鬼人軍伝録   作:ルペコック

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そして一ヶ月の月日がたった


あなたを思って

「はぁはぁ・・くっまだ、まだ俺はやれる!続けてくれ!ウォーバ!」

「その意気よランドオロス!あなたの大切な人を思う気持ちがあなたに力をくれる。さあ続けるわよ!」

 

 

 

 

 

「私たちの戦い(カレー作り)を!!」

 

あれから1か月がたった。ランドオロスはあれから熱心に接していき2週間過ぎたあたりからやっと一緒に食事ができるまでに至った。だがここで1つの問題が生じてしまったのである。それはランドオロスの家事スキルの低さである。洗濯、掃除はまだ良かった。その2つは最低限はできた。だがここでランドオロスに最大の宿敵「料理」が立ちはだかったのである。元々ランドオロスにできる事はご飯を炊く、お湯を沸かす、肉を焼くの三つだけである。一人暮らしだった頃ランドオロスは外で買ったり、最悪1食抜くこともまれにだがあった。だが少女は成長期の子供である。ご飯を抜くなどもってのほか。外で買うにしても栄養の面まで考えると食費がかさむ。ある程度貯蓄があるにしても彼女との生活がいつまで続くのかも分からない今、ランドオロスの自炊能力の獲得は急務と言えた。だが頑張って料理本を読もうとしてもランドオロスの脳では処理しきれずオーバーヒートを起こしたのである。そこでダーマに相談し返ってきた答えが「人から教えてもらう」というものであった。そして白羽の矢が立ったのは現在教えてもらっている女性。ランドオロスの親友の1人であり、第3後方支援部隊隊長補佐のウォーバ・インディゴであった。

「ほら、てきとうに切るんじゃなくてきちんと食べやすい大きさに切りなさい?」

「うぐぐ、これぐらいか?」

「う~んまあいいんじゃない?じゃあ次はジャガイモね」

「おう!」

彼女から指導を受け始めたのが1週間前、まずランドオロスは料理の基礎という基礎を頭に叩き込まれ、頭の中にきちんと記憶として入った一昨日からようやく作れる料理を増やすところに入った。今日はカレーライスのようである。

「切り終わった?じゃあ今度は鍋にサラダ油おおさじ1入れて?入れた?なら肉を焼き色がつくまで炒めなさい?」

「うっす」

「・・・暇ね。ちょっとレシピここに置いとくからあとは1人で頑張ってみなさい?」

「?別に分からなくなった時に助言くれるってんならいいが何するんだ?まだ1人でレシピとにらみ合ってってのは不安なんだが」

「付け合わせのサラダでも作ろうかと、どうせこれが今日の昼飯になるんでしょ?」

「まぁそうだが、サラダ・・だと・・!?」

「何よ嫌いなの?野菜サラダ」

「嫌いじゃないが野菜食っても筋肉つかんだろ?野菜って食わなきゃいかんのか?」

「栄養って面を考えて自炊しようって考えるなら肉も野菜もバランスよく食べなきゃよ?まぁそれだけじゃあれだし一緒にスープでも作ろうかしら?」

そう言ってウォーバは付け合わせを作り始めた。

 

ルウを入れあとは煮込むだけになった時に突然ウォーバが口を開いた。

「にしてもあんたが料理を習い始めるなんてね、何?彼女でもできた?」

「阿保か、ただ路地裏をさまよっていた子供を保護しただけだよ」

「ふーん・・ねえ今度あんたの家に」

「来んなよ」

「なんでよ!今日までのスパルタ指導の恩を忘れたの!?」

「お前に子供近づけるわけねえだろうが!この子供狂いが!」

あまり知られていないことだが実はウォーバは大の子供好きなのである。それは子供を見つければ速攻で近づき弄くり倒しその子供に恐怖の傷跡を与えるほどに。ウォーバに少女を近づける所など想像もしたくないとランドオロスは考える。

「ふーん?でも保護ねえ、何?あんたもしかしてロリコン?」

「お前と一緒にすんな」

「あっ、やっぱり女の子なのね。ねえやっぱり今度あんたん家行くわ!」

「・・変なことすんなよ」

「しないわよ♪さすがの私でも人の女取ったりは」

「違うっつってんだろうが!」

「照れなくていいのよ。大切な人に尽くしてあげたい、健全なことじゃない♪ほら認めたら楽になれるわよ♪」

「ちょっと一発殴らせろ!お前の冗談を素直に聞いてるつもりはない!」

そのすぐあとご飯が炊けルウも煮込み終わったためすぐに昼飯に移った。

 

そんなこんなで1週間がたち、ウォーバのスパルタ指導のおかげでランドオロスはなんとか1人で料理ができる程度の自炊能力を得たとさ

「ウォーバ、今日までありがとな」

「どういたしまして、私も久しぶりにあんたと一緒にいれて楽しかったわ」

「そりゃどうもだ」

「またなんかあったら私に相談しなさい?このウォーバ様が直々に手伝ってあげるわ」

「そりゃありがてえ!じゃあまたなんかあったら頼むぞ!」

「えっへん!任せなさい!」

そんな会話をしながらランドオロスはキッチンから出ていった。そして1人残されたウォーバも一言呟いてからキッチンを出た。

「ランドオロス。あんたは大切な何かを見つけたのね。・・できれば私がなりたかったな」

そんな一言をつぶやきながら

 




あ、あれ?立たせる予定の無いフラグガガガ
いい加減マリーちゃんに名乗らせてランドオロスさんにマリーって呼ばせたい。
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