緋弾のアリア・黒銀の武偵   作:残夏

2 / 14
今後AAとも合わせていきます。


初めてのチャリジャック

「こ〜げこ〜げこ〜げよーボートこ〜げよー♪らんらんらんらん川くだりー」

いい朝だ。暑くもなく寒くもない。綺麗な花に青い空、そして銃が付いているセグウェイ。

「いいサイクリング日和だなぁ、今日1日平和に…」

「過ごせてないだろ!!後マザーグース辞めろ!漕いでるのは俺だ!見えんのか?銃付きセグウェイ2台に爆弾だぞ!?チャリジャックだぞ!チャリジャック!!」

俺の会話を遮ったのは、俺が乗っているチャリを漕ぐクラスメイトの遠山キンジだ。そして今俺達は世にも珍しいチャリジャックに遭っている。

「チャリジャックだなんてツイてないなキンジ!」

「いいから!何とかしてくれ!お前がを乗っけてるから重たいんだ!」

「悪いなキンジ、遅刻ギリギリだった俺を救ってくれたのは有難いが…まだ無理なんだ」

「ハァハァ…つっても…そろそろ足が…」

「そこの角を曲がれキンジ!!」

「え?分かったよ!!」

キンジがハンドルをきるのに合わせ、俺も同じ向きに体を倒し曲がりやすくする。

「よしここなら人通りが少ないな」

角を何とか曲がり人通りが少ない事を確認し、高周波ブレードに手をかける。

「怪我人を出さない為に手を出さなかったのか武?」

「まぁなそんでだキンジ、俺が合図したらチャリから飛び降りろ」

「飛び降りろってお前はどうするんだよ!?」

「大丈夫考えてある!武帝憲章1条だキンジ」

「仲間を信じ…仲間を助けよか…分かった…頼むぞ!」

「おう!」

ベルトのワイヤーをチャリに縛り付け、2台に膝立ちの体制をとる。

「んじゃいくぞ?」

「あぁ」

「3、2、1今だ!」

「クッ…」

キンジがチャリから飛び降りたのと同時に2台のを居合斬りで切り裂き、爆弾チャリに付けたワイヤーを引っ張りチャリを持ち上げ、空に半円を描くチャリを道路に叩きつけ爆弾チャリを誘爆させる。

「ドワッ!?」

想像以上の爆薬量だったらしくかなり大きめの爆発が起こり、数m爆風で飛ばされ街路樹に当たり止まった。

「痛っえぇ…本当に人が居なくて本当良かったぜ…」

何処かでぶつけ痛む頭を擦りながら立ち上がる。

「あっ…キンジ大丈夫か!?」

周りを見渡すがキンジの姿は何処にも無かった。

「そう言えば余りよく見えなかったが、さっきパラシュート背負った女の子が急に出てきたような…つかここ武偵校の近くか」

高周波ブレードを鞘にしまうと、複数の銃声が響いた。

「あ”?銃声?しかも武偵校の敷地内から聞こえたぞ!?」

校門までかなり距離があるり時間がなく、ショートカットの為高いフェンスを乗り越える。

 

「おいおい…何だよあれ…」

銃声を辿って敷地内を走りようやく音の発信源を見つけ、その光景に愕然とした。目の前には先の銃付きセグウェイ2〜30台が体育倉庫の中を目掛け、銃を乱射していた。

「キンジがいるのか?…つかベクターで何とかな訳ないしなぁ…仕方ない…アレやるか…」

再び高周波ブレードを握り居合斬りの構えをとる。

「ここから体育倉庫まで18メールってところか、届くかな?」

目を閉じ、息を大きく吐く。

「鬼神抜刀!!」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。