
「ハモリ綺麗すぎて一瞬息するの忘れた。」
「鏡夜、大丈夫だ、今息してるからな。」
「あと2分ですが。瑠璃急げ~」
「「「やば、準備してない」」」
「あ、またハモッた。」
準備しなくちゃ…やばいやばい。
「それじゃ、またあとで!」
「「「またね~」」」
自分の席に着くいつもの4人組だった。
――新キャラ——
璃々の隣の席(右)
華月財閥の次男。剣道部。
瑠璃「あの人、イケメンだよね。うん。」
瑠璃の親友
気象庁のお偉いさんの次女。天文学部。
璃々「なんというか…うさぎみたいな?」
祐奈の幼馴染・紫音のライバル
銀行のお偉いさんの長男。バスケ部。
璃々「紫音と睨み合いしてるけど、なんで?意味わかんない。」
青空の大親友・瑠璃の隣の席
書道の先生の長男。書道部。
瑠璃「落ち着いてるように見えて…そそっかしいといいますか…
あ、私が言うことじゃないや」
次回、中編。
変更点・追加点
・瑠璃視点追加しました。
質問・感想・要望あればどうぞ。
投稿はテスト後なので、
多分25日か26日になります。