フリード(転生者)がいくよぉ〜(ゲス顔)   作:球磨川穂花

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廃教会の退魔師神父
フリード君戦います


おっす、フリード・セルゼンッス。 ある日、存在Xとかいう意味不明なのに転生させられた俗に言う転生者でーす。只今、クソ悪魔ちゃんを呼び出そうとしている愚かな子羊を退魔師が持つ光の剣で断罪しようとしているでガンス。

「頼むやめてくれ!!まだ、悪魔を召喚してないだろ」

 

目の前で坊主頭の30代後半の中肉中背おじ様が俺ちゃんに命乞いをし始めました。やれやれ、愚かですね〜

 

「ダメですね。悪魔に頼ろうとした時点でアウトなのですよ〜わかりますかぁ〜迷子の迷子のクソ子羊ちゃん。」

 

「ヒッ、嫌だァァァ!!」

 

おじさまが、哀れな断末魔をあげながら、俺ちゃんが振るった光の剣で刺されて死にましたとさ、ちゃんちゃん。めでたしめでたし、聖書の神を信仰する馬鹿教会の聖剣計画0号被験者として集められて、一人残らず殺された。幸い俺には力があったから、計画した奴らをほとんど殺してはぐれになった俺ちゃんでも神様の元に送れました。 感謝します聖書の糞神様。

 

《フリード、仕事終わりか??》

 

その時、フリードの肩に星の印が入ったヘッドホンが突如出現してそのヘッドホンから声が聞こえる。

 

「一応終わりだよ〜まぁ、クソ悪魔ちゃんを今から呼び出して殺して....いや、断罪してあげようと思ってさ!!いい考えだろ?」

 

《そうだな、悪魔の苦痛に歪む顔が容易に思いつく》

 

「でしょ〜流石アジさん、わかってるな。」

 

《当然だろ、お前は俺の宿主で相棒だからな》

 

聖書の神が人間に与えた力、神器(セイグリットギア)。前もって、フリード・セルゼンに転生するとわかった俺ちゃんは神器を転生特典にした。そして、更にもう一つの転生特典で、魔源の禁龍(ディアボリズム・サウザント・ドラゴン)と呼ばれたアジ・ダハーカを神器として2個目の転生特典にしたのだよ。

 

「多分、原作通りだと、悪魔を召喚したら赤龍帝が来ると思うから召喚するぜ?」

 

フリードはそう言って、悪魔召喚用の紙を使う。

 

★★★

 

俺の名は、兵藤誠、転生者で今は悪魔だ。馬鹿な妹の兵藤一誠を転生特典で一誠の立場を奪ってやった。それで、一誠は親に知らない子扱いされて見捨てられてた。ハハハ、これで安心して俺もハーレム生活が送れるぜ!! 勿論、俺には赤龍帝の篭手(ブースデットギア)が宿っているんだぜ。 ....まぁまだ、ドライグの声が聞こえないのが心配だが、ちゃんと神器は発動してるから大丈夫だろ。 とりあえず、今は普通に悪魔の仕事をこなしてるが、いずれはリアスの処女を奪うだけでなく、他の奴らともやるつもりだ。 おっと、呼び出しがくらったな、さくっと契約取ってリアスに褒めてもらおう!!

 

誠は自転車で、呼び出された場所に向かう。

....転移魔法陣内で転移できないところまで一緒とは少し哀れである。

 

 

~1時間後~

 

 

「....遅い」

 

何分かかってるんだよ!あれから1時間以上かかってるよ! ハッ!?そう言えば兵藤一誠って魔力少なくて転移魔法陣で転移できなくて、自転車で来るんだっけ? でも、こんなにかかるとは思わなかったよ!!....

 

「うぁ!? ひ、人が死んでいる」

 

やっと来たと思ったら、第一声がそれですか。俺ちゃんこんなに待ったんだよ? 待つのが嫌いな俺ちゃんが!

 

《フリード、来たぞ。殺すんだろ?》

 

わかってるよん。さぁ〜て、こんなにイラつかせたんだ、クソ悪魔ちゃんの断末魔を聞かせもらおうか。

 

「はーい、こんにちはクソ悪魔ちゃん。ご機嫌いかが? 今日は殺すにはいい日だと思わない??」

 

振り向いてやってきた悪魔と話しをする。

 

「おまえ!?」

 

「うん? 君、僕ちゃんのことを知ってるのかい? 」

 

「....いや、知らない。(そうか、フリードが居たな。落ち着け、雑魚キャラに負ける俺じゃない!!)」

 

内心フリードを見下して勝気な態度を少し見せ始めた誠。しかし、フリードはただの噛ませキャラではなく、誠と同じ転生者だということに気づくのは、もう少し先のことだ。

 

「そうかい。それなら、自己紹介といきましょうかね、初めまして僕ちゃんの名はフリード・セルゼン。とある組織の退魔師神父なのであーる。」

 

「そうか、それでお前の狙いは?(そろそろ戦闘開始するかもな。まぁ、俺は負けないけどね。なんせ、赤龍帝なんだからさ。)」

 

ファイティングポーズをとって

戦闘の意思を見せた誠

 

「....アホかお前」

 

殺し合いのコの字も知らない誠に対して、フリードは所詮こんなものかくだらないなと思いながら、

左手に隠し持っていた祓魔弾入り拳銃を誠に向けて撃った。勿論祓魔弾は命中

 

「ぐぁ!! ひ、卑怯だぞ!」

 

「おやおや? 卑怯と申しますか〜。馬鹿ですか貴方? 戦闘の意思を見せた瞬間殺し合いのはじまりなんでよん。」

 

「──調子に」

 

「なんでガンスか? ビビっちゃいましたか?」

 

《フリード、アイツ相当沸点低いらしい。もうブチギレたぞ。そろそろ、あの赤トカゲの力を使いそうだぞ》

 

(りょ〜かい。んじゃ、久しぶりにアジさんの力を使えそうだね〜)

 

「調子に乗ってんじゃねぇ!踏み台キャラの癖に俺に生意気なんだよ。いいか、今からボコボコにしてやるからな。来い!!|」

 

誠の左手に緑色の宝玉がある赤い龍の籠手が現れた。

そう、これこそが赤龍帝の篭手(ブースデットギア)

 

「へへへ、これでお前をぶち殺してやるからな。俺はオリ主だ、お前なんかに負けはしないんだよ。覚悟しろよ、退魔師野郎!!」

 

『Boost!!』『Boost!!』『Boost!!』

 

赤龍帝の篭手の能力である

10秒ごとに力を二倍する倍加能力

『倍加』を3回発動した。

 

「まぁ、こんなもんでいいだろ。」

 

『Explosion』

 

倍加を3回にまで止めるための音声が

赤龍帝の篭手から流れる。

 

「そして、身体能力を俺に譲渡!!」

 

『Transfer』

 

倍加した力を身体能力に譲渡して

身体能力を下級悪魔から、中級悪魔クラスにする。

 

(原作でみたから知ってるんだよね〜というか、この人乳龍帝じゃなくね? 踏み台とか言ってる時点で。ありゃりゃ、もしかして同じ仲間っすか。)

 

《フリード、早く戦いたいぞ、

我はウズウズして我慢ならん。》

 

ここで、やっとフリードは目の前にいる兵藤一誠だと思っていた人物の口調が原作と違いすぎるし、踏み台と言う単語が出てきたので、同じ転生者だということに気づく。アジさんは一刻も早く戦いたい旨をフリードに伝える。

 

「いくぞぉ!!」

 

掛け声とともに、素早さもアップしたことで高速移動をしてフリードの背面に移動及び攻撃をしようと籠手で殴ろうとする誠。

 

「甘いよん。」

「なんだと!?」

 

背面からの籠手の攻撃は余裕で右手で受け止められる形でガードされ、逆に堕天使の加護を受けた光の剣で誠の身体に切りつけてけがを負わせる。

 

「ぐぎゃぁぁぁ!!」

 

悪魔にとって光の剣は天敵。ましてや、戦いの経験がない誠には余計に痛く感じた。

 

「さらに〜♪」

 

オマケと言わんばかりに、籠手を受け止めている手を放さないようにしながら、光の剣で3回斬りつける。

 

「や、やめでぐれぇ!」

 

あれだけ調子に乗ったことを言っといて、秒殺された挙句、虫のいいことに、命乞いをする誠に対して光の剣での攻撃を中断してあることを思いつく。

 

(アジさん、コイツの力奪っちゃおうよ)

 

《あの赤トカゲを奪うのか....良いな、面白そうだ。そこのガキの絶望する顔がたまらないな。》

 

アジさんが麻婆神父のように愉悦を覚え始める。

 

「お前、助かりたいですかい?」

 

「くっ、当たり前だ....」

 

「一つ聞かせなよ、お前さん転生者だよね?」

 

いきなり切り込むフリード。誠は本来なら自分が打ち明けるのは嫌がっているが、話の最中にスキをついて攻撃を今度こそ当てようと考えているので、表面上は大人しく話し合いをすることに決めるのであった。

 

「....そうだ。俺は転生者だ、兵藤一誠

の立場を奪うのが転生特典にした。」

 

「そうですかい、それじゃあ質問なんだけど」

 

フリードは邪悪に口を歪ませながら誠にとって絶対にして欲しくないことを聞く。

 

「もしも、赤龍帝の篭手を取られたら君の反応がどういうものなのか気になるからさ、1つ奪われてみてくれない?」

 

「ふふふざけるなぁぁぁ!! そんなことさせるか。大体、お前なんかに赤龍帝の篭手は似合わないんだよ。オリ主の俺だけが持てる特別なものなんだよ。同じ転生者だからって同一に扱うんじゃねぇ。」

 

下手したら殺されるのにそれがわかっていない、口だけはいっちょ前な誠にフリードは更に口を歪ませながら自らの秘密を教える。

 

「俺も持ってんだよね、神器。 後、お前うざいからこれ刺しておくよ。」

 

「お前も神器を────ぎゃぁぁあ痛い痛い痛い痛い痛い!!許してくれ、悪かった生意気言って悪かった。だからこれを抜いてくれぇ!!」

 

死ぬのを待つだけの雑魚が尚も舐め腐った態度を改めないので更に痛みを与えるべく光の剣を誠に突き刺して逃げようとする気力をなくさせる。

 

「そのままで悪いけど僕ちゃんの神器の名前だけ教えることにするよ。僕ちゃんの神器の名は 無限に魔を操りし三つ首魔王邪竜の音響器具(ディアボロ・インフィニティヘッドホン)だよん。」

 

《そして、俺がアジ・ダハーカだ。

宜しくな。相棒と同じ転生者君》

 

此処で初めてのアジさんが誠を見下す口調で

話しかける。

 

「ううう嘘だろ....(勝てるわけない! 無限に魔法を創って使えるアジ・ダハーカなんて。アイツが俺より上なのは悔しいけどわかってしまった....でも、俺はオリ主だ。こんな奴に負けてなるものか!! )」

 

尚も愚かに自らが勝てると信じている愚か者な誠の心をなんとく予想できてしまったフリードはいよいよ、誠から赤龍帝の篭手を奪ってしまおうと決意する。

 

「それじゃあ、君の赤龍帝の篭手をそろそろ頂くよん。」

 

「ままま待て、話し合おう。何が望みだ? 出来ることならなんでもするからさ。」

 

ほぉ....なんでもするって言ったね(ニッコリ)

 

「君の赤龍帝の篭手を奪えれば満足なのよ。だからさ、大人しくしてなよ。君とこれ以上話しても僕ちゃんの特に一銭もならないからさ。」

 

《フリード、あの力を使おう。お前の記憶で作ったあのカードならば簡単に奪えるぞ。》

 

「そうだね〜なら早速しますか!!」

 

《ッ!、フリード新手だ。》

 

「何ですとぉ!? マジですか」

 

その時、フリードを滅ぼして灰も残さないようにしようと、赤黒い魔力弾がフリードを襲った....しかしながら、フリードにはこの程度の魔力で創ったものなど屁の河童なので、難なく光の剣でその魔力弾を真っ二つにする。

 

「そんな!?」

 

「ぶ、部長の攻撃を」

 

「あ、あらあらうふふ。」

 

「....只者じゃない。」

 

悪魔で誠の主と同士である赤髪が特徴な女、黒髪で何故か巫女の格好をしている女、身長がちびの白髪の女、金髪イケメンが仲間の危機を見つけて傷つけたフリードに赤髪の女リアスが滅びの魔力で創った魔弾を難なく切られ動揺する。

 

「おやおや、僕ちゃんに攻撃してくる不届きものの正体は貴女達無能姫とその愉快な眷属の皆様ではあ〜りませんか。ププッ、自慢の一撃を防がれて意気消沈ですかぁ? あぁ、自己紹介がまだでしたっスね。僕ちゃんの名はフリード•セルゼン。よろしくねぇ〜」

 

煽りから入り、ついでに自己紹介するフリード。勿論煽られて沸点が誠と同じくらい低いリアス・グレモリー眷属の皆様はフリードの自己紹介がどうでも良く感じるほどに激怒な訳で....

 

「主と仲間の悪口はやめてもらおう。」

 

「....潰れろ」

 

白髪の小猫と金髪のイケメン木場がそれぞれ武器を持ってフリードに攻撃を仕掛ける為に迫る。

 

「行くよん、アジさん。」

 

《任せろ、取り敢えず半殺しにするか》

 

「そうだねん。コイツを餌にするか....」

 

光の剣で刺されて徐々に死へと向かっている誠をグレモリー眷属の皆様の餌にするために利用としようと考えて、光の剣を抜く。

 

「────ッ!」

 

声にならない悲鳴をあげる誠を見て冷静さを失った木場と小猫はフリードを挟むようにして移動して、小猫の攻撃で吹っ飛んだところを木場の神器魔剣創造(ソードバース)で創った無銘の魔剣で斬り付けようとしたが、

 

「甘々でちゅね。お二人さん」

 

小猫の力は悪魔の駒で力が強くなっている。ロードローラとかを普通に殴り壊せるような威力がある。

 

「....ッ!」

 

だが、その程度の攻撃ではフリードには到底効かないのだ。小猫の攻撃はフリードの腹に命中したが筋肉で止められて拳を抜き取ることに失敗して、手こずっている間にお返しと言わんばかりに腹に蹴りが入れられ吹っ飛ぶ。

 

「小猫ちゃん!」

 

吹っ飛ばされた小猫を自慢のスピードを生かして接近して壁に叩きつけられるのを抱えることで防ぐ

 

「二人仲良くやられちゃいなよ」

 

小猫を抱きかかえて隙が出来た時に、フリードは更なる追撃をしようと、小猫と木場に迫っていた。

 

「木場くん、小猫ちゃん! ....(いかずち)よ!!」

 

木場が小猫を抱えた状態でフリードの攻撃を受けそうなのを見た黒髪巫女の格好の悪魔朱乃は、フリードを攻撃してスキを作り、その隙に木場が持ち前のスピードで小猫と逃げれるようにサポートをしたが....

 

「雑魚の攻撃なんか聞かないんだよね....ましてや雷をくれるとか、クソ悪魔ちゃん敵をパワーアップさせちゃったね〜」

 

「そんな....」

朱乃の放った雷はなんと驚き、フリードが全部食べてしまったのだ。

 

「本当の雷を教えてやるよ....雷竜の咆哮ぉ!」

 

フリードの口からドラゴンの咆哮が放たれてそれが朱乃にモロに当たって声を上げることなく壁にまで吹き飛ばされてしまう。

 

「うひゃひゃ、情けないなお前らよぉ」

 

「クソっ!木場ぁぁぁ、受け取れ!!」

 

『Boost Boost Boost 』

 

「あ?」

 

光の剣のダメージで重症だった誠は、自分のハーレムメンバーがやられている光景を見て我慢ならず、気に入らないが一応仲間の木場に力を与える。

 

赤龍帝からの贈り物(ブースデットギア・ギフト)!!」

 

『Transfer』

 

倍加の力が木場に送られたことにより、身体能力がさらにアップしてフリードから一気に離れて小猫を誠の近くに置いた後に、単身で再び斬りかかろうとする木場。

 

「八咫鏡」

 

フリードの両手から光の鏡が現れてそこから光が屈折して道ができた。それを利用として高速移動して木場の後ろに回り込み次なる攻撃を仕掛けようとするフリード

 

「舐めないで貰おうか退魔師!!」

 

赤龍帝の贈り物(ブースデットギア・ギフト)で速度を強化されている木場は奇跡的に光の速度で動いて自分の後ろに移動したフリードの光の速度による蹴りを凄まじい速さで交わして、バランスを崩したフリードに剣での攻撃をする。

 

「いきなさい!!祐斗」

 

「ぶっ殺せ、イケメン!!」

 

「....いけます」

 

「これで終わりですわね」

 

眷属のみんなと主の声援を受けて必ず倒す

ことを決意してフリードに剣を振るった

 

「これで終わりだぁぁぁ!!」

 

眷属のみんな、そして、木場本人でさえも

勝ちは木場の物だと確証していた

 

「雑魚がいきがってんじゃねーよ、天ノ叢雲」

 

しかしながら、フリードが光が恐縮させて創った光の剣により木場の一撃は防がれた

 

「あの体勢で防げるのか!?」

 

此処まで来てようやく目の前の男が自分達では叶わないと悟った眷属のみんな。主であるリアス・グレモリーは眷属達に指示を出す。

 

「みんな、わたし達では叶わないわ。

ここは一旦引くわよ!!」

 

「くっ、了解です。」

 

「....わかりました。」

 

「リアス....わかりましたわ」

 

フリードと対峙している木場以外は、リアスの元に戻り、残る木場がこちらに来るのを待つだけであった。

 

「優斗、もういいわ。戻りなさい」

 

「クソっ! ....わかりました部長。」

 

そう言って、剣の打ち合いをやめて主の元に

向かおうとする木場に声が掛かる。

 

「そう言えば、おまえあの計画の生き残りなんだってな、忘れてたよ。なぁ、聞いていいかお前はもう復讐しなくていいのかい?」

 

原作知識があるからこそ、聖剣計画の被害者であり唯一の生き残りである木場にそう話しかけるフリード。勿論これは罠で切れた木場が理性をなくして攻撃してくるだろうと予想してでの発言だった。

 

(どこで聞いた)

 

「え?なんだってなんか言った。」

 

笑みをこぼしながら、小声で話す木場に耳に

片手を当てて聞き返すフリード。

 

「そのことを、どこで聞いたのか

と聞いているんだ!」

 

主の元に向かう足を止めて、

フリードに斬りかかる木場。

 

「優斗ぉ!!」

 

リアスは聖剣計画の事が木場の心の闇になっていることを知っているので、フリードが傷をえぐる行為をしたことに対する怒りと、眷属の心の闇を救えない己の未熟さになんとも言えない気持ちを演じながら木場の名前を呼んだ。

 

「わかりました....」

 

心底悔しそうにしながら木場はフリードの

元を離れて主であるリアスの元に戻る

つもりであった....フリードが最後にかけた

言葉さえ聞かなければ

 

「やっぱり、聖剣計画の犠牲者どもはバカでノロマなダメ人間だから利用されて殺されたんだね。」

 

「────しろ」

 

リアスの元に戻らず、フリードの方を向き、どす黒い殺意をフリードに向ける木場。

 

《いい殺気だな、フリード。》

 

そうだねん、アジさん。

うまく釣れてくれたよ。

此処まで、ちょろいと笑えてくるよね。

 

「撤回しろぉぉぉ!!フリード・セルゼン!!」

 

出鱈目な太刀筋でフリードに斬りかかる。

先ほどのような精錬された動きの影はどこかに行ってしまったと感じるほどに酷い太刀筋だった。

 

 

次回に続く。

 




感想くれると、嬉しい....です。

あと、少し話を変えました。
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