ブラウセン帝国興亡記   作:シモン0011

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更新何とか続けていきたい。
とか言ってたら色々あって約2年更新できていませんでした。
申し訳ありません。
これから頑張っていきます。
そして、改行します。(これまでの全話)


7話ー国民議会と皇帝の宣言、動乱初期

ヴィルヘルム宮殿国民議会室

 ここでは、数日前に起こったフランチェスカ王国とブラウセン帝国の軍事衝突の後首相によって議員が集められ、緊急議会が開かれる予定となっており、数百人の議員と呼ばれる人間たちが時に小声で、話をしていたのである。

 「しかし、本当ですかな。召集の伝声には我が国のお隣のフランチェスカ王国兵が南部に攻めてきたとのお話ですが。」

 「信じがたい話ではありますな。我が都市は彼らからすれば西部になる都市ですが、彼らとは貿易していたようですし・・・」

 その2人の会話を朗々と響く侍従武官の声に議員諸氏は喋るのをやめ、議会中央部にある皇帝玉座とその後ろにある扉に注目していた。

 そして、皇帝が国民議会室に入室し会議が始まった。

 まず最初の口火を切ったのはブラウセン帝国南部ハーゼンバッハ市とレーベンライヒ市に隣接するヴィースバーゲン市選出の議員であった。

 「皇帝陛下!ハーゼンバッハとレーベンライヒに隣接する我が市ではすでにフランチェスカ王国軍が攻めてくるのに帝国軍の姿が見えないと言って市民が不安を感じています。何故軍は存在するのに援軍として出されないのか。ご意見伺いたい。」

 この言葉に同じ南部地域に属する地域選出の議員は皆一様に不安そうな表情を浮かべていた。彼らは1年前に皇帝と和睦した際の軍縮小案によって皇帝が南部に不安を抱き、今回の突然の外国の進行に際し、手を個真似ていているように見えたのである。

 その議員の意見を聞いた皇帝は政府側発言台に乗り発言した。

 「ヴィースバーゲン氏並びに諸兄の出身の地域である南部に現在軍は展開している。此度の問題はフランチェスカ王国が突如侵攻してきたことにある。南部の方々が不安に思う気持ちは多分にあると思うがここは私と軍を信頼して欲しい。軍も状況を理解している。侵攻された都市にはそれぞれ1個師団が駐留していることとその後方に1個師団いることも把握している。」

 この言葉にヴィースバーゲン氏の隣にいた南部の議員はいきり立ちながら発言した。

 「ならば、何故軍は反撃しないのか。現在南部には駐屯1個連隊が各都市にあるだけで、その最高指揮権が皇帝にある以上皇帝が軍に命令して南部を防衛するのは当然ではないか!」

 勢いの余り議員席の机を幾度も叩き、机を破壊するのではないかと思われるほどであった。

 その姿に南部諸議員は全員一致と言わんばかりに発言した議員に同調していた。

 「もちろん、その備えはするべきで我が妃であるヴィルヘルミーナ・フォン・ブラウセンを総司令官にし参謀長にヴィッセンバーグ大将を据えた軍を既に南部方面に派遣している。これを5個師団で行い、更に東部から数個師団を派遣する予定である。」

 この言葉に南部議員は安堵しつつも派遣軍の総司令官が皇帝妃であることに驚きを隠せなかった。

 何故なら皇帝にまだ嫡子はない上、つい1年前に戴冠したばかりなのであるから…

 帝国の混乱は1年前の国民騒乱から更に続くのだった。

 

 

 

 

 

 




少しづつ頑張って行きます。
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