長く投稿していなかったこと、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
久々の投稿ですので文章がちゃんとできているか不安ですが、楽しんで頂ければ幸いです。
【キャパシティ・エクステンション】【ウエイト・オリヴィエイション】
この二つの魔法は鞄や袋の容量を倍増させてくれる魔法と重さを軽減する魔法だ。
こうしておけば長時間潜る事も出来るし、魔石やドロップアイテムで
そう言った準備も終えて
そんな不可解な事に疑問に思いながらもギルドにへと向かうのだった。
ギルドに着くと、エイナさんが真剣な表情をして書類整理をしていて声を掛けるのは悪いと思い、先にダンジョンへ赴く事にした。
ダンジョンにやって来ると、僕は魔石やドロップアイテムを回収しながら上層から中層にへと降りて行く。
その際、バックパックを確認したらまだ四分の一も満たしていなかったし、重さも全く感じない。
これは良い魔法だなと思いながら中層の道を進んで行き、
ここには冒険者の
「ここが十九階層か・・・。」
十九階層から二十四階層の層域は『大樹の迷宮』
僕は目の前に広がる自然の光景に感嘆の声を漏らしながら階層の中へと足を踏み入れていく。
すると、歓迎するかのようにソードスタッグが一匹突っ込んで来る。
対して僕は突っ込んで来るソードスタッグの角を掴むと、持ち上げてから地面へと叩きつけると魔石とソードスタッグの角へと姿を変えるのだった。
それをバックパックに入れてすぐに先へと進んでいくと、ダーク・ファンガスが毒胞子を僕に向かってばら撒いて来るが、邪龍の【ステイタス】のおかげで規格外の
毒が効いていない事に驚くダーク・ファンガスを尻目に僕は蹴りを叩き込み、魔石に変えて回収する。
次々と襲い掛かってくるモンスターの魔石やドロップアイテムを集めながら下の階層にへと進んで行き、中層の最下層である二十四階層に辿り着いた。
そのまま歩みを進めていると、通路から
そこで僕はナァーザさんから前に教えて貰った事を思い出した、
その事を思い出した僕は早速採取に取り掛かろうとすると、ホブゴブリンの大群が現れて僕の事を取り囲んでくるけどそんなのは通用しない。
襲い掛かってくるホブゴブリン達を拳と蹴りを駆使して魔石やホブゴブリンの牙などのドロップアイテムへと変えて行く。
ホブゴブリン全てを倒し終えると、再度
「これだけあればナァーザさんとミアハ様、喜んでくれるかな?」
大量の
しばらく進んでいくと、そこには赤や青などの美しい宝石の実が生っている宝石樹を見つけた僕は早速採取していこうと近付いて行くと、そこに現れたのが緑の鱗を持つ
「グオオオォォォォォッ!!」
雄叫びを上げる
それをバックパックに収納してから宝石樹の実を採取した所でようやくバックパックが一杯になった所で僕は地上に戻る事にした。
地上に戻ってくると、巨大な檻が目に入って来る。
しかも、その檻の中に入っているのはモンスターだ。
何故、ダンジョンからモンスターを連れ出しているのかと思ったが、僕はまず集めた魔石やドロップアイテムを換金する事にした。
今日集めた魔石とドロップアイテムで57500000ヴァリスを稼ぎ出し、それをバックパックへと入れてからエイナさんの元へと向かおうとしたけど、仕事の最中だったため僕は声を掛けるのを止めて
「神様、どこか出かけられるんですか?」
「あっ、ベル君おかえり。そうだよ、今日は【ガネーシャ・ファミリア】の
「そうだったんですか。でも、なんでこんな時期に?」
僕がそうやって疑問を投げかけると、神様はこう言って来る。
「あぁ、ベル君は知らなかったね。」
そう言って神様は僕に説明をしてくれた。
「へぇ、そんな祭りがあるんですか。」
「中々に面白そうなお祭りだろ、ベル君も三日後の祭りの日はダンジョンも休息日にして参加しなよ。きっと楽しいよ!!」
笑顔でそう言って来る神様に僕はこう言った。
「そうですね、明日は【ゴブニュ・ファミリア】へ建築の依頼をしようと思っていたので休息日にする予定だったので。」
「【ゴブニュ・ファミリア】に建築の依頼ってお金はどうするんだい!?」
僕の話を聞いて驚きの表情を浮かべながらそう言って来る神様に対してこう説明をする。
「実は今日の探索で57500000ヴァリスほど稼いできたのでこれを機に改築をしようと思いまして。」
「57500000ヴァリス!?」
今日稼いできた金額を聞いて固まってしまう神様。
「神様、改築しても構いませんか?」
「ウン、モチロン構ワナイヨ。」
「なんか、片言ですけど大丈夫ですか!?」
あまりの巨額に思わず片言になってしまった神様、しかも目が死んでいるようにも見えてしょうがないのは気のせいだろうか・・・。
「とにかく、ボクは今から出掛けてくるからベル君も外食して来ていいんだぜ。」
「ちょっと待って下さい、神様。」
そう言って
「何だい、ベル君。」
「
呼び止められた神様は僕の事を不思議そうに見て来るのに対してこう言うと、神様は諦めに近い表情でこう言って来る。
「うーん、そうなんだけどね。お金が無いから・・・。」
じゃらっ!!
硬貨の擦れる音と共に僕は金の入った袋を神様の前に出す。
「お金ならここにあるじゃないですか。」
「それは改築費の必要なお金だろ、そんな大事なお金使えないよ!!」
僕がそう言うと、神様はそう言って反論をしてくる。
「いえ、改築費ならまた僕がダンジョンで稼いで来ればいいんですからドレスを買いに行きましょう。」
「しかしだね、ベル君・・・。」
「行きましょうか、神様。」
「はい。」
僕は神様を押し切ってドレスを買いに行き、蒼を基調としたドレスに
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