666人の転生者達   作:アロンダイト

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No.12

「秘剣!【燕返し】!」

 

「【火遁の術】!」

高速の剣技が炎とぶつかり合い他にも超人じみた攻防があちこちでかわされる

 

「あれもあんたの知り合い!?」

アリアがガバメントの弾を補充しながら雨埼に暴れまわってる【破壊の使徒】のメンバーを指し示す

 

「あいにく!知らないな!」

 

「雨埼!伏せろ!」

誰かがが武偵弾を撃ち【破壊の使徒】のメンバーを牽制する

 

「上等!こうなったら全員まとめて風穴開けて公務執行妨害で逮捕よ!」

アリアが【破壊の使徒】の一団にガバメントで牽制射撃をする

 

「狙うは神崎だ!一斉攻撃!」

二階堂の指示の元何人かが矛先を変える

 

「【原子崩し】!」

 

「【ロッソファンタズマ】!」

 

「くらえ!【蜻蛉切】!」

緑色の輝かしいレーザーが床を貫き鋭い槍の降りおろしなどをアリアはその並外れた身体能力で回避していく

 

「貰った!【雷の斧】!」

【破壊の使徒】が放った高圧電流の塊がアリアに飛ぶ

 

「うお、ヤベッ!【神砂嵐】!」

アリアの側にいた平井陽が発生させた風の暴風が地下倉庫という閉鎖空間でその圧倒的なパワーで全員の動きを止めた

 

「ぐぅおおおおお!ヤバい!これはヤバい!」

 

「キンジ!なんとかしなさい!」

 

「ムチャいうな!」

転生者である雨埼を含め全員が何かにしがみつき【神砂嵐】が終わるのを耐える

 

「全部吹き飛べぇぇぇぇぇぇ!!」

そいつは納めるどころかさらに風圧を強めた

 

「こ、このままでは・・・!」

フランソワも地面に金属の杭を打ち込み耐えていた

 

「あかん!これ以上はブッハ!」

二階堂の顔面にコンピューターの残骸が命中した

 

「平井!止めろぉ!」

 

「フハハハ!最強だ!俺は最強だぞッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒュン

 

平井の真後ろから投擲された一本の短剣が平井の胴体を貫いた

 

「え・・ゴボッ!」

剣に塗られた毒に犯され一瞬にして平井の命を奪った

 

「平井ぃ!」

【神砂嵐】が収まり雨埼が叫んだ

 

 

キー!キー!キー!

 

「なんだ!?なんだぁ!?」

通路から降って沸いてきた蝙蝠の大群が地下倉庫の中を飛び回る

 

『くひひひひひ。最強?笑わせる。俺を倒してから言いな』

蝙蝠が集まり現れたのは一人の人間

 

「【名無し】・・・」

雨埼が呟く

 

「ひっひひひひ元気かい、雨埼。さっきぶりだな【アンノウン】」

 

「・・・なぜ、生きてる?」

【コマドリ】を周囲に飛ばしこちらを警戒する

 

「ひひひ、便利な能力だろ?【黄泉還り】(ノーライフ)ていう肉片ひとかけらあれば蘇れる能力なんだぜぇ・・・」

これは嘘だ。【黄泉還り】は確かにある少女から奪った能力の中にあるがこの偽情報で奴らを混乱させるのだ

 

「やっかいな能力だな」

 

「だろ?」

 

「だがたおせねぇ訳はねぇ!」

飛びかかってきたのは晴山。【一方通行】で足元の瓦礫やスパコンの残骸を投擲してくる

 

だが【硬化】のスキルさえあれば痛くはない

 

「磁場設定!押し潰れろ!」

二階堂が俺に向けて手をかざす。すると体が重くなる

 

「なんじゃ、こりゃ・・・」

 

「かかれぇ!」

【平和連合】の何人かの武偵が剣や銃で襲い掛かる

 

「くそぉ!」

二階堂へ向けて【王の財宝】の刀剣を数本投擲。すると身体にかかっていた重圧がなくなる

 

「これでもくらいな。聖銀よ!」

すると襲いくる転生者の前に現れたルービックキューブサイズの黒い四面体

 

「弾けろ」

その瞬間。突如と現れた暗黒物質(ダークマター)が一斉に爆発。破片や爆風が何人かの転生者を切り刻んだ

 

「なんだぁ、今のは!」

 

「遠距離から攻撃するんだ!撃て撃て!」

 

「バビロン真拳奥義!【ナスカ】!」

 

「凶ツ風よ!狂え!」

 

凍て付く大地(フローズンフィールド)!」

 

「極威一刀流【ケリュケイオン】!」

あらゆる方向から飛んでくるナイフや槍、はては様々な武具を【一の弾】の加速で交わしすれ違いざまにOTS-33で転生者を撃ち殺していく

 

「また会いましょう、【名無し】さん。【曲芸金属】円舞!」

 

「全員撤退!【コマドリ】自爆特攻!」

フランソワが鉄球の嵐に紛れ消え【破壊の使徒】も犠牲を出しながらも何とか逃げ出す

 

「ふむ・・・俺もそろそろお暇するかな・・・」

死体は全て回収できたしあんまり能力をひけらかすのはよくない

 

「おいらはこの辺で、ばいばい!」

地面に煙玉を叩き付ける

 

「うわ!くそっ!」

 

「毒ガスかもしれん!吸うな!」

 

「キンちゃん!大丈夫!?」

 

「バカキンジ!あんたなにイチャイチャしてるのよ!風穴!」

 

「なにもしてない!してないから!」

数発銃声が響き煙が晴れた

 

「逃げられたか・・・」

雨埼が悔しそうに呟く

 

「そう気を落とすな雨埼。しかし、なんで奴はここに来たんだ?」

晴山が呟く

 

「確かに・・・」

 

「おい!死体がないぞ!」

 

「【破壊の使徒】の死体もない!誰かが持ち去ったんだ!」

他の何人かがそう叫ぶ

 

「死体?」

 

「【名無し】は死体が目当てなのか?」

 

「ハイジャックでも死体は出なかったしな」

 

「・・・情報科の連中に土産が出来たな」

 

「ああ、かなり高くついたがな」

 

【平和連合】は14人の犠牲を出しながらもなんとか刹那を追い返したのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに地下倉庫の隅で打ち捨てられていたジャンヌが逮捕されたのをここに追記しておく




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