怪盗アルセーヌ率いる怪盗帝国は、次々と盗みを成功していき、その名を世界に轟かせていた。
「怪盗アルセーヌ!この天才・明智ココロ率いる『
小さい刑事が追いかけてきた。
と、突然、転けた。
どうやら、躓いたらしい。
「ココロちゃん、大丈夫?ここは、私たちに任せて!」
色違いのお揃いの服を着た4人組の姿が現れた。
「ココロちゃん、言うな~!」
四人組は、そんな明智ココロを無視した。
ピンク、青、緑、黄色の少女達からトイズの気配がした。
(トイズの気配…)
「ネロっ!あの機械を制御して!」
「まかせな!」
ネロと呼ばれた、黄色の服を着た少女は、金属の棒を機械に差した。
ガシャン!
「なんですの!?」
機械は、粉々になった。
「エリー、あれを投げて!」
「は…はい!」
緑色の服の少女、エリーは、頬を赤く染めつつ、壊れた機械の破片の中で大きいものを持ち上げた。
「甘いですわ!」
アルセーヌは、姿を消した。
青色の少女、コーデリアが耳を澄ませた。
「あそこよ、シャロ!」
「『
「フフフ…。出来るのかしら?」
アルセーヌのが笑っていると、首飾りがふわりと浮かんだ。
「なっ…」
「怪盗アルセーヌ!返してもらったわ!おとなしく捕まりなさい!」
いつの間にかココロが復活していた。
あたくしを照らす、数多のライト…
「ハァァァ!」
「爆弾だァァ!」
スリーカードがライトを次々と壊していった。
「アルセーヌ様、お逃げください!」
あの場から離脱したあと、アルセーヌの頭の中からあの少女達のことが消えることはなかった。
(あの子達は、一体…?)
アルセーヌは、彼女達のことを知ろうと、必死になった。
そして…
「…ミルキィ…ホームズ…」
―ミルキィホームズは、シャロ、ネロ、エリー、コーデリアの4人組。
それぞれ、偉大な探偵を先祖に持っている。
彼女達の育ての親は、小林オペラ―
「ワクワクしますわ!ミルキィホームズ、あなた方をあたくしが潰して差し上げますわ」
「アルセーヌ様、ミルキィホームズは、横浜の『ホームズ探偵学院』の特待生として、『ポワロ探偵養成所』から入学します」
ストーンリバーが助言した。
「そうですわ…、あたくしが生徒会会長、アンリエット・ミステールとして、彼女達に近づく。あなた方は、あたくしの安全確保をするのです」
「はっ!」
三人が部屋から出たのち、アルセーヌは、一言口にした。
「オペラ…。あたくしは、あなたに負けていなくてよ。あなたが育て上げた『ミルキィホームズ』をこの手で潰して差し上げるの…」