ポケットモンスター let's goリーリエ!   作:アニポケ大好き主

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初めての投稿であります。
それでは どうぞ!


第一章
第一話 新たな物語


新たな一日を告げるかのようにゆっくりと朝日が昇る。

それと同時に一人の少女が海を眺めていた。白を基準としたシャツとスカート。腰まで長くのばした金髪をポニーテールに纏めた少女はゆっくりと照らされた朝日の光を浴びていた。船は故郷であるアローラ地方を離れ、まもなくカントー地方へ上陸しようとしている。

 

「お嬢様! その格好ですと肌寒いですぞ。まだ早朝まもないのでありますから」

 

ロフトから一人の使用人が慌てて上着を持ち、あがってきた。

 

「大丈夫ですわ。ジェームズ! このぐらいなんともありません。

ちょうど太陽の光が当たって暖かいですもの」

 

そう彼女はガッツポーズを取りながら笑顔でかえした。

 

「ジェームズ。お母様の具合はどうでしたか」

「御安心を、これといってなんの異変もありません」

「そうですか。 よかった」

「カントー地方へ上陸しましたら、すぐに車を手配します。手配次第マサキ様の元へすぐに向かいましょう」

「はい!」

 

そう少女がカントー地方へやってきた理由はウルトラビーストの神経毒によって衰弱された母を助けるためである。

完全に回復するまでにいたらないため、過去にポケモンと融合してしまった前例があるマサキという人物を訪ねれば何か分かるかもしれない。そのため彼女は使用人のジェームズと一緒にカントー地方へとやってきたのである。

 

「これで奥様の体調がよくなればいいのですが...」

「大丈夫よジェームズ。きっとよくなるわよ。絶対に」

「そうですな。そうでございますな!」

お嬢様を慰めるべきが逆に慰められてしまった。トレーナーズスクールやエーテル財団の事件を通して頼もしくなられた姿をみて、ジェームズは少女の成長を改めて感じた。

 

 

【ピンポンパンポーン】

 

その直後、アナウンスが鳴り響いた。上空ではキャモメの群れが船と同じ進行方向に飛んでいた。その先に見えてきたのは

 

【御来場のみなさま、長旅お疲れ様でした。まもなくカントー地方へ上陸いたします。お忘れ物なき様、ご上陸の準備をお願いいたします。】

見えてきたカントー地方。ジェームズは一足さきに上陸準備のためロフトへと戻って行った。

 

「あれがカントー地方。」

 

すると少女は一つのモンスターボールを取り出し、その開閉スイッチを開いた。中から出てきたのはトレーナーズ・スクールで卵から孵化させ大切に育ててきたポケモン。アローラ地方の環境の変化で氷タイプに分類されたポケモンロコンであった。少女はロコンを抱え、もうすぐあの地に足を踏み入れようとなるカントー地方を見つめた。

 

「ロコン。あそこに見えますのがカントー地方。サトシとピカチュウの故郷です。」

 

波風にあたりながらロコンも少女と同じようにカントー地方を見つめた。少女の名前はリーリエ。新たな大地 新たな出会い それと同時に少女の新たな物語も始まろうとしていた。

 




いかがだったでしょうか。更新のほうは不定期であります。
よろしくお願いします。
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