緋弾のアリアの世界に転生⁉   作:ふわふわ

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第三話 理子と吸血鬼

理子side

 

私は今、伊・Uの中を歩いている。

フランが来てから私は様々な戦闘技術を身につけてきた。

だが、まだまだこんなのじゃ足りない!

だって、もっと強くならないと、あの吸血鬼に……

 

と私が考えていたら。

 

「あら、四世!」

「……ヒルダ……」

あの吸血鬼だ。

 

「そんなに警戒しなくても良いのに。私はお父様とは違ってあなたを評価しているのよ」

「そんなわけない」

「…四世」

「ひっ!」

「せっかく私が評価してるのになんて態度なの?やっぱりあなたは檻の中に居るべきだったのかしら?」

 

あの生活がフラッシュバックする。

嫌だ!あんなのはもう二度としたくない!

 

私はヒルダから少しずつ離れていくが

 

「何をしてるの?」

 

バチバチ!

 

「あっ!」

 

ヒルダの超能力で私は感電してその場から動けなくなってしまった。

 

ヒルダが私を蹴ってくる。

 

「うっ!」

「あなたは所詮繁殖犬。ただの遺伝子なの。犬は犬らしく首輪でもかけておこうかしら」

 

そう言ってまた私に電流を流そうとしたとき

 

「理子ちゃん!?」

 

私が最もよく聞き知った声がかけられた。

 

「フランちゃん!」

 

フランちゃんが偶々通りかかった。

 

「えーっと…誰ですか?」

 

ヒルダに聞いている。

 

「あなたは私の名前も知らないんだなんて…さすがは無力な人間ね」

 

と言っている。

 

「でもあなたに特別に教えてあげるわ。私はヒルダよ。ドラキュリアよ」

「ふーん」

「なんなのその態度は!」

「吸血鬼なんだぁ~と思ってね」

「私をなめてるの?」

「そうだね~。見るからに弱そうだし」

「許さないわ!泣いて謝っても許さないから」

「所詮ただの吸血鬼かぁ」

 

フランちゃんはつまらなそうだ。

けど

 

「フランちゃん!危ないよ!ヒルダは強いの!」

「大丈夫だよ。理子ちゃん」

 

私はふと、何でこんなにフランちゃんの声がすぐそこに聞こえるんだ?と思ったら

 

「四世!何でそこにいるの」

 

ヒルダの声が向こうから聞こえる。

 

何で!?私移動してないのに!?

 

「っ!繁殖犬のくせに!」

「繁殖犬?」

「そうよ!こいつは私たちのために優秀な五世を生ませるための遺伝子なのよ。だからそれと一緒にいるあなたもただの犬のお友達よ」

 

っ!私だけじゃなくてフランちゃんにまで!

私が弱いから…

 

と私が思っていたら

 

「………ない」

「何?」

「……さない」

「何よ犬?」

「許さない!私のお友達をこんな風に呼ぶなんて!」

「犬に犬と言って何が悪いの?」

「………」

 

フランちゃんが下を向いて黙っている。

 

「フランちゃん、どうしたn……!!」

 

私がフランちゃんに聞こうとしたら

 

「アハハハハ!」

「ど、どうしたの!?」

「アハハハハ!ヒルダ!アナタハコワレナイ?」

「なんなのよコイツ!私は死なないわ!だって吸血鬼だもの」

「ソウナンダ!ジャア、アナタノツミヲコウカイシテネ?」

「そんなことはしないわ!」

「ジャア、サヨウナラ!」

 

ザシュッ!

「うわぁ!」

 

ヒルダの体が真っ二つになった。

しかし

 

「なっ!」

 

「私は死なないわ!」

 

途端にヒルダの体が再生した。

 

「吸血鬼には魔臓というものがあるの。それが壊されなければ私は不死身よ!」

 

「ソウナンダ!ジャアコレハドウカナ?」

 

フランちゃんが私をフランちゃんの後ろに連れて行ってからヒルダに手を向けた。

 

「キュットシテ、ドカーン!」

 

バシュッ!

 

ヒルダの体が爆発?いや、飛散した。

さらに

 

「レーヴァティン!」

 

フランちゃんの背をも優に超える剣、しかも炎を纏っている剣でヒルダを切り刻んでいく

 

「ぎゃぁぁぁああああああ!」

 

しかしヒルダは再生する。

 

「スゴイスゴイ!コレハタノシイネ!」

 

バサッ!

 

「「!!!」」

 

私とヒルダは唖然とした。

なぜなら

 

「何で空を飛んでいるの!?」

私は驚愕した。

 

「ワタシハ吸血鬼ダヨ!ソノ羽でジユウニソラヲトベルンダ!」

 

私はさっきのフランちゃんの言葉を思い出した。

 

「所詮ただの吸血鬼かぁ」

 

あれはそうゆう意味だったんだ。

現にヒルダは空を見上げているだけだ。

 

「ジャア、ツヅキヲハジメヨウ!」

 

フランちゃんが高速で飛行すると弾幕が体から放たれた。

 

「…何…コレ?」

 

ヒルダは弾幕を知らないんだ。

 

「こんな光る弾、当たっても関係ないわ」

 

いや、違う。

あれはとんでもない威力なんだ。

やはり

 

「ぁぁぁあああああ!」

 

ヒルダが被弾して羽がもぎ取れた。

 

私は見てられなかったので、シャーロックの所へと急ごうと思ったら。

 

「いやぁ~とんでもないことになってるね~」

 

「いつからいたんですか?」

「初めからだよ。推理でこうなることはなんとなく分かったからね。しかし、あの初めのほうの「キュットシテ、ドカーン」の原理は全く分からなかったよ。」

 

「これって止めたほうがいいんじゃないですか?」

「そうだね。でも周りを見てごらん」

「周り…ですか?」

「こんなに派手にやってるのに船内は傷一つついていないんだよ。」

「それは…どうゆうことですか?」

「いいかい?あんな攻撃では一瞬でこの船は吹き飛ぶ。しかし、そうなっていないということは…彼女はあの攻撃をしながら周りに結界、つまり防壁を張りながら戦っているんだよ」

「そんなことが…」

「つまり彼女はまだ本気を出していないということだね。僕にもどこまでかは推理できないよ」

「そう…なんですか」

「ああ、そろそろ止めにかかろうか」

 

シャーロックが歩いていこうとしたら

 

「ぎゃぁぁぁああああああ!」

「やめてやめてやめて!!!」

「ぁぁぁああああああああ!!!」バタリ

 

ついにヒルダが倒れた。

 

「終わったようだね」

「!!ごめんなさい。暴走してました」

「いいや、いいんだよ。ヒルダ君にはお仕置きが必要だと思っていたからね」

「そうですか。一つお願いがあるんですけど…いいですか?」

「いいだろう。僕の部屋にこの後来たまえ」

「分かりました。理子ちゃん、またね」

「う、うん」

 

 

シャーロックの部屋

 

「僕にお願いとは、何かね?何なりと言ってごらん」

「学校に行きたいんです。」

「学校かい?」

「はい」

「そんなことかい!もちろん良いよ」

「書類を作らないといけないんですけど…私だと怪しまれてしまうので…」

「それなら僕が作ろう。君は安心して学校に行きたまえ」

「ありがとうございます」

「出発はいつだい?」

「明日にしようと思ってます」

「それは突然だ。じゃあ明日までに書類を作っておくよ。学校はどこだい?」

「神奈川武偵付属中学校です」

「そうかい。じゃあ頑張ってくれたまえ。また会うことになると思うがね」

「?」

「今日はもう行きたまえ。理子君としっかりとお話しておくんだよ」

「分かりました。」

 

 

理子の部屋

 

さっきのフランちゃん強かったな~!

私もあんなふうになりたいな~!

 

すると

 

「理子ちゃん?」

「フランちゃん?」

「入って良い?」

「良いよ!」

「おじゃましまぁ~す」

 

フランちゃんが悲しそうな表情で入ってきた。

なんだろう?嫌な予感がする。

 

「どうしたの?」

「実は…ここから出ていくことにしたんだ。」

「何で!?」

「私も学校に行きたくなったから…」

「そうなんだ…」

「うん…」

「でも、また会えるよね!」

「もちろんだよ!」

「じゃあ……一緒に寝よ?」

「いいの?」

「良いよ!」

「分かった!じゃあ部屋に行って服を取ってくるね」

「分かった!じゃあ待ってるね!」

「うん!」

 

10分後

 

「お待たせ~!」

「やっと来た~!こっちだよ~!」

 

大きなベッドがある。

フカフカそうだ。

 

「今日はたくさんお話ししようね!」

「うん!」

 

 

少女たち会話中

会話後

 

「ふわぁ。眠たくなってきたね~」

「そうだね~」

「そろそろ寝よっか~」

「そうしよう」

「フランちゃん」

「ん?」

「これからもずーっとお友達だよ~!」

「もちろん!」

 

と私たちは眠っていった。

 

 

次の日

 

「おはよ~」

「おはよ~!」

「じゃあ、いこっか」

「…うん」

 

 

シャーロックの部屋

 

「そろそろ来るだろうと思ってたところだよ」

「そうですか」

「これが書類だよ。」

「ありがとうございます」

「それじゃあ頑張ってきたまえ」

「それじゃあ理子ちゃん、またね!」

「うん!またね!」

「ザ・ワールド!」

 

と言った途端、フランちゃんは消えた。

 

行っちゃったか

私も頑張ろう!と思った

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