「ふぅ・・今日の任務も終了」
ランドオロスがそんなことをつぶやきながらとあるビルの一角から出てくる。
「それじゃ行ってくる」
「うん、気をつけてねランドオロス」
「・・呼びにくくないか?その呼び方」
「もう慣れちゃったからいいの、それより行かなくていいの?」
「あ、あぁ行ってきます。マリーお前も気をつけろよ」
「うん、分かってるよ」
そう言ってランドオロスは自宅を後にする。
(最近マリーの奴は笑顔ばかり浮かべてくれるようになった。だったら止めるわけにはいかねえよな)
そんなことを考えながらランドオロスは隊室に向かった。
第8制圧部隊発足から1か月、現在ランドオロスは書類仕事を片付けていた
「あ~終わったぁ・・よしいくか!」
そう言ってランドオロスはある場所に向かった
・・・
「どおりゃぁぁ!」
「そこまで」
そう言われるとランドオロスは攻撃をやめる。そして大勢の人の中に戻っていく
「いいのか?ランドオロス?」
「何がだ?ダーマ」
「ここ第1部隊の演習場だぞ」
「一人しかいねえんだ、演習もなにもねえよ。だったら他の隊に混じった方が都合がいい」
「そうか・・それより大丈夫か?」
「何がだ?」
「調子だ、すごい勢いで任務放り込まれているらしいじゃないか」
「そうそう!この前なんか軍校の草刈りなんか手伝わされて制圧部隊の仕事か!って突っ込んだものだ」
「・・・」
ダーマは苦虫を噛み潰したような顔をして頭を押さえる。
「どうしたダーマ?そんな顔して」
「なんで止めないんだ」
「分かりきっていることだろ」
「それでも!だ!いい加減限度ってもんがあるだろ!あの子ももう安全な場所にいる!お前があの子のために頑張る必要はないんだ!」
「・・珍しいなお前がそんなことを考えるなんて」
「・・何の話だ」
「上の連中がこんなことに乗り出してきたってことはどうにかできる手段があるが俺が邪魔ってことだと俺は考えているぜ。つまり俺がマリーを見捨てればマリーは危険な目に合う。だから俺はあの隊で続ける、続けなきゃいけないんだ」
「・・そうかよ、だったら勝手にしな。だが何かあったら俺に言え・・いや俺じゃなくクリスにでもいいから言え!できる限りだが手を貸してやる」
「・・・ああ、ありがとよ」
そう言ってダーマはランドオロスの元を離れ、模擬戦を始めた。
(あと2か月・・2か月後には軍校の卒業生たちがやってくる。そこで2,3人第8部隊に捕まえられりゃ少しは楽になるんだがなぁ)
そして時は過ぎ2か月たった
いやーやっと次回!ついに個性豊かな人外軍団の一端を描けます!