最初の怒られるから8年経った。
もう8年だよ。
小学校二年生だよ。
でも、ここには小学校の代わりにトレーナーズスクールというのがある。
でも、俺は行ってないよ。
だって面倒だもん。
「ユウトさん、おはよう御座います。」
「おはようグーラさん。」
8年前から姿が変わらずのグーラさんが部屋に入ってきた。
「本日はどうされますか?」
「うーん、ちょっと散歩に行ってみようと思うよ。」
「そうですか。私もついて行きます。」
「分かった。すぐに行こう。」
「分かりました。」
グーラさんは部屋を出て行った。
準備をするんだろうな。
俺も外出の服に着替ええて、下に降りた。
「ユウトちゃんおはよう。」
「母さんおはよう。ちょっと散歩に行ってくるよ。」
「そう? 1人で行くの?」
「グーラさんと行くよ。」
「なら安心ね。気をつけて行ってらっしゃい。」
「分かったよ。」
「ユウトさんお待たせしました。」
「待ってないよ。じゃ、行こうか。」
俺とグーラさんは外に出た。
外に出たら、目の前には銀色の髪をした女性がいた。
「「え?」」
びっくりするよ!
いきなり扉を開けたら、目の前に人がいるんだよ!
「この家に何かご用ですか?」
流石のグーラさん!
俺が一番聞きたいことを聞いてくれた!
「あら、ごめんなさいね。この子が懐かしい匂いがするっていうから立ち寄ったのよ。」
「懐かしいですか?」
「そうよ。不審に思ったのならごめんなさいね。」
その女性の後ろから背中に悪魔のような翼があり、尻尾も同じで悪魔のような尻尾がある少女がいた。
ただ、その尻尾は先端は尖っているが、先端より前の所が丸くなっている。
どっかで見たことあるんだよな。
「この子はかなりの人見知りでね、あの時は本当に大変だったわ。」
「ぎ、ギンノ! そ、それは言わない約束じゃなかったの?」
へ?
いま、ギンノって言ったか?
つまりは、そこにいるのはオルディナじゃない。
進化したオルマリアだ。
尻尾があるのが何よりの証拠だ。
そして、オルマリアは俺が一番気に入っていたポケモンで、オールラウンダーとしてパーティーの要だった。
そして、付けた名前は………
「も、もしかして『ティア』?」
その言葉にギンノさんとグーラさんは目を見開く。
その瞬間、その少女は肩を震わせてビクッとした。
「え? ほ、本当に主人?」
「久しぶりティア。」
「ご、ご主人!! うわーーーーん!! どこ言ってたのよ!」
ティアは俺に抱きつき泣き出した。
「ティア、ごめんよ。」
「寂しかった! 辛かった! 悲しかった! いきなり居なくならないでよ!」
この子は酷い人体実験によって変えられてしまった少女なのだ。
いいように利用され、道具としてしか見られず、凄く辛かったはず。
「これからは一緒だよ。」
「分かってる。」
「離れないよね?」
「当たり前だ。」
「じゃあ許す。」
ティアはさらに強く抱きついてくる。
「オルマリアがここまで懐くなんてね。」
「私も驚きですよ。」
2人とも尊敬の眼差しを送らんで下さいよ。
「ユウトさん、その子は?」
「この子はポケモンのオルマリアのティアだよ。詳しくは話せないけど、とても大切な子だよ。」
「そうですか。」
グーラさんは親指を噛む仕草をした。
8年間も一緒だったから分かるけど、あの仕草は悔しがってる時の仕草だ。
何処に悔しがる要素があったんだ?
「ユウトくんでいいのかしら?」
「そうですけど……。」
「その子を宜しくね。」
「分かりました。いつかは『銀色の魔女』と対戦して見たいですから。」
その言葉に一瞬固まるギンノさん。
その言葉に耳をピクピクさせてるグーラさん。
中々可愛いです。
「何処で知ったのかしら?」
「噂で聞きました。シロナさんとの対決は有名ですからね。」
「そう。ふふっ、私も楽しみにしてるわ。」
そう言ってギンノさんは去っていった。
「散歩する気なくなった。」
「そうですね。家から一歩しか出てませんが戻りますか?」
「うん、そうする。」
俺とティア、グーラさんは家の中に入った。
2人目はオルマリアでした。
ギンノさんは後から出すかもしれないです