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原作主人公にして、乳龍帝おっぱいドラゴンと呼ばれた兵藤一誠(女バージョン)にいきなり現れられて、おまけに、旦那様と呼ばれることに困惑の表情をみせるフリードに一誠はさらに話しかける。
「旦那様、どうかなされましたか?」
首を横に傾けて疑問の声を漏らす一誠。
「いや、なんでもないっす。それよりも、一誠ちゃんは俺ちゃんのことを旦那様と呼ぶの?」
少し間を取ってから話始める一誠。
「それは、愚兄をボコボコにしてくれた姿がとても凛々しくて、愛らしいものだったからです。だからこそ、旦那様と結婚をしたいと思ったので、旦那様と及びしております。」
転生者によって全てを破壊されたからこそ、兄を嬉嬉として痛め付けているフリードの姿を盗み見て惚れてしまったのだ。若干、好きになる理由が可笑しいが、これも全て転生者というイレギュラーの存在の影響と考えるべきであろう。
「そ、そっか。わかったよん。まぁ、お互いに深く知っている関係じゃないから一緒に居てよ。それでお互いに深く知っていくようにしようよ。その後に結婚しよ?」
《良いのか?フリード》
(だってしょうがないじゃないか。目の前の女の子は俺ちゃんに対して素直で少し重いくらいの愛を抱いてくれている。そんな経験、転生してから数える程もないから偶には受けてもいいかなーっと思ってさ)
《フリードが良いなら、俺もそれでいいのだ》
なんやかんやで人の愛を聖剣計画で同じ被験者だった家族達以外から受けていなかったフリード。泣き言なんて、みんな死んでいった時以来一度も吐いたことない。それは、常に緊張して張り詰めていたからなのだ。
もはや人の愛など受けれないと思った矢先に、ヤンデレ滲みているが、自分のことを愛して大切にしてくれる目の前の少女に対して心を開きつつあり、その愛を受けたいと考えたのだ。
「....一誠は幸せでございます。旦那様、これからよろしくお願い致します。」
目に涙を滲ませながら、心底嬉しそうにしながら
フリードに挨拶する。
《それでは、私からも、私の娘婿の貴方に挨拶をしましょう》
一誠の両腕に『兵藤誠』と同じ赤い色で緑の宝石が装飾された神器が現れそこから声が出る。
「やっぱ、『赤龍帝の篭手』なんですかい」
《そうだな、フリード。ほほう、それじゃあ、あの転生者の中に貴様の気配を感じなかったのも気のせいではなかったのだな、赤い竜よ。》
アジさんが『赤龍帝の篭手』の中にいる
赤い竜に話しかける。
《ふん、赤い竜と呼ぶのはやめなさい。私の名はドライグです。略されるのは好きません。》
「ちょっと、ドライグ!! 仲良くしてくださいよ」
《一誠、今は私が話して────》
「嫌いになりますよ....」
《わわわかりました。ですから、嫌いに
ならないでください一誠〜》
そんな大層な肩書きを持つドライグでも、自分の宿主であり、娘のように思っている一誠に嫌われたくないのか必死に弁明を図る始末。とても、二天龍の片割れとわ思えないし、ライバルがこのような姿を見るしたら、さぞかし、ガッカリするだろう。
(えぇ!?何ですか何ですか、この駄目ドラゴンは....こんなのが二天龍の一角とは想像したくないっス。原作の乳龍帝おっぱいドラゴンも酷いけど、負けず劣らずこっちも酷い....)
《同感だ、こんなにデレデレな竜など見たくなかった》
以外とドライグのことが言えないアジさん。隠しては居るが、アジさんも相当子煩悩なのだから。
「とりあえずは
嫌いになりませんけど、もしも────」
《わかりました!!仲良くします、しますから!》
「よろしい」(ニッコリ)
なお、宿主である一誠はドライグの扱い方を
完璧にマスターしている様である。
「えっと、話の続きいいかい?」
「もちろんです〜♪旦那様」
何事もなかったかのように振舞う一誠にフリードは改めて女って凄いけど怖いな!!という風に思わせたのであった。
「なんで、赤龍帝が二人居るん? 『兵藤誠』が自慢げに....言いにくいけど一誠ちゃんの立場を奪ったって愉快げに話してたよ。」
「確かに、愚兄によって私は全てを奪われました。しかし、存在Xさんによって別世界のドライグさんを神器として私の中に宿してくれました。」
(一体、存在Xは何がしたいんだ....)
《奴が何者か俺でもわからん。ただ一つわかっているのはアイツは普通の奴ではないということだけは、確かだ。気をつけるようにした方がいいだろう》
そもそも、存在Xがフリードと誠を転生させた張本人であり、一誠の全てを奪われるようになった原因のはずなのに態々別世界の力を与えるという行為にフリードとアジさんは余計に存在Xの考えに疑問を持ち始める。
《ちょっと、話しかけたくせに聞いてるの?》
「あぁ、悪いね。聞いてるよん」
「他に疑問はありませんか?」
「大丈夫だね。取り敢えず」
「そうですか。コホン、旦那様改めまして
これからもよろしくお願いします。」
その瞬間、辺りに複数の魔法陣が展開されて、その中から多数の軍勢を引き連れた幹部らしき男と女が現れた。
「おやおや〜君達は誰ですかね?」
フリードに対して、褐色肌で
長身の男がその質問に答える。
「あぁ?テメェーには要はねぇよ。それよりも、お前の後ろにいる女を渡せや。」
褐色肌の男は、一誠をやっとのことで探し当てたのに、隣にどうでもいい男がいることに苛立つあまりに、強気の態度でフリードに退くように要求する。
「はぁ?おいおい、ちょっくら
調子に乗ってるんじゃないっスか?」
《そうだな、いきなりやって来て、
退けとはいい度胸してるいるな。三下》
「英雄の魂を受け継いでいるこの゛ヘラクレス゛様に向かって良くもそんな口が聞けるなぁ!!大人しく渡せば殺さずにしておいてやろうと思ったが無しだ。今ここで死ねぇ!お前らやっちまえ!!」
「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」
ヘラクレスの指示を受けた様々な能力者達が一誠とフリードに襲いかかる。そして、ヘラクレスの名前からして分かる通り、原作に置いて『禍の団』英雄派幹部の人物だと証明された瞬間でもあった。
「ちょっと、ヘラクレス!!」
「あん?良いじゃねぇかジャンヌ。
どうせ後で殺すんだしよ」
「そうだけど....」
その言葉をフリードは聞き逃さなかった。自分を愛してくれる女性が現れたのにその愛を受けることを邪魔して尚且つ、その女性を殺すというのを聞けばフリードの逆鱗に触れるのは当然だった。
「一誠ちゃん離れてな。」
「わかりました、フリード様。ご武運を」
一誠が自分から離れたのを確認したフリードの体から黒い煙のようなものが溢れ出て来た。
《久しぶりにあの技を使うのか良い。あの雑魚どもの驚く顔が目に浮かぶぞ》
「
フリードから出ていたのは、全てを引き込む闇の力の塊だったのだ。そして、その闇はフリードが望むがままに迫って来る敵達の所まで迫っていき1人、また1人という風にそんなに時間をかけずに飲み込んで、あっという間に幹部二人だけとなってしまったのだ。 普通ならば、何かしらの力で抜け出そうと考えるだろうが、この技は、あらゆる力を無効化して呑み込む無限の闇そのものだったのだ。
「なっ!馬鹿な。」
「嘘よ!!少し目を離した隙に私達二人以外が倒されて何処かに消え去られるなんて。」
《黙れ、英雄の風上....いや、戦士の風上にも置けぬ童っぱ共がベラベラと話すな煩わしい。》
アジさんが英雄をさっきから名乗るジャンヌとヘラクレスに苛ついているのか、いつもより口が悪くなっている。
「アジさんに同感っす。アンタ達マジで激弱だよん。これで英雄を名乗るなんてマジで本物の英雄が可哀想だよ。」
「黙れ黙れ!!私達は本物の英雄になるのよ。その為にはアンタを殺さないと先に進めないみたいね。これも、天からの試練だわ」
「そうだ!雑魚と俺達英雄の名を冠する者を一緒にすんじゃねぇ!!俺の力食らってから言えや。」
そう言って、戦闘態勢に入る
ジャンヌとヘラクレス
「なら、二人一緒に相手してあげるよ。ププッ、自称英雄様のメンツが持たないもんね。1VS1だとそっちが負けちゃうだろうからこちら側が気遣ってあげるよ」
プライドは一流の自称英雄の二人は、二人で協力するなんてことは全く無いわけで....態々二人で良いよと言ってるも同然のフリードの真の意図を知らずに一人で戦うことを決意してしまう英雄様。
「いや、俺からいくぜ。覚悟しな雑魚野郎!!」
12の試練を乗り越えた末に神に認められ英雄『ヘラクレス』の名を冠する英雄(笑) が迫る
「なら、伝説通り試練を与えてあげるよん。」
黒い煙状の闇が消えていく。
「死ねぇぇ!」
英雄を名乗るだけあって、凄まじいポテンシャルの高さでスピードも早いレベルと言えるヘラクレスはそのまま回り込んで神器を発動しながらフリードに攻撃する。
「おっとっと、中々良いパンチだね!!」
ヘラクレスの思惑にわざと乗り、その拳を片手で受け止めてもう片方の手で反撃と言わんばかりに腹に拳を叩きつけるフリードであったが....
「引っかかったな間抜け!!」
叩きつけた直前に、叩きつけた右腕と、ヘラクレスの攻撃をガードしていた左腕が勢い良く爆発して失くなる。
これは、ヘラクレスの神器『巨人の悪戯』の力により起こったのだ。
「あはは、ざまぁみろ雑魚がいきがるからだ。」
「も、もしかしてもう勝った気でいるんすか?」
「当たり前だろ?テメェーの攻撃手段はもう格段に削られた。逆に腕がないお前に何ができるって言うんだ?」
泣き叫び許しをこいながら自分に殺される敵の姿を昔から見ていたせいで、そうすることが趣味になってしまっているヘラクレスは中々泣き叫び許しを請わないフリードに疑問を覚えながら、フリードの質問に答える。
「だーかーらー、自称英雄様なんだよお前は....」
「本気で、潰して欲しいみたいだな」
神器の奥の手を発動しようとするヘラクレス。
「その前に誰の腕がなくなったんですかね〜」
「なっ!そんなバカな…」
フリードは無くなっているはずの腕を動かしながらヘラクレスに見せ付けるように何度も何度もそこに腕があるということをアピールする。対して、ヘラクレスは自分の神器の力に絶対的な自信を持っている。だからこそ、
フリードの腕を爆発させた筈なのに、変わらず付いているのが信じられなかった。
「俺ちゃんの魔法の効果だよん。」
「有り得ねぇ!!ゲオルグでもそんな魔法見つけたことないのに、ただの退魔師であるテメェーがそんな魔法を見つけて使いなせるだと!?」
「残念ながら、君らでは一生掛かっても
見つけられない魔法だよん。」
堕天使レイナーレの時に使った魔法
『接収 ゴッドソウル 死神』を使った代償
として少なからずフリードは神に近い
存在へと進んだ。その影響もあって、
『死神』の力の一つである『超速再生』が
自動で発動したのだ。これにより、爆発して吹っ飛んだ両腕は凄まじいスピードで再生したという訳だ。
「クソ、こうなったら。手を貸せ!ジャンヌ。
ヘラクレスの全身から突起のようなものが
生え始め、
「仕方ないわね、任務遂行のためだものね。
わかったわ。
ジャンヌ・ダルクの魂を受け継いでいる
女の周りに聖剣創造によって
作られた剣が変化をして龍が現れた。
「そんなもので、俺ちゃんがビビるとでも?」
「ビビるか、ビビらないか、なんてもうどうでもいい。とっとと、死ねや!!」
ヘラクレスの突起からミサイル状....いや、ミサイルその物がフリード目掛けて降り注ぎ、聖龍は、フリードがミサイル回避の際に生じる隙をつく為に迫りながら、準備をしていた。
「それが舐めてんだよな....
ほんの少し闇を開放して
「行きなさい!!龍達よ」
準備をしていた龍達が、
主の指示によりフリードの方に向かうが....
「龍を呼び出したのは不味かったねー
自称英雄ちゃん♪ モード『暴風雷竜』」
暴風竜と雷竜の力が合わさった力が
フリードに纏わり神話の生物サマエルの
持つ『
力を魔法で発動したフリード。
「暴風雷竜の激咆哮ォォ!!」
大嵐と雷の混ざったドラゴンの咆哮をを
ジャンヌが作った龍に向けて放つ。当然、
ジャンヌの龍達はあっと言う間に咆哮で
跡形もなくかき消された。
「そ、そんな....」
英雄を自称するからこそ、
絶対的な自信を抱いて
龍をフリードに向けただけあって、
こんなに簡単に消滅させられるとは
思わなかったジャンヌは意気消沈する。
「さて、お二人さん。まだやるのかな〜?」
英雄の名を魂を受け継いでいると言っても
所詮その程度。
「く、くそがぁぁぁ!喰らえぇぇ!」
やけくそになりながら、ミサイルを
発射しながらフリードの方に迫ってくる
ヘラクレス。もはや、見ていてひどく見苦しい。
英雄の魂を受け継いでいる自分がこんな雑魚
退魔師風情に負けるのは間違っている
とでも考えているのであろう。
「やけくそになったらお終いよん
────
フリードを中心に氷が広がっていき、
ミサイルを全て凍らせて昨日停止させただけ
でなく、ミサイルを発射したヘラクレスの
元に急激に氷がフィールド侵食スピードを高めて
「────しまった!」
ヘラクレスが気づいた時には
氷が彼本人を包み込んみ
後に残ったのは、瀕死の能力者達と
ジャンヌと氷像(ヘラクレス)だけであった。
感想くれると....嬉しいな |・`ω・)