ポケットモンスター let's goリーリエ!   作:アニポケ大好き主

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 最近バトルの回が続いていたので、今回はその箸休めです
それではどうぞ





 アローラ!今回のポケ問題はカキが出題するぞ!
今回のポケ問題はこれだ!

Q 旅の途中で俺たちに向かって突進してきたポケモンは?

A ドンファン B ケンタロス C バッファロン D グランブル

答えはお話の最後にだ


第三十四話 育て屋の少女

 次のジムがあるタマムシティを目指すリーリエ達。その途中で大きな地響きがリーリエ達を襲った。次第に此方に近づいてくると察したリーリエ達は慌てて辺りを見渡し始めてみると、こっちに向かって突進してくるの一つ大きな影が見えてきた。

 

???「誰か!止めてくれ!!!」

 

 さらにその影を追いかける人物もリーリエ達に向かって走ってくる。その慌てた様子からリーリエ達はそのポケモンが何かしらの理由で混乱しているのだと把握した。

 そしてリーリエ達に向かってくるそのポケモンとは…

 

サトシ「ケンタロスだ!」

 

マオ「こっちに来る!」

 

 暴れ牛ポケモンのケンタロスだった。鬼の形相な顔で突然に迫ってきたためにリーリエ達は反射的に避けてしまった。ケンタロスは此方を見向きもせずにそのまま走り去って行く。その後を追うケンタロスのトレーナーは体力が持たずそのまま膝をついてしまった。

 

スイレン「大丈夫ですか!」

 

カキ「しっかりして下さい!」

 

???「大丈夫だ!それよりもケンタロスが!」

 

 自分のトレーナーの事を構わずに走り進んで行くケンタロス。このままにしておけばここを通る人達や野生のポケモン。さらにはケンタロス自身にとっても大きな被害が出てしまう。こうなってしまった事情を聞く前にリーリエはケンタロスを止めにかかった。

 

リーリエ「キモリ!ケンタロスを止めて下さい!」

 

キモリ「キャモ‼︎」

 

 モンスターボールから出てきたキモリは木々をつたってケンタロスを追いかけて行った。忍者のように軽やかに走り進んでいくキモリはあっという間にケンタロスに追いつく事ができた。

 しかし、問題となるのはどうやって止めるかだった。自分の手持ちの中で最も足の速いキモリを出したのだが、カントー地方のポケモンの中でも最大の攻撃力を誇るケンタロスとの力の差は歴然でもあった。そう考えているとキモリは右掌をケンタロスに向けるとそこから常盤色のような濃い緑色をした靄を放つと向かってくるケンタロスを一瞬のうちに包み込ませた。

 

ケンタロス「モォ…モォウ…」

 

 キモリの技に捕まったケンタロスは一気に疲れ始めるとその場で眠るように静止し始めた。

 

マーマネ「ケンタロスの動きが止まった」

 

サトシ「あの技は⁉︎」

 

ロトム『あれは相手の体力を吸い取る技【ギガドレイン】ロト‼︎』

 

リーリエ「キモリ…貴方はまた新しい技を…」

 

 咄嗟に出たキモリの新しい技【ギガドレイン】により大人しくなったケンタロスを見た一同は急いでケンタロスの元へと向かった。

体力を吸い取る技であるが、キモリが威力を最小限に押さえてくれた事もあってケンタロスは特に目立った外傷が無く済むことが出来た。

 

ボーム「ケンタロスを止めてくれてありがとう。私はこの辺りで育て屋をしているボームと申します」

 

 ボームによると買い出しの帰り道で鋭利な棘が並ぶ木の枝を危うく踏んでしまった事で驚いてしまったと言う。我を返したケンタロスも恥ずかしそうにしながら反省をしていた。

 ボームはこの町外れで育て屋を経営していた。育て屋は主に都合により暫くの間、代わりにポケモン達の面倒を見て欲しいというお客様の代わりに預かってお世話する事が主体となっている仕事である。また、それだけでなくポケモンの卵の世話もしていると聞くとリーリエ達は興味を持ち始めた。

 

ボーム「もし興味があるのでしたら、見学に来ませんか?」

 

サトシ「えっ!」

 

スイレン「いいんですか!」

 

ボーム「ケンタロスを助けてくれたお礼ですよ」

 

 ポケモンの卵の話題になり目を輝かせながら話すリーリエ達を見てボームは自分が経営している育て屋にリーリエ達を招待した。勿論、全員一致でリーリエ達は言葉に甘えてお邪魔させて貰うことになった。

 

 

 

 

 

 

 

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 並木が並ぶ林のトンネルを抜けると、ここを訪れた人を歓迎するかのように一面に咲いている花畑の道が続いていた。そしてその先にある一軒家こそが育て屋を経営しているボームの家である。

 家の周辺ではカントーのみならず様々な地方のポケモン達が楽しそうに穏やかに過ごしていた。

 

リーリエ「あの…ここのポケモン達はボームさんお一人でお世話をしているのですか?」

 

ボーム「私だけじゃなく家内や娘も一緒さぁ。確かに大変そうに見えるが何よりも私はポケモン達を育てあげる事に生きがいを持っているしこの職に誇りを持っている。不思議と辛いという感情は今までに思った事はないのですよ」

 

カキ「えぇ、ポケモン達も生き生きと過ごされている。うちの実家は育て屋ではなく牧場を経営しているのですが、ポケモンのお世話をするという同じ職務についている自分としては感心するばかりです」

 

 そう和かに話すボームを見て一番に感銘を受けたのはカキだった。カキの言った通りポケモン達はストレスもなく自由気ままに過ごしている。町外れに建てたのも自然豊かな環境の中で伸び伸びと自然に育ってもらいたいがためとボームは口にしていた。

 

ボーム「妻のエミリーだ」

 

エミリー「こんにちは。どうぞ中へ」

 

 金髪の綺麗なセミロングヘアーをした女性は年下のリーリエ達に対しても深々とお辞儀をすると中へと招き入れてくれた。エミリーは見るからにして二十歳後半の女性のようでボームとは十歳以上も年が離れていた。髭を生やした中年親父のような風貌のボームの奥さんであると紹介された時は嘘だと一瞬頭を過ぎってしまったのは言わないでおこう…

 暫く庭で過ごしているポケモン達を観察しているとボームはリーリエ達をとある部屋へと案内した。その部屋にはある物が丁寧に保管されている部屋だった。それを見たリーリエ達は懐かしさも交差してそれらに見惚れていた。

 

カキ「これはもしかして」

 

ボーム「ポケモンの卵です!全てこの育て屋から見つかった物なのです」

 

 そこには様々な模様がプリントされた卵がぎっしりと何十個いや何百個も保管されていた。育て屋では稀にポケモン卵が見つかる事もあるらしい。

 するとある一個の卵が微動だにしていると神々しく光を放って輝きだした。光終えるとそこには新しい命が誕生していた。初めて目に入る日の光を眩しそうに目を擦るププリンの誕生をリーリエ達は祝福した。

 

サトシ「やった!」

 

マーマネ「産まれた!」

 

 そんなププリンにピカチュウ達も挨拶しに近寄っていく。ピカチュウの後に続いて歩いていくアママイコ達の背中をシロンは呆然と眺めていた。シロンにとっては初めて目にする命の火が灯された光景でもあり、そんなシロンをリーリエは抱きかかえた。

 

リーリエ「シロン。貴方もこうしてわたくしの元へと産まれてきたのですよ」

 

マオ「そうだよシロン!シロンが産まれてくるまでリーリエが一生懸命お世話してたんだよ!」

 

シロン「コン‼︎」

 

 シロンとの出会いを懐かしそうに振り返るリーリエをある一人の少女が扉の陰から此方を覗いている事に気がついた。リーリエはふとその少女と目線が合うと、その少女は恥ずかしそうに顔が赤くすると顔を引っ込めてしまった。

 

リーリエ「こんにちは」

 

モネ「きゃっ!こ…こんにちは」

 

リーリエ「ごめんなさい。びっくりさせちゃったね」

 

モネ「ううん。大丈夫」

 

 ピンクのワンピースに肩ぐらいの長さのセミロングヘアーに赤いカチューシャをした少女にリーリエはゆっくりと近づいていくと、それに連れてピカチュウ達も近づいて行った。

 

シロン「コン‼︎」

 

ピカチュウ「ピカチュウ‼︎」

 

トゲデマル「モギュュ‼︎」

 

 元気よく挨拶をするピカチュウ達。しかしピカチュウ達を目にした途端、モネは後退りを始めた。自分たちから離れていくモネの様子に驚いたピカチュウ達はその場で立ち止まった。何かに怯える表情。それを見たリーリエは何かを察したようだ。

 

モネ「ポ…ポケモン…」

 

リーリエ「だ…大丈夫?」

 

 その様子から確信したリーリエは落ち着かせようとモネの手を優しく取ろうとするが、怖くなったモネはそのまま走り去ってしまった。

 

スイレン「今の子は?」

 

ボーム「娘のモネです。時々、私の育て屋を手伝ってくれるのですが、あの子…ポケモンが怖くて触れないのです」

 

カキ「そうなんですか…」

 

 モネが去った後を見つめるリーリエは何かを決心したような顔を浮かべると、そのままモネの跡を追っていった。

 

リーリエ「わたくし少し席を外しますね」

 

シロン「コン‼︎」

 

 モネの跡を走っていくリーリエの姿を見たサトシとマオは微笑ましく互いに見合わせた。

 

サトシ「あの子がほっとけなくなったんだろうな」

 

マオ「そうかもね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 リーリエも同じだった。ウツロイドの襲撃によりポケモンが怖くて触れなくなってしまった。今では昔の自分とは違う。サトシやシロンとの出会い。マオ達が背中を押してくれたお陰で、今ではカントー地方を旅する一人のトレーナーとして胸を張って歩く事ができた。だからポケモンが怖くて触れないという自分と同じ境遇に立ったモネをほっとけなくなったのであろう。窓から庭で遊ぶポケモン達を眺めているモネを見つけると、リーリエは彼女の名前を呼んだ。

 

リーリエ「モネちゃん。少しいいですか」

 

 モネに追いついたリーリエは彼女の背丈に合うようしゃがみ込むと、彼女の顔を覗き込んだ。そんなリーリエにモネは静かに頷いた。

 

リーリエ「わたくしはリーリエ。この子はパートナーのロコン。名前はシロンです」

 

シロン「コン‼︎」

 

モネ「うわぁ!白いロコンなんて初めて見た!」

 

ピタッ

 

シロン「コーン?」

 

モネ「………御免なさい…」

 

リーリエ「謝ることはないよ。少しずつ慣れていけばいいのですからね」

 

 夢中になってシロンに手を伸ばそうとした所を見ると、ポケモンには興味があるみたいだった。だけど過去のトラウマのせいでその先へと踏み出す勇気が出ていないだけであった。

 

モネ「私もお姉ちゃんみたいに触れるように慣ればいいのになぁ」

 

 落ち込むモネにリーリエは優しく語りかけた。

 

リーリエ「私もね。モネちゃんと一緒で昔、ポケモンに怖い思いをさせられちゃってね。シロンと出会う前はわたくしもポケモンが怖くて触れることが出来なかったのですよ」

 

モネ「えっ…そうなの⁉︎」

 

 初めて自分と同じ悩みを抱える人に出会った事でモネはここ一番の声を上げた。

 

モネ「でもお姉ちゃんは今はポケモントレーナー…だよね?」

 

リーリエ「はい。ですけど、シロンが卵の時からお世話をしていく内に少しずつポケモン達と触れ合っていけるようになったのです。前途多難な道であったけど、モネちゃんもポケモン達と触れ合っていきたい気持ちがあれば触れるようになりますよ」

 

 リーリエの一言にさっきまで雲がかかった表情を浮かべていたモネの顔に陽の光が射し込んだかのように明るくなった。

 その後モネを連れてみんなの元へと戻たリーリエは産まれたばかりのププリンの健康診断を行なっているボームとそれを見ているサトシ達と合流した。診断が終わると、風船のように元気よく飛び跳ねるププリンを見て、モネは意を決心した。

 

モネ「お父さん!この子…私が面倒みてみる。いいかな?」

 

 ポケモンに近寄ろうともしなかったモネからの意外な言葉にボームとエミリーは二人して目を丸くした。娘の敬意にボームはモネの両肩に手を置いた。

 

ボーム「勿論だとも!しっかり頼むぞ!」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

リーリエ「怖がらせないようにまずはこうやって目線の高さを合わせて話しかけてあげるといいですよ」

 

モネ「うん!」

 

 とは言ったものの、やっぱりポケモンが怖い気持ちに負けてしまい、数秒で視線を逸らしてしまう。何かいい方法はないのかと模索していると、リーリエは昔にサトシが自分にやってくれたことを思い出した。

 

リーリエ「まずはシロンから行ってみましょうか!」

 

シロン「コン‼︎」

 

モネ「よ…よろしく…お願いします」

 

 勇気を振り絞って手を伸ばすも、あと一歩の所でその手を引っ込めてしまった。人に慣れているポケモンであり、見た目からも愛くるしいロコンであるが、モネにはまだまだ厳しいようだ。

 

リーリエ「出てきてください。ゼニガメ!」

 

ゼニガメ「ゼニッ‼︎」

 

リーリエ「すみませんゼニガメ。暫く殻の中に潜って頂けませんか?」

 

ゼニガメ「ゼニッ‼︎」

 

 今度はゼニガメで試す事にしたリーリエはやはり目線が合うと身を竦んでしまう事が原因であると考えていた。頭や手足を甲羅の中へと引っ込めているこの状態なら、目と目が会うことはなく、下手に緊張を起こさなくて済むと考えた。まずはポケモンに慣れさせてあげる事が先決だ。

 

リーリエ「モネちゃん。これならどうですか?」

 

モネ「う…うん!」

 

 頭の中でただの置物と自分に言い聞かせながら近づくモネ。再び手を伸ばすと、まだまだ戸惑う様子であったが、直ぐには引こうとせず、徐々にゼニガメの方へと手を伸ばしていた。あともう少し。あともう少し。指先が甲羅に触れそうになる瞬間。

 

ゼニガメ「ゼニッ‼︎」

 

 焦ったくなったゼニガメは頭を出すと、無邪気に頭を撫でて貰おうとした。お転婆なゼニガメの突然の動きに驚いたモネはまた手を直ぐに引っ込めてしまった。作戦は失敗だ。

 

キモリ「………」

 

モネ「………」

 

リーリエ「もっと愛想良くして下さい…」

 

キモリ「キャモ…」

 

 冷静なキモリならと思ったが、黙っていた方が逆に怖かったようだ。怖がらせるつもりはないのだが、キモリも何故か腑に落ちない気持ちになってしまった。

 

モネ「御免なさい…」

 

リーリエ「大丈夫ですよ!触れ合おうとする気持ちがあるだけでも大きな進歩ですよ!」

 

 それでも自分の不甲斐なさに元気を無くしてしまった。リーリエはどうにかしようと考え始めると、窓から何者から家の中へと入ってくる気配を感じた。振り返ると、そのポケモンは大きな口を開いてリーリエとモネを威嚇していた。その様子からここで預かっているポケモンではなく、野生のポケモンであると察したリーリエはすぐにモネの手を引っ張ると自分の後ろへと下がらせた。

 

リーリエ「あれはアーボ!」

 

モネ「お姉ちゃん…」

 

 二人の目の前に現れたのはへびポケモンのアーボだった。突然現れた野生ポケモンの襲撃にモネは恐怖の余りにリーリエのスカートの裾をギュッと握りしめた。震えるその手をリーリエは優しく握った。大丈夫とモネを安心させるようにして笑顔を見せると、シロン達を呼び集めた。

 

リーリエ「シロン!【こおりのつぶて】‼︎」

 

リーリエ「ゼニガメ!【アクアジェット】‼︎」

 

 アーボが攻撃を始める前に先制を取ったシロンの氷の弾丸は見事にアーボに命中した。吹き飛ばされたアーボは立て続けに先制を取るゼニガメの攻撃を受けると、そのまま地面へと叩きつけられた。

 

リーリエ「今です!キモリ【ギガドレイン】‼︎」

 

 さらにキモリに体力を吸い取られてしまった事によりすっかり勢いを無くしたアーボはその場で救いを求めるかのように身を縮めてしまった。しかし怖がらせたその罪は重く許さなかったキモリは最後に【でんこうせっか】浴びさせるとアーボを窓の外へと吹き飛ばした。強烈な一撃を受けたアーボはそのまま林の中へと逃げ帰っていった。

 

リーリエ「大丈夫?モネちゃん…」

 

 突然に怖い思いをしてしまったモネをリーリエは優しく語りかけた。小刻みに震えだすモネの姿に慌ただしくなるリーリエであったが、それは恐怖によるものではなかったみたいだ。

 

モネ「凄い!カッコ良かったよお姉ちゃん!」

 

 憧れをぶつけるような眼差しをリーリエに見せるとそのままシロン達の方にも目をやった。

 

モネ「アーボが襲ってきた時は怖かったけど、お姉ちゃんとシロン達を見てたら、そんなの吹き飛んじゃった!ありがとう!」

 

 再びリーリエに顔を見せると元気よく笑顔を見せた。その様子にほっと胸を撫で下ろすと、何かに気づいたリーリエはふっと静かに笑みが溢れた。

 

リーリエ「同じようにモネちゃんにお礼を言いたい子がいるみたいですよ」

 

 嬉しそうに喋るリーリエの姿を不思議そうに見つめるモネであったが、自分の腕に何かの感触があると気づくと、自分が抱き抱えている物に目をやった。それは今の自分では信じられない事だった。

 

ププリン「ププッ‼︎」

 

モネ「ププリン!わ…私!触れてる!」

 

 モネはアーボから守るように無意識に優しくププリンを抱き抱えている自分に驚いた。困惑しているモネにププリンは目線の高さを合わせてモネを覗き込むと、満面の笑みをかけてあげた。その優しい表情に下手に緊張が走らなくなったモネはププリンの暖かさを感じると、そのまま優しくププリンをぎゅっと抱きしめた。

 腕の中にある小さな命はモネの心をさらに暖かく包み込ませた。ポケモンへの恐怖心が消えてププリンを優しく抱くそのモネの姿にリーリエも自分の事のように嬉しくなっていた。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 翌朝、ボーム一家と別れの挨拶を交わし出発の準備に取り掛かるリーリエ達の姿があった。

 

ボーム「皆さん色々と手伝って頂いてありがとうございました。」

 

カキ「こちらこそ色々と勉強させて貰いました」

 

スイレン「お世話になりました」

 

モネ「お姉ちゃん!私もポケモントレーナーになって、ジムにたくさん挑戦して、いつかお姉ちゃんみたいな強いトレーナーになるように頑張る!」

 

リーリエ「はい。楽しみにしてるからねモネちゃん!」

 

 二人だけの約束を交わすと、何かを抱えて持って来たエミリーはリーリエの前に立った。

 

エミリー「それとリーリエさん。お礼と言ってはなんですが…」

 

 大きな布が被さった物を渡されたリーリエは受け取ると不思議そうにその布を取ってみた。それは大きなショーケースであった。そしてその中には黄色い卵が一つその中に入っていた。そうポケモンの卵だった。

 

ボーム「大切に育ててあげて下さい」

 

リーリエ「ありがとうございます!」

 

 お礼を言ったリーリエは目を輝かせながら懐かしそうにその卵を眺めた。

 果たして一体どんなポケモンが産まれるのであろうか。そんな舞い上がる高揚感が溢れる中、リーリエ達はタマムシティへと出発したのであった。

 




 ポケ問題の答えは

         B ケンタロスだ!

 あばれうしポケモンのケンタロスは自分の強さをアピールするために角を突つき合わせるんだ。アローラではライドポケモンとして俺たちの生活を助けてくれたりもするんだ。
 アローラのケンタロスはのんびりした奴が多いから、こっちに向かってくるときは恐れ入ったような〜

 それじゃあ、次回もお楽しみに!
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