何故だ。何故吉井みたいな優しい奴がこんなことに
ならなければ、いけないんだ。
俺は教師として、こいつを守ると決めたじゃないか
くっ俺は教師失格だな……
「西村先生、退いてください。明久君には
お仕置きが必要なんです。」
「そうです。西村先生、退いてください。」
こいつらは……一体どんな権限で
吉井にお仕置きだと言ってるだ?
「姫路、島田!お前達は何を考えてる!
どんな理由をもって吉井にお仕置きだと
言ってるんだ?」
「そ、それは、アキが女子風呂に盗撮カメラを
つけたからです。」
「そうです。西村先生」
こいつらは何を言ってるだ?
盗撮カメラ?
「ほぉ。なら吉井がやったって証拠があるんだな?
言ってみろ?」
「そ、それは、アキがうちの裸が見たいのと
土屋が盗撮常習犯だからです。」
「そうです。私達は悪くありません」
こいつらは……何を言ってるんだ?
島田の裸が見たい?土屋が盗撮常習犯だから?
そんなの証拠にはならん
「そんな物は証拠にならん!それにな、島田
お前の裸が見たい?吉井がそんなことを思ってる訳が
無いだろうが!」
「そ、そんなことありません……」
「そうか。そこまで言うなら、俺が盗撮カメラの犯人を
教えてやろうか………
小山入ってこい。」
「小山さん!?」
二人は驚いた……何故なら小山は明久に恨みがあるはずだからだ
「ごめんなさいね姫路さん、島田さん。
でも私は貴女達がやってることがどうしても許せないの。
それにね、私は貴女達の部屋に盗聴機を設置して
貴女達の会話を聞いていたわ。
そして決定的なのは、貴女達が設置した盗撮カメラよ
貴女達は気づかなかったでしょうね。
お風呂場に盗撮カメラが二つしてあったことを
そして片方は私が設置したの、貴女達から吉井君達を
守るためにね。」
「そ、そんなの嘘だわ!皆でうちらをはめようとしてるんでしょ!」
「そうです。私達は悪くありません。悪いのは明久君達です。」
「まだ言うかぁぁぁ貴様らわ!いい加減にしろ!
こいつらはバカだが、人道を外れるような事は絶対に
しない!!」
鉄人が怒鳴り込んだら彼女達は黙り混んだ
「そして、貴様らは自分達が悪くなると
すぐに黙る!罪のない人間を痛め付けようとする!
お前達はどこまで外道なんだぁぁぁ!」
鉄人は耐えれなかった。優しい奴が壊されそうになるのが
彼にとって明久は子供みたいなものだったからだ
鉄人の声が廊下に響いたその頃、優子達も部屋に
戻っていた
「今の声は西村先生?私たちの部屋からだわ。
何かあったのかしら?」
「そうだね~僕も気になるよ。」
「……急いで行く」
彼女達は急いでの明久が居る部屋に行った
だがしかし、その光景を見た優子達は
「明久、明久!どうしたの?目を開けてよ!」
優子は泣いていた
「……雄二、なんで?なんで?」
翔子はパニックにはなりかけていた
「ムッツリーニ君、みんな。どうして君たちがこんな目に合うんだ。」
愛子は怒っていた
「すまない。木下、工藤、霧島、俺がもう少し早く駆けつけていれば
だが不幸中の幸いか吉井達に怪我は無いが……精神的にはヤバイかもしれない」
そう言った鉄人の言葉は今の優子達には重すぎた
精神的にヤバイなんて考えられなかったからだ
今回はここまで。