地上に戻って来ると、僕は
「エイナさん、ちょっと良いですか?」
「ベル君、じゃあ講習室で待ってて貰えるかな?」
「解りました」
そうして、講習室で待つこと十分。
エイナさんが紙の束を持ってやってくる。
「ごめんベル君、本当ならちゃんと話を聞きたいんだけどさっき・・・もしかしてだけどなにかした?」
エイナさんが何かを言おうとした時何かを察して問いかけてくる。
「あっ、血を垂らしたら階層主と謎の骨のモンスターが出てきました」
やっぱりかーと言うように顔を覆うエイナさん。
「ベル君、今後はそういうことは控えてね。私の仕事も増えちゃうから」
「あっ、はい、すみません」
疲れた顔を見せるエイナさんの言葉に僕は謝るしかなかった。
「それで今日はどうしたの?」
「えっと、
「あっ、うん、そっか。おめでとうベルくん」
担当冒険者の
「まぁ、事情知ってるとそんな反応になりますよね」
「うん・・・」
僕の言葉にエイナさんは同意する。
「それじゃあ僕はこれで・・・」
「待って、ベル君」
「どうしましたエイナさん?」
報告を終え換金に向かおうとした時、エイナさんが呼び止める。
「血を垂らした場所は何処かな?」
「二十五階層です」
「つまり、
「えぇ」
「謎の骨のモンスターの事もあるけど、アンフィス・バエナの魔石と素材は出さないほうがいいよ」
「あー、混乱が起きるからですか?」
「うん、そう。それに今はアンフィス・バエナは【ロキ・ファミリア】の遠征の際に討伐されれているから
「解りました」
僕はエイナさんの忠告通りにアンフィス・バエナの魔石と素材以外を換金し
その道中、背後に何者かの気配を感じ威圧する。
「誰だ」
『・・・・・・済まないが、このまま話をさせて貰う。今回の一件で出現した
「何故だ」
『あれは厄災そのものだ、安易に触れていいものではない』
「すまんがお前が接触してくる前に担当アドバイザーに報告をしているが・・・それでもいいのか?」
『それに関しては神ウラノスが対処してくれている』
「なるほど、それで見返りは?」
『
「・・・・・・・・・良いだろう」
『ありがとう、感謝するよ』
そう言って気配が消えた、おそらく移動したのだろう。
「帰ろう」
今日は色々あった、だから早く休みたかった。
一日の最後に僕は神様に【ステイタス】の後進をお願いした。
「あっ、ベル君
「そうですか・・・」
「なんか、雑だ!?」
本当に疲れた・・・。