失われた欠片   作:ガイアプロローグ

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更新完了です。
※一部のキャラの性格がアニメと違います。


日常生活・和編
第11話 チェルシーは不安を抱く…/アカメは義兄の考えに疲れを覚える。


俺ガイルサイド…

 

コンビニから一人の少年が出てくる。

 

店員「ありがとうございました」

 

???「はい…こちらこそ」

 

少年はそう言いコンビニから出て、自分の家に戻ろうとした時…

 

???「っ!誰か倒れている!」

 

少年はその場で倒れている一人の少女を抱えて自分の家に帰る。

 

 

 

 

 

 

 

数分後…チェルシーは目を覚ます。だがしかしそこは知らない人の部屋の中だった。

 

チェルシー「(ここは?…アカメ達は?)」

 

チェルシーは起き上がり、辺りを見渡すと一人の少年が台所に立っているのが見える。

 

チェルシー「(…誰なの?…でもアカメや仲間じゃないのは確かだ!)」

 

チェルシーは周りに黒いオーラを纏わせる。

 

???「起こしちゃったかな?ごめんね」

 

少年はまだ振り向いていない為、チェルシーが完全否定を纏わせている事に気付いていない。

 

チェルシー「ここは何処なの?…それにあなたは誰なの!」

 

チェルシーは警戒を高めていた。そして少年は振り向くとその姿に驚いたのか、思わず腰が抜ける。

 

???「わぁっ!」

 

チェルシー「?」

 

???「君…人の姿をした化け物なのか?」

 

初対面に対して失礼すぎることを言う彼の名は葉山隼人。この世界の学生である。

 

隼人「でも人間じゃないのは確かみたいだね」

 

チェルシー「…」

 

隼人「可哀想だね、そんなに可愛い顔しているのに悪魔が取り付いているなんて…君はどんな人生を送ってきたんだ?」

 

チェルシー「…私に過去なんてない」

 

隼人「え?」

 

チェルシー「私は…仲間を探しているの!」

 

チェルシーはそう言うと、玄関に向かって歩く。

 

隼人「まっ待ってくれ!悪かったよ!言い過ぎて悪かったよ!それに、今は夜なんだから…女の子一人で外に出るのは危険だよ?」

 

チェルシー「…その方が私はいいわ」

 

チェルシーはそう言うと葉山隼人の家を出て行った。

 

隼人「…本当に行っちゃったよ」

 

その後チェルシーは夜の街を走ってアカメ達を探すがアカメ達の姿は見当たらない。

 

チェルシー「はぁ…はぁ…アカメ、何処なの?」

 

辺りは自分がいた世界とは全く違うため、頭の中が混乱していた。

 

チェルシー「でも、この世界にいるはず!」

 

すると突然頭痛がはしる。

 

チェルシー「ぐっ!(こんな時に!)」

 

その時、後ろから街の二人の不良がチェルシーに声をかけてる。

 

不良1「そこの嬢ちゃん、どうしたんだ?そんな所で頭抱えちゃって〜」

 

不良2「俺ら今暇だからさ〜一緒に遊ぼうぜぇ?」

 

チェルシー「…邪魔しないで!」

 

チェルシーは黒いオーラを纏わせ威嚇する。

 

不良1「何だ⁉︎この女!」

 

不良2「ここは…退いた方が良さそうな気がする!」

 

不良1「何言ってんだ!目の錯覚に決まってんだろ!」

 

一人の不良は上着のポケットから包丁を出しチェルシーに向けるが、腕が尋常じゃない程震えている。自覚してはいるが震えが止まらない。もう一人の不良はその場から逃げ出す。

 

不良2「うわぁぁぁ‼︎こんな所で死にたくねぇぇぇ‼︎」

 

不良1「ま待ってくれ!俺を一人にするな!」

 

チェルシーは不良の持っている包丁の刃の部分だけを黒いオーラで切断する。

 

不良1「あ…あぁ…うわぁぁぁ‼︎殺されるぅぅ‼︎」

 

 

 

 

 

すると、不良の背後から一人の少女が現れて不良の頭をチョップし、不良はその場で気絶した。

 

不良1「がっ‼︎」

 

ドサッ!

 

???「はぁ…全く、うるさい奴らね」

 

少女はさっき逃げた不良を肩にのせながらそう言う。

 

チェルシー「誰?」

 

???「その様子だと、この世界に来たばかりみたいだね?」

 

チェルシー「(何だろう…この子から何も殺意や嫌気が感じられない?)」

 

チェルシーは完全否定を解く。

 

セキザクラ「私はセキザクラ、裡紅セキザクラよ…アンタを襲おうとしてた不良達は私が気絶させといたから心配しなくていいよ?」

 

チェルシー「あ…ありがとう」

 

セキザクラ「お礼なんていいよ、当たり前のことをしたまでだから〜えっと…名前は?」

 

チェルシー「私、チェルシーってみんなから呼ばれているの」

 

セキザクラ「ん?本名じゃないの?」

 

チェルシー「多分、本名だとは思うんだけど…」

 

セキザクラ「う〜ん…(ちょっと変わった子みたいね)」

 

セキザクラはそう思いながら少し難しい顔をする。

 

チェルシー「?」

 

セキザクラ「あっいや何でもないよ!…それよりも早くこの不良達を警察署の前にでも置いて行きましょ?」

 

チェルシー「けいさつしょ?」

 

セキザクラ「今は夜だし、私と一緒に来る?」

 

チェルシー「ごめん…私、仲間を探しているの!もしかしたらみんなこの世界の何処かにいると思うの…だから…一緒には行けない」

 

 

 

 

セキザクラ「そっか…」

 

チェルシー「ごめんね…」

 

チェルシーは背を向けて、セキザクラのいる逆の方向に歩く。でもチェルシーは何もこの世界の事を知らない…不安を抱きながらただ前へ歩くだけだった。そんな時…

 

 

 

 

 

 

セキザクラ「私も一緒に探すよ!」

 

チェルシー「…でも…これは私の問題だから…巻き込むわけにはいかないの」

 

セキザクラ「一人で不安だと思わない?」

 

チェルシー「私は…大丈夫だから…もうほっといて」

 

セキザクラ「それだと尚更ほっとくなんて出来ないよ!…それに、こんな夜中で一人で歩くなんて危険だよ!」

 

チェルシー「…でも」

 

セキザクラは抱えている不良を降ろして、チェルシーの元に向かう。

 

セキザクラ「それに、その能力をコントロール出来てないし…暴走でもしたら大惨事を招くことにもなるかもしれない!だから…私も一緒に探すよ!チェルシーの仲間を!」

 

チェルシー「…何で?、何でそこまで会ったばかりの私の事なんか…心配するの?」

 

 

 

 

セキザクラ「…だって、友達だから!」

 

チェルシー「…友達?」

 

セキザクラはチェルシーに抱きつく。

 

セキザクラ「それに…そんな泣きそうな目で見られたら、私も痛いから…」

 

チェルシー「っ‼︎」

 

セキザクラはチェルシーの気持ちがよくわかっていた。不安を抱きながら歩くのがどれほど辛い事なのかを…

 

セキザクラ「だから…一緒に探そ?私がチェルシーを守るから…」

 

チェルシー「…うっ…うん!」

 

セキザクラ「(この子は…私が絶対に守る!)」

 

チェルシーとセキザクラはその後、二人で夜の街を歩いて近くにあった宿屋を見つけて、そこで仲良く休んだのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、アカメは…

 

アカメ「うっ…(ここはどこだ?)」

 

アカメは目を覚ますと、知らない天井が目に映っていた。閉まっている扉から何やら声が聞こえるがよく聞こえない。その中には聞き覚えのある声も聞こえていた。

 

アカメ「(兄さん、誰と話しているんだ?)」

 

アカメはそっと扉の隙間から状況を確認すると、楽しそうにしているマヴァールとこの家の人の姿が見えた。

 

マヴァール「いやぁ〜このあんまんって食べ物、めっちゃ最高に美味いなぁ!」

 

???「そんなに美味しいの?じゃあ今度はもっと補充しとくから楽しみにしてなよ」

 

マヴァール「おっ!それは助かるなぁ〜手作りでもいいぜ?」

 

???「手作りは無理だね」

 

マヴァール「ですよね〜」

 

アカメ「(兄さん、かなり馴染んでる⁉︎)」

 

アカメはマヴァールがこの家の人と馴染む早さに驚くしかなかった。

 

マヴァール「ん?アカメ!起きているのか⁉︎」

 

アカメ「なっ!」

 

マヴァールがアカメのいる扉を思いっきり開けた。

 

???「ん?起きてたの?」

 

アカメ「兄さん、一体何の話をしていたんだ?それにそいつは誰だ⁉︎」

 

マヴァール「あぁ〜あんまんの話をしていたこの子の名はサッキーって言うんだ!それに俺らが倒れてた所を助けてくれたんだ」

 

アカメ「サッキー…?」

 

沙希「この人、馴染むのが早いみたいなんだけど…私はサッキーじゃなくて沙希だよ?」

 

アカメ「…ありがとうな、助けてくれて」

 

沙希「家の近くで倒れてたからね…」

 

マヴァールが話を切り出す。

 

マヴァール「あっそうだサッキー、紹介するよ!こいつは俺の自慢の妹のアカメって言うんだ!仲良くしてくれると嬉しいんだが〜どうかな?」

 

アカメ「他人の前でそれを言わないでほしい…」

 

沙希「マヴァールの妹?…でもあまり似ていないような…」

 

アカメ「あくまでも私と兄さんは義理の兄妹だからな」

 

マヴァール「いやいやアカメ〜そんな義理だなんて〜」

 

マヴァールはアカメの言葉に照れる。

 

アカメ「一言も褒め言葉は言ってないぞ⁉︎」

 

沙希「仲が良いんだね」

 

アカメ「どうだろうなぁ…」

 

アカメはマヴァールのシスコンぶりに疲れを感じていた。現在、夜の11:30。

 

沙希「もうこんな時間か、私はそろそろ風呂に入るけど〜アカメも一緒に入る?」

 

アカメ「私は、服は今着ているものしかないんだが…」

 

沙希「大丈夫、私の借りてもいいよ?(でもサイズ大丈夫かな?あったかなぁ)」

 

アカメ「いっいいのか?本当に…」

 

マヴァール「っ‼︎(アカメがこの世界の服を着る…だと⁉︎これは見逃せない!)」

 

マヴァールはアカメがこの世界の服を着ると聞いて妄想し始める反面、アカメはマヴァールのシスコンぶりに溜め息をする。

 

アカメ「はぁ…(兄さんといると疲れる)」

 

沙希「ん?どうしたの?」

 

アカメ「いや、何でもない」

 

アカメとマヴァールは、彼女の家で一夜を過ごすのであった。

 

 

 

 

 

因みに、八幡はというと…

 

八幡「うっ…ん?」

 

八幡は目を覚ます。すると…

 

小町「何やってるの?…お兄ちゃん」

 

八幡「っ!小町⁉︎」

 

八幡は今の玄関の入り口で大の字になっていた。小町はクスッと笑いながら言う。

 

小町「…ついに精神崩壊でもしちゃった?」

 

八幡「いや…嬉しすぎてお兄ちゃん、ホッとしていたんだ…(良かった!帰れた!)」

 

八幡はそう思いながら、これまでにない笑顔が顔に出ていた。




・裡紅セキザクラ
今後重要なキャラになる(主役の一人に近い人物)。外見は小柄で身軽な体型をしていて、意外と胸が少し大きめ(アカメよりは小さい)。性格は強気でまっすぐな為、一度決めた事を最後までやり通すタイプ。服装は桜の花模様が背中に一つある赤い花魁衣装で、髪の色は赤髪。瞳の色は紫色。

細かに言うと下にある通り…

身長は160cm。
髪の特徴:ストレートロングヘアーで赤髪。
目の特徴:少し大きめで紫色。
服装の特徴:桜の花模様が背中に一つある赤い花魁衣装(長袖)で、腰に紫色の波模様がある黄色い帯。
下半身の特徴:黒と赤のしま模様(横に)の膝の少し上目の靴下で、脛あたりまである黒いブーツを履いている。太ももは露出しているためそう思うと少しエロい感じ。
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