ポケットモンスター〜擬人化〜   作:ユウ0725

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第4話

早いけど旅に出ようかなと思う。

 

「母さん、話があるんだけど………いいかな?」

 

「あら、いいわよ。どうしたのかしら?」

 

「旅に出たいんだ。」

 

「そう、行ってらっしゃい。」

 

へ?

 

それだけ?

 

「それだけって顔をしてるわね。理由はね、可愛い子には旅をさせろよ。せっかく、可愛いティアちゃんもいるんだし、何よりも、様々な所に行って、色々知って欲しいしね。」

 

そこまで考えてくれてたのか。

 

いい母さんだよ。

 

「明日には出ようと思うんだけど………。」

 

母さんは快く承諾してくれた。

 

一番大変と思っていた母さんの説得はすぐに終わったので、次はティアとグーラさんのところに行く。

 

多分部屋にいると思うから尋ねてみる。

 

「ティア、グーラさんいる?」

 

『ユウトさんですか。空いてますのでどうぞお入りください。』

 

俺はグーラさんの部屋に入る。

 

そこにはティアもいた。

 

「2人とも話があるんだけど………。」

 

「た、旅に出たいんですか?」

 

言おうとした事をティアが言い当てる。

 

グーラさんは目を見開いた。

 

「そうなんだ。早いとは思うけど、色々見て回りたいんだ。母さんからは許可は貰った。2人の意見を聞きたいんだ。」

 

「わ、私はもちろん、つ、付いて行きます。」

 

ティアはそうだよな。

 

問題はグーラさんだ。

 

「………少々お待ちください。」

 

グーラさんは部屋を出て行った。

 

取り残された俺とティアは顔を見合わせる。

 

「グーラさんどうしたんだろう?」

 

「わ、私にも分かりません。」

 

俺とティアは首をかしげる。

 

 

ガチャ

 

 

「お待たせしました。私も同行します。」

 

意外な発言に俺は驚く。

 

「グーラさん大丈夫なの?」

 

「問題ありません。あの時のような失態は犯しませんので。」

 

あの時とはスピアーに襲われた時のことだろう。

 

「分かった。明日には出発するから、準備しといてね。」

 

「わ、分かった。」

 

「畏まりました。」

 

俺はグーラさんの部屋を出た。

 

そして、自室に戻る。

 

だけど、自室に戻ってみて違和感を感じた。

 

何かがおかしい。

 

そう、何かおかしいんだけど、それが分からない。

 

まるで、深い闇………いや、深淵を見せられてるような感じだ。

 

ん?

 

待てよ、深淵?

 

それだと俺は発狂してるはずじゃないのか?

 

あの作品の様にダイゴやミクリのようになるはずじゃないのか?

 

それだとしたら、俺に向けずに周りに干渉してるのかもしれない。

 

「はぁ、出てこいよ。………メア。」

 

呼んだ瞬間にその違和感が霧散する。

 

「………やっと気付いた。」

 

額には赤いツノ、目と鼻を覆うマスク、紫色の髪、RPGの魔王のような服装、そして口数が少ない。

 

「………マスター、見つけた。やっと会えた。」

 

それだけ言うと、メアは抱きつく。

 

何だろう?

 

俺の育てたポケモンは抱きつき癖があるのか?

 

「………私も行く。」

 

言うと思ったよ。

 

「明日出発だから、明日家の前に来てね。」

 

「…………ん、りょ。」

 

それだけ言うとメアの姿が霞んでいき消えた。

 

「まさか、3匹と会ってしまうなんてね。」

 

オルマリアのティア

 

アスフィアのフィア

 

ネメアのメア

 

2匹は同行してくれるみたいだけど、フィアはついて来てくれない。

 

理由は、4歳の時にグーラさんがスピアーに襲われた時、助けて貰ったけど、当時はまだ思い出してない状態だったから、フィアが誰か分からなかった。

 

それを伝えるとフィアは怒ってどっかに行ってしまった。

 

それ以降会えてない。

 

「さて、準備するか。」

 

俺はタンスや引き出しから必要なものを取り出して、バックに入れていった。

 

 




大まかな設定です。

オルマリア(ティア)
・性格 おくびょう
・特性 ふゆう

アスフィア(フィア)
・性格 いじっぱり
・特性 ふしぎなうろこ

ネメア(メア)
・性格 しんちょう
・特性 プレッシャー

グラエナ(グーラ)
・性格 まじめ
・特性 いかく

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