フリード(転生者)がいくよぉ〜(ゲス顔)   作:球磨川穂花

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フリード君『聖剣創造』ゲットします。

フリードがやってきた『禍の団』の構成員と自称英雄達を完膚なきまでに叩きのめしたことにより、どいつもこいつも、フリードに恐怖をして早く逃げたいと言わん

ばかりに、後退し始めるものばかり。

 

「あぁ、旦那様。素晴らしいです。」

 

例外として、離れていた一誠だけは、フリードの戦いを盗み見ていた時よりも、さらに近くで見れたことに感動しながら喜々として戦い、相手を叩きのめすフリードの姿により一層惚れていたが....

 

「さてさてさーて、これ以上目新しいモノは見れないみたいだね。なら、そろそろ死になよ〜」

 

「────あっ!」

 

放心するジャンヌの元に歩み寄り、今まさに殺そう

迫るフリードだったが、離れた一誠から声が掛かる。

 

「旦那様、その女は『聖剣創造(ブラック•ブレードスミス)』の使い手です。殺す前に、神器だけは奪ってはどうでしょうか?」

 

《一誠の言う通りだ、お前にも因縁がある聖剣を創れる力だ。こんな三下に持たせるよりも遥かに有効活用出来ると思うぞ》

 

(そうだな。俺ちゃんの目的のために貰っとくか)

 

聖剣創造(ブラック•ブレードスミス)

 

木場祐斗が宿す『魔剣創造(ソード•バース)』の聖剣

バージョンと考えれば分かり易いだろう。

これも、使い手次第で、

凄まじい神器となる物なのだ。

担い手の思いに答える神器は、あらゆる

可能性を秘めている。ただの神器が

『赤龍帝の篭手』のように、神滅具になる

可能性だってあるのだ。

 

「い、嫌よ。これを取られたら私はなんの力も持たない人間になってしまうわ!!それに、死んじゃうじゃない」

 

「悪いが、答えは聞いてないよん。」

 

堕天使レイナーレが使用していた、人間から神器を抜く術を再現して作った魔法でジャンヌに触り発動する。

 

「いやぁぁぁ!!」

 

神器を抜き取る際の抜き取られる側の苦痛は

想像を絶するものなのだろう。なにせ、ジャンヌは抜き取られてから、ずっとのたうち回っているのだから。

 

「よっしゃぁぁ!!ポケ...じゃなくて、『聖剣創造』ゲットだぜ!!」

 

そんなジャンヌも数分でおとなしくなり、黙ってフリードに自らの神器を取られるのであった。

 

《やったな、フリード。》

 

「おう!それじゃあくれたお礼に...」

 

ジャンヌから奪った神器を魔法陣らしきモノを展開して

そこから、無名の聖剣を創り出しジャンヌの首に当てる。

 

「殺してあげまーす。ではでは〜バイチャラば!!」

 

無名の聖剣でジャンヌの首を切ろうと剣を振るう

 

「悪いが、させないよ!」

 

ジャンヌとヘラクレスがやってきた魔法陣から再び男が一人現れて凄まじいスピードでフリードの所に接近をして、ジャンヌを切ろうとするフリードの剣を男が持っていた剣を使ってガードする。

 

「おやぁ!また来たんですかい。そろそろ勘弁して欲しいんっすけど...」

 

「悪いが、君と話してる時間はない。ヘラクレス、それに君らも此処は引くよ」

 

バリン!!

 

氷像と化していたヘラクレスが氷を破り復活した。

 

「はぁ...はぁ...り、了解だ。」

 

「「「「「り、了解です。」」」」」

 

フリードは、けしてやわに氷河時代(アイスエイジ)を放った訳ではないが、技を耐えて未だ生存しているのはやはり、英霊の魂を受け継いでいるお陰なのかもしれない。更には、黒穴道(ブラックホール)に呑まれヘラクレスの攻撃を受けていた他の戦闘員達もそれなりに動けるようになってきていた。

 

「ハッ!!俺ちゃんが逃がすとでも?」

 

「そのような剣じゃあ、本物には勝てないよ。」

 

「なんですとぉ?ならば、やってみんしゃい!!」

 

「愚かだ...」

 

男の剣と打ち合っていたフリードは、男の発言に少々いらついたので、一旦距離を置いて再び剣を向けながら迫るが、男はフリードの剣だけを、持っている剣でたたっ斬った。

 

「マジですか!?」

 

本当に斬られて驚くフリード

 

「それじゃあ、またやろうね。僕の名は

ジークフリート、次会った時まで忘れないでよね。」

 

ジャンヌを何時の間にか背負いながら

来た時の魔法陣に入り、転移する直前にそう言い残して消える男とヘラクレスと戦闘員達。

 

《あの男...中々の腕だな》

 

「そうだね。剣の腕なら、俺ちゃんより上かな。」

 

折られた聖剣を見ながら呟くフリード。

 

「旦那様ぁぁぁ!」

 

「ぐはぁ!!!!」

 

《フリードッ!?》

 

勢い良くフリードに突進した一誠に対して、いきなり過ぎて受け止めることが出来ずに飛び込んできた一誠ごと教会に激突するフリードであった。

 

「旦那様、大丈夫ですかぁぁ!」

 

「だ、大丈夫だよん。心配すんなっての。」

 

「ハッ!!す、すみません。」

 

《全く、いきなり突進するなんて驚いたよ》

 

激突による負傷ゼロのフリードは、一誠を抱き締めながら立ち上がる。一誠は一誠で、いま自分が旦那様に抱き着いていることに顔を赤くしながら離れる。

 

「そう言えば、なんで一誠ちゃんはあの自称英雄を名乗るアイツらに狙われてたの?」

 

一誠を守るために戦ったとはいえ、根源を知りたかったフリードは何気なく聞いた。

 

「じ、実は彼らのリーダー的な人を殺して神器を奪っちゃったんです。」

 

「...ちなみに誰の?」

 

そう言うと、一誠は『赤龍帝の篭手』から輝かしく光り輝く一つの槍を取り出して見せる。

 

「曹操と名乗っていました。

あと、これがその人の神器ですね。」

 

「ま、マジですか...」

 

なんと、一誠が殺して奪ったのは

神滅具の中でも強いと言われている『黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)』だったのだ。そして、その光に惹かれたのか一人の堕天使がやってくる。

 

「ほほう、レイナーレ達からの提示連絡がないかと思いやってきてみれば貴様が居たかフリード。」

 

「前にあって以来じゃないっスか。コカビエルの旦那」

 

黒い翼を10枚生やした少しいかつい顔をした赤目の上級堕天使『コカビエル』が其処にはいた。

 

「まぁ、お前でもいいか。フリード、

お前俺に協力しろ。お前の目的である折れた聖剣を与えてやるから、戦争を起こす手伝いをしてもらう。」

 

(やっと、目的が達成されるのか)

 

「わかったッス。よろしくね〜コカビエルの旦那。俺ちゃんに任せんしゃい!!」

 

「旦那様がやるなら私もやりますわ。」

 

「そうか、契約成立だな。」

 

堕天使コカビエルに勧誘されたことにより、

教会が保護していた折れた聖剣全てを

手に入れようとするフリードの目的達成は近くなった。




少し書き直しました。
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