666人の転生者達   作:アロンダイト

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No.9

「【曲芸金属】か・・・」

おそらく金属を操れる能力だろう

 

分身一体で転生者の能力がわかるなら安いもんだ

 

あと最後にクトゥルフがどうのこうのと言っていた、オリジナルスキルだろうか?

 

判明した情報をノートパソコンに文章として打ち武偵高にいる分身と連絡をとる

 

「ステルス1こちらオーディン。現在情報をオクレ」

 

《こちらステルス1、現在遠山キンジの部屋にて戦闘が起こってるもよう。ガバメントに剣撃が聞こえます》

 

「了解、転生者及び地下倉庫の方は?」

 

《地下倉庫の側に何人か転生者がおります》

 

「そうか・・・そのまま監視を続けろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで始まったアドシアード

 

各種競技に転生者がおりその中から雨埼は今回も少数精鋭の部隊を編成した

 

彼らは前回突如として現れた【ノーネーム】と【破壊の使徒】の両方を警戒しなければならないため非常に綿密な計算や伏兵を設置した

 

「・・・はぁ」

雨埼が武偵高の屋上で溜め息をつく

 

転生者の雲谷咲が原作通りの通路を見張ってるので俺はここから星伽白雪を見張ってる

 

「ローズ中隊、星が動き出したぞ」

そのまま雨埼はワイヤーを駆使して屋上から飛び降りた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『for me星伽白雪、イ・ウーはお前を歓迎するぞ』

地下倉庫の火薬庫に変声機で低めの声に変わったジャンヌの声が響く

 

「デュランダル!未成年略取の容疑で逮捕する!」

キンジがバタフライナイフを構え飛びだす

 

「キンちゃん!」

 

『フンッ、武偵は超偵には勝てない』

その言葉と共に投げられる銃剣(ヤタガン)

 

「行け」

雨埼の合図と同時にクロスボウを持った武偵が矢でヤタガンを撃ち落とした

 

『なにッ!?』

 

「とうとうしっぽ見せたわね、デュランダル!逮捕よ!」

 

「アリア!それに雨埼!」

物陰から出てきたのは刀剣やクロスボウをもった生徒が何人も出てきた

 

「ようキンジ。さて、デュランダル、いやジャンヌ・ダルク30世!とっととお縄につきやがれ!」

 

「・・・フム、君もかどこかであったかな?それとも私のブログのファンか?」

素の声でジャンヌが出てきた

 

「ほぉ・・・ずいぶん思い切りがいいな」

原作とだいぶ違う。ここも神様の試練か

 

「フッ、私は変わったからな。いわばジャンヌ・ダルク30世MkⅡと言っとこう!」

そこでジャンヌが仮面ライダーのようなポーズを決める

 

凍りつく火薬庫

 

・・・なにがあった。ジャンヌよ

 

「おい、どうなってんだ?」

 

「原作より残念度が上がってるぞ」

 

「そこがまたいい・・・」

後ろでジャンヌ押しの転生者がボソボソ話す

 

「なんだか知らないが、そろそろ始めよう、戦いを、闘争を!」

ジャンヌが好戦的な笑みを浮かべ剣を抜く

 

「ここでやるのかよ・・・」

なんて危険な賭けに出たんだ・・・

 

しん、と音が消え聞こえるのはお互いの呼吸音のみが聞こえる

 

どこか遠くで、銃声が響いた

 

「行くぞぉぉぉぉぉ!!!」

すさまじい雄叫びを上げたジャンヌは剣を振り上げ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃げるんだよぉ~!」

 

 

剣を仕舞い、逃げた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「逃げんのかよぉ!!」」」」

 

 

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