666人の転生者達   作:アロンダイト

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No.7

「くたばれぇ!!」

M49が連発され俺の脚や肩に着弾。血飛沫が広がる

 

「・・・痛いなぁ」

空のショットシェルをジャキン!と排出し晴山に撃つ

 

「無駄無駄」

蚊を追い払うように手を振るとショットシェルが次々壁にめり込む

 

ダブルオーバック弾みたいな細かい散弾も何とか弾かれてしまう

 

「俺には銃は効かないって。無駄な努力乙」

そこで弾が切れた

 

「お前、ステルスか?」

 

「そうだけど?」

なんてドヤ顔だ。腹立つ

 

「じゃあ、こいつはどうだ!」

スーツの内側からマイクロUZIを取り出しフルオートで撃つ

 

だがそれらはの銃弾は全て火花と共に潰れてしまう

 

「散弾より方向が予測できて楽だな」

一方の晴山はすまし顔だ

 

「重力系か・・・」

 

「うーん、40点。俺はそんなチャチャな能力じゃない」

そこで奴はわざとらしく頭を下げる

 

「俺の名は晴山恭介。二つ名は【ルート変更】だ」

 

「ルート変更・・・」

だいたいわかった。奴の能力が

 

おそらくあれは【一方通行】(アクセラレーター)の類だろう

だったら銃弾や荷電粒子砲は効かないだろう

 

「えい」

次に投げたのはMk3A3手榴弾だ

 

「ふん!」

かざした手をグッと握ると手榴弾が潰れ小規模の爆発を起こした

 

「残念・・・」

 

「おいおい、マジかよ・・・」

あの潰れ方はヤバい。手榴弾位の爆風なんかも抑え込めるのだ。奴が殺人OKなら速攻心臓握り潰されてるだろう

 

「俺のステルスはG45だ。逃げるんなら、今だぜぇ・・・」

奴のにやけた笑い。完全こっちをなめきってる

 

奴はこの世界観に酔ってる。だから奴はさっきペラペラおしゃべりしてきたのだ

 

「そうか・・・じゃあ、これならどうだ?」

リロードしたUZIを理子と戦ってるアリアとキンジに向ける

 

「しまッ!」

 

バラララララララララ!!

 

銃弾が放たれ雨埼やキンジにはなぜか《・・・》当たらず全弾アリアに飛んでいく

 

これは今まで喰ってきた転生者の持っていた【百発百中】(ロックオン)という能力で銃弾や投擲物が狙った人間だけに飛んでいく能力だ

 

だがアリアは素早いバックステップで弾丸をかわした、が

 

「アリアぁあああ!」

理子のP99がアリアの防弾制服に9mmパラべラムを見舞った

 

「ぐぅ、がぁあ!」

血を吐きながら倒れるアリア

 

「アリアぁぁぁああああああ!!!」

キンジが叫ぶ

 

「は、アハハハハハハ!!やった!勝てる!ついにアリアに勝てる!」

大笑いする理子

 

「このやろぉ!」

雨埼が小太刀を抜いてこちらに駆け寄ってくる

 

「させねぇよ」

UZIを構え雨埼にロックオンする

 

「極威一刀流!【イージス】!」

小太刀をバトンのように回転させUZIの弾丸を輪切りにしていく

 

「くそぉ!」

弾の切れたUZIをぶんなげる

 

それを切り裂いた雨埼、見えたのは同じく輪切りにされたM61レモンだ

 

「やば!」

レモンからこぼれた火薬が小太刀とUZIの破片の接触による火花に引火。爆発した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・い。へい、起きろ。理子」

 

「う、ぐぅぅ・・・」

目を開けるとまず映ったのはガスマスクだった

 

「て、てめぇ・・・あと、ちょっとだったのに・・・」

バーは手榴弾の爆発でめちゃくちゃだった

 

「盗聴器も全部パーだな」

残骸を回収し立ち上がる

 

「さっきの爆発で晴山は重傷、仲間をかばって指を何本か落としていった。アリア、キンジ、雨埼は切り傷くらいだ」

 

「よけいな・・・お世話だ!」

理子の髪がうねうね動いてる

 

「ちなみに。髪の毛動かしたら、丸坊主にするぞ」

 

「・・・・・チッ!」

髪の動きが止まった

 

「まぁ、なんだ。手榴弾のことは悪かった。ごめん」

ガスマスクとブニーハットを取り頭を下げる

 

一度本当の俺に戻ってたから顔が割れるかも知れないがそれくらい構わん

 

「・・・・・フンッ!別に、赦したわけじゃないからね!」

 

「見事なツンデレ、ありがとうございます!」

 

蹴られた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「予想外だったな、晴山」

キンジがアリアと作戦を練ってる横で晴山が自身のステルス【時よ止まれ】という治癒術で出血を止めている

左手の小指と薬指が千切れてその出血を止めてる

 

「ああ、なんなんだ、あいつ・・・」

 

「最後の最後に手榴弾を瞬間移動させやがった・・・転生者の可能性がある」

 

「もしくは神様の試練、か・・・」

治癒を終え包帯を巻く

 

「その可能性は高い、が俺はそれ以上に生きていたい」

そりゃ指が吹き飛んだんだ。怖くなるのも無理はない

 

「わかった。部屋まで送るよ。キンジ後頼めるか?」

 

「大丈夫だ」

ヒステリアモードの入ったキンジがそう返してくる

 

「いや一人で大丈夫だ」

 

「他の連中が全員全滅してるんだ。無理言うな」

実質、あれだけ原作に関わるチャンスの戦闘が起こったのに一人も顔を出さないし、何よりA班も連絡が取れないしバーにいた痕跡すらなかった、死んでどこかに隠されたんだろう

 

「ここでお前を失う訳にはいかん。今度はおれが助ける番だ」

さっきの爆発、晴山は【一方通行】で爆風をそらして雨埼を護ったのだ

 

「・・・わかった、じゃあ護ってもらおうかな」

 

「ああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・そろそろ、か」

懐中時計の蓋を閉じバーにあったワイン、ロマネコンティを飲み干す

 

すると髪が短くなった理子がやってきた

 

「おう、やっといてやったぞ」

壁に仕掛けられたワイヤー状のテルミットを指さす

 

「おまえ本当になんなんだ・・・」

 

「おれもそこから出るから、つーことで、よろしく」

起爆装置を渡しカウンターに身を潜ませる

 

しばらくするとキンジがやってきた

 

「理子、今度こそ逮捕だ」

 

「・・・ねえ、キーくん、イ・ウーにこない?」

 

「あいにく犯罪者にはならん」

原作通り話していきやがて理子が爆弾を起爆した

 

テルミットが壁を焼き切り部屋の中のものが外に吸い取られる

 

「理子!」

 

「じゃあねー、ばいばいきーん」

理子が飛び降り続いて俺がカウンターから外に飛び出る

 

理子お手製のパラシュートが開く中俺は第二次大戦時のT-5パラシュートを開く

 

ライザー(パラシュートのコンテナとパラシュート本体をつなぐ部分)を引っ張って東京湾に着水。そのまま遠泳を始め家にたどり着く

 

「あー、きつかった!寝る!」

着替えてシャワーあびて俺はベットに寝ころんだ

 

 






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