666人の転生者達   作:アロンダイト

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No.11

ダァンダァンダァン!

 

デザートイーグルの50AE弾が地下倉庫の出入り口で待機していた転生者の脳天を撃ちぬいた

 

「くひひひ・・・ざぁーこぉ」

影に沈んでいく転生者にそう呟きこちらに殺気を放つ転生者達を見る

 

「なんでだよ、なんで転生者同士で争うんだ!」

相手がこちらを説得(?)を行ってくる

 

「説得するなら、手の中の暗器を捨てるんだな」

 

「ッ!!」

ガスマスク越しにもわかるぞ

 

「くたばれ【名無し】やろう!」

そいつの投げつけた三枚刃の手裏剣が俺の首めがけて飛んでくる

 

「きひひッ!」

先ほど飲み込んだ転生者のスキル【硬化】というスキルで服の下を硬化させ手裏剣を弾く

 

「しぇぇぇッ!!」

その隙に近づいたもう一人の転生者が真っ赤に光った両手剣を構えてこちらに突貫してくる

 

常人なら「なんだあの剣!光ってるぞ!」とかいってその間に斬り倒されるだろう、が転生者には効かん

 

「いくぜぇ、【刻々帝】(ザフキエル)

その言葉とともに背後に現れた黄金に輝く巨大な時計

 

マスケット銃が外れ俺の両手に収まる

 

「なんじゃありゃ!」

 

「【刻々帝】・・・ヤバい!戻れ!」

手裏剣投げた男が叫んだが、遅い

 

【七の弾】(ザイン)

黒い弾丸が発射され両手剣を持った男の剣に当たり、動きが止まった

 

「ああ、畜生!」

残った奴が小太刀を引き抜くが駆け寄るよりも早く俺のマスケットがそいつの頭を弾丸がぶち抜いた

 

「てめえええええ!!」

 

「おー怖い怖い【一の弾】(アレフ)

今度はマスケットを俺の顎に押し当て引き金を引く

 

体感速度が速まり一瞬で奴の後ろに回り込む

 

「消えッ!」

どうやらこいつは【刻々帝】を知ってるらしく素早く後ろを振り返る

 

「ばぁ!」

小太刀を引き戻すより早くまっすぐに構えられたマスケットが奴の脳髄を吹き飛ばす

 

「きひひひひ、悪・即・斬!」

死体を飲み込みポーズを決める

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一筋の光が俺の心臓を貫いた

 

「な、んだ・・と・・・」

心臓のある位置が野球ボール大に消えてる。そこだけをうまくくりぬいたように、冗談抜きでマンガのような穴が開いていた

 

「ご苦労、コマドリ」

女の声と共にソフトボールぐらいの鉄の球が中を飛んできた

 

正面と思しき所にカメラのレンズ(?)が着いた球体が二つ、飛んでいた

 

「【名無し】くんは【刻々帝】か・・・他の能力がわからなかったのは痛いなぁ・・・」

虫の息の俺を見下ろしてるのはサングラスにプロレスラーのような派手なたてがみのついたマスクを着けたやつだ、声からして女

 

だが、俺にはこの間のハイジャックの際手に入れたスキル【看破の心眼】でその少女を鑑定する

 

 

 

 

名前:二階堂 聖花

 

所有能力

 

【最先端**量産所】

 

【*を**る力】

 

【**を自在に操*力】

 

危険度:70/100

 

所属:【破壊の使徒】

 

 

 

ダメージによってところどころ歯抜けだがだいたいわかった

 

「あば、よぉ・・・【アンノウン】」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・なんでバレた?」

二階堂聖花《にかいどう きよか》が呟いた

 

彼女は設計図と材料さえあれば物理法則や科学を無視した超常兵器を産み出す力【最先端兵器量産所】という能力を持ってる

 

その過程で産み出した三次元機動立体攻撃砲台【コマドリ】は乾電池と一眼レフとパソコンからできたとは思えない出来栄えだった

 

これを作るためにハイジャック事件を無視し今回の事件に参加したのだが

 

「【名無し】・・・面白いやつだ」

血になって消えた死体を眺め手を上げる

 

物陰から出てきたのはジャンヌ萌え、もとい【破壊の使徒】の生え抜きの精鋭達

 

「殺せ」

 

悪魔が諸手を振り上げ号令を出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フランソワ・プレラティー

 

知っている人もいるだろう。一般的に彼の歴史を紐解くと彼は詐欺師と言われてる

 

あのジャンヌ・ダルクと共に戦った英雄ジル・ド・レェ男爵を騙し、錬金術に熱中させた男である

 

「なんでそんなやつといるんだよ!ジャンヌ!」

 

「こいつは強いし【調律師】だから身元も確か!そんなやつが協力してくれるならこれほど頼もしいものはない!」

なんともさばさばしたジャンヌだ

 

「チクショウめ!【影分身の術】!」

転生者の一人が360°からフランソワに襲い掛かる

 

「【曲芸金属】神楽(かぐら)!」

縦横無尽に暴れていた鉄球が一斉に停止。次の瞬間にはピアノ線のように細くなりそれにふれた分身たちは瞬く間にサイコロステーキのように寸断され煙に変わる

 

「これならだれも動けまい」

フランソワが自身にあふれた笑みを浮かべる

 

「そうだ!このワイヤーはフランソワの【曲芸金属】の中でも最高の切れ味を誇る技だ!触れるだけで骨まで斬れるしそこらの刀剣で斬ることもできん!死にたくなければ動くんじゃない!!」

 

「ジャンヌ、ひょっとして動けない?」

 

「う、動けなくはない!小粋なダンスだってもう!普通に動けません助けてください!」

剣を振り下ろした状態で止まっていた

 

「いま助けますよ。【曲芸金属】円舞!」

フランソワがMk23のマガジンを抜き銃弾を抜き取る

銃弾が宙に浮かび、フランソワの周りを飛び交う

 

「さようなら、諸君」

銃弾の弾頭が外れ弾頭が細長い針に変わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォーン!

 

 

 

 

 

塞いでいた上への扉が爆発した

 

「だれだよ!」

フランソワが攻撃する人を侵入者に変える

 

「【コマドリ】!最大防御!」

プロレスラーのような派手なマスクを被った女(?)が野球ボール大の物体から飛び出たバリアーのような物でフランソワの攻撃を防ぐ

 

「うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

さらに後ろの扉から遠山キンジと二人の武偵が銃を撃ちながら飛び出してきた

 

【伍法緋焔羽】(ごほうのひほむらばね)!」

さらに白雪が場をかき乱していく

 

「くそぉ!」

フランソワが弾の無いMk23を侵入者に投げつけ遠山達には新しいMk23で銃撃を始める

 

「【オルレアンの氷花】!」

フランソワがジャンヌの周りのワイヤーを解除したらしくジャンヌがそこらを飛び回る【コマドリ】を叩き落とす

 

「何者だ!?」

 

「サンタさんだよ!」

襲撃者の一人が日本刀を抜き放ちジャンヌと切り結ぶ

 

「ふざけたことをぬかすな!代々サンタはミニスカで赤い布地の服に見える見えないギリギリの露出過多の服装で主人公の童貞をーーー」

 

「【コマドリ】自爆特攻!」

二階堂の【コマドリ】がジャンヌに突っ込み自爆。気絶したジャンヌが吹き飛ばされた

 

「くそぉ!」

フランソワがポケットから手榴弾を取り出し放り投げる

 

「雨埼!ワイヤーはもうないわ!」

アリアがそのずば抜けた直感でフランソワの【曲芸金属】が解除されたのを見抜きフランソワに銃撃を始める

 

「野郎ども!撃ちまくれ!」

雨埼の号令と共に生き残った【平和連合】と【破壊の使徒】との銃撃戦が始まった

 

 




めんどくさくなったので次回予告は無くなりました
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