「はぁはぁ」
「ふっ!」
「ぐあっ!」
「・・ここまでにしようか」
「はぁはぁ・・はい」
「クロードはやっぱり撃たれ弱いな」
「すいません隊長、前の隊もこれが原因で居づらくなってこっちに来たんです」
「別に謝ることじゃないさそれに攻撃速度は大したものじゃないか」
「そ、そうですかね?」
「つまりその防御力の低さを隠す戦法を取れればいいわけだろう?」
「そうはいっても簡単なことじゃ」
「う~ん・・・そうだ!それがあるじゃねえか!」
「隊長?いったい何を?」
「相手の動きを全部読み切れば防御力の薄さなんて関係ねえな!」
「い、いや・・ちょっとそれは」
「それじゃあ明日から特訓だ!」
・・・
「ふっ!」
「ぐっ!」
「違う!相手の動きを見るんじゃなくて相手の小さな癖なんかから動きを先読みするんだ」
「そ、そうはいっても」
「しょうがない・・おーいアーカード、クロードが休んでいる間相手してやるよ」
「分かりました」
そう言うとランドオロスとアーカードの2人は模擬戦を始める。
「・・一体どうすれば」
「相手の動きを読むなんてことができるのでしょうか」
「!?」
「やっほー、元気にしてる~?」
「あ、あなたは第3支援部隊のウォーバさん!?どうしてここに!?」
「ん~いや~ランドオロスに頼まれちゃって~君の世話を見てくれって」
「私の世話ですか?」
「うん君の世話」
「どうして私の世話なんか」
「そうそう、そうやって自信がないのはよくないよ~」
「へ?」
「君が今から身に着けようとしている戦術は何より自分自身を信じなくっちゃできないと思うんだ~。まぁ何をするにしても同じだけどね、まずは自分に自信を持って、何かやるにしてもそこからだよ!」
「自分自身に自信を・・そんな事私が・・」
「前の隊で何があったか知らないけどね、私の戦術を真似しようってんだ!そんじょそこらの生半可な一歩でできるとは思わないことだねフゥッハッハッハッハッハいたっ!?」
「俺は励ましとアドバイスをやれって言ったはずだよな?」
「いや、これはちょっとした行き違いといいますかその場のノリといいますか」
「問答無用!」
「いやぁぁ!!」
そう言ってランドオロスは自身の手に持っている槌をウォーバめがけて振りかぶる。しかしそれをまるでそこに来るのが分かっているかのようにかわす。
「す、すごい」
そんな言葉をもらすクロードを見ながらウォーバは手本を見せるように動く
「こうや、って、ね!っていい加減にしなさいよっ!」
そう言ってウォーバはランドオロスに向かってカウンターを仕掛ける。だが
「それを待っていた!」
「うそー・・」
ランドオロスもまるでカウンターを受け止めウォーバに一撃を入れたのだった。
次の日・・
「よし、それじゃ大丈夫か?クロード!」
「はい!」
そんな言葉かわしてからランドオロスが笛を鳴らすとそれを合図にクロードは攻撃を仕掛ける。がその攻撃も全てランドオロスにさばかれ一撃も当たらずに今度はランドオロスが攻撃の動作に入る。
「くっ!」
「どうしたこのままじゃ昨日と同じだぞ!」
クロードもなんとかランドオロスの攻撃をさばきながら反撃の機会を探す。とそこであることに気づく
(これ、うまく扱えば!)
「おらぁ!」
「そこ!」
惜しくも当たらなかったが確かにクロードは相手の動きを読み反撃を行った
「・・まさかこんな短期間で本当にやっちまうとは思わなかったがどうやったんだ」
「隊長の攻撃のリズムをよんでその間撃を攻撃しました」
「そうか、なるほどな・・」
そう言いランドオロスは少し考え込む仕草を取る
「どうしたんですか?」
「いや、お前はお前なりの方法を見つけたんだなと思ってな」
「?それってどういう・・」
「まぁいいか!それじゃあ行くぞ!」
「行くってどこに!?」
「第1制圧部隊の所だよ!今日中にそれを完璧に仕上げるぞ!」
「え!?ちょっ!まっ!!」
「アーカードもついてこい」
「了解」
こうしてクロード・シュネリヒカイトは新たな技能を身につけたのでしたとさ
オチが雑なのには気にしてはいけない