失われた欠片   作:ガイアプロローグ

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チェルシー達はアカメ達を探す。


第18話 三人は再び合流を目指す。

俺ガイルサイド…

 

チェルシー達は昨日学校に寄るのを忘れてしまい、そのまま材木座家で夜を過ごした。義輝はラバックに「まっまさかっ!貴様!この二人もここに泊める気ではないだろうな!」と慌てた様子で言うとセキザクラが「だって他が無いからしょうがないでしょ?」と言うと義輝はどこか嬉しそうな感じで「良し!では中へ入るが良い!」と即答でチェルシー達を自宅の中へ入れた。

 

 

 

そして次の朝5:00、チェルシーは皆んなより早く目を覚ました。そして部屋にあるカレンダーを見る。

 

チェルシー「…今日はいつかな?」

 

チェルシーは今日の日付が分からなかった。カレンダーの予定の空白部分は義輝のスケジュールでいっぱいだった(ほとんどがゲーム関係)。辺りを見回すが、セキザクラやラバック、義輝はまだ寝ている。チェルシーは台所の方向に向かって行く。

 

チェルシー「…」

 

チェルシーは冷蔵庫を開ける。その中には昨日ラバックが買った弁当と飲み物しかなかった。特に用はなかったので冷蔵庫を閉める。

 

チェルシー「…もう少し寝た方がいいかな?」

 

チェルシーはそう言うと、再びセキザクラ達の近くに行って、眠りにつく。

 

 

朝の8:00頃、朝ご飯はラバックが買ってきた食材で済ませてチェルシーとセキザクラ、ラバックは一足先に外に出る。

 

ラバック「義輝、俺ら先に出るから鍵閉め忘れんなよ?」

 

義輝は腕を組んで言う。

 

義輝「ウヌッ?ラバックよ!我は剣豪将軍だぞ?そんな容易い壁、簡単に達成出来るに決まってあろう!」

 

ラバック「じゃあ宜しくな〜将軍様」

 

セキザクラ「いや出来て普通でしょ…」

 

チェルシー達は外に出て、再びアカメ達を探しに行く。道案内はセキザクラにさせるととんでもない事が分かっていた為、ラバックが道案内をした。

 

ラバック「それにしてもここは色んなのがあるよな〜レストランや本屋とか色々あるから退屈しないなぁ〜」

 

セキザクラ「まぁそこは私も同感ね〜危険種は居ないし、安全性があるわよここは!」

 

ラバック「でさ〜まずは何処に行くか?」

 

セキザクラ「ん〜」

 

二人が話していると、チェルシーが提案した。

 

チェルシー「…学校とかどうかな?昨日忘れちゃったから…」

 

ラバック「…まだ開いてないんじゃないか?」

 

セキザクラ「あの中二に聞いた方が良かったかな?」

 

ラバック「義輝は多分そこまでは知らないと思うぞ?…でも校門の前に居ればその内遭遇するかもしれないな」

 

セキザクラ「いやそれだったら直接学校に行った方が早くない?」

 

ラバック「…」

 

チェルシー「…」

 

セキザクラ「…駄目?」

 

ラバック「…それはいいんだが、学校に何か用事があるのか?」

 

チェルシー「…うん、何か感じたの」

 

ラバック「?」

 

セキザクラ「実はさ、チェルシーの仲間が学校にいるんじゃないか?って思っているみたいなんだ…だから、それで学校に」

 

ラバック「確証はないのか?」

 

チェルシー「…昨日、確かに感じたの…だからまた行けば分かるの!」

 

チェルシーはラバックの目を真剣に見てそう言った。

 

ラバック「…そうだな、行ってみないと分からないからな!じゃあ行くか?学校に」

 

チェルシー「うん、ありがとう」

 

チェルシーはそう言うとラバックの腕に抱きついてくる。ラバックは腕を抱かれると顔が赤くなり解こうとする。

 

ラバック「チェッ!チェルシーさん!そのっ!そういうのは周りから見ると違う意味で通しちゃうから離れてください!(腕に柔らかい何かが当たってるんだよ…多分"アレ"だよね)」

 

セキザクラ「な〜に照れてるの?」

 

ラバック「違う!俺は今いろんな意味で困っているんですよ?助けてセキザクラ」

 

ラバックの表情を見てチェルシーが離れる。

 

チェルシー「あ…ごめん」

 

ラバック「あっいや、そんなに落ち込まなくても?」

 

 

 

そんな風な会話をしているうちに、チェルシー達は学校の校門まで来た。

 

ラバック「一番近い学校だとここだが…合ってるか?」

 

セキザクラ「そうだよ、チェルシーが感じたのはこの学校…そうだよね?チェルシー」

 

チェルシー「うん」

 

するとセキザクラがラバックに問う。

 

セキザクラ「ところでさラバック、チェルシーの能力を宿した張本人の名前とか知ってる?」

 

ラバック「っ!…お前なんでチェルシーの能力の事を…」

 

セキザクラ「ラバック、もし何か知っているなら教えて欲しい!何でもいいの!」

 

ラバック「…お前には関係ないんじゃないのか?」

 

セキザクラ「…関係なく無いわ、私にとっては重要な事なの」

 

ラバック「知ってどうするつもりだ?まさか弱点を知ってあいつを倒すとかいうんじゃ無いだろうな?…今の実力じゃ無理だ、あいつは俺らナイトレイドが全員で挑んでも手も足も出ないくらいの強さだぞ!…お前一人で挑んだ所で死にに行く様なもんだぞ!」

 

チェルシー「…」

 

セキザクラ「…名前がわからないなら、攻めて弱点を知りたい」

 

ラバック「悪いが、あいつの弱点は俺にも分からない」

 

セキザクラ「…そうか」

 

ラバック「…あいつと何か関係があるのか?」

 

セキザクラ「…それは…」

 

ラバックはセキザクラの表情を見ると、関係はある様な感じがしたが、それ以上は何も言わなかった。

 

チェルシー「ごめんね…私が記憶をなくしていなかったら、巻き込むこと無かったのに…」

 

ラバック「いや、チェルシーは悪くない…これはあいつが仕組んだ事だ」

 

セキザクラ「そうだよ、あいつは世界線に影響を与えている程危険な奴よ!野放しには出来ない!」

 

チェルシー「…そうだよね」

 

チェルシー達がそんな事を話していると、一人の少年が声をかけきた。

 

???「すいません、通して来れないかな?」

 

セキザクラ「えっ?あぁごめん!」

 

チェルシー達は校門のど真ん中にいた為、学生からしたら通行の邪魔をしている様に思われたらしい。

 

ラバック「(学生が変な目で見てたのはそういう事か)」

 

チェルシー「本当にごめんなさい」

 

???「ううん、そこまで気にしないでいいよ?」

 

少年はそう言うと学校に向かう。するとセキザクラが…

 

セキザクラ「あっ!ちょっと待って!」

 

???「?」

 

ラバック「セキザクラ、止めてどうするんだ?」

 

セキザクラ「昨日この学校にさ、初めて見たって人物を見たりしなかった?」

 

???「ごめん、僕は見てないかな…それに昨日は休んでたから」

 

セキザクラ「そうか、ごめん!引き止めちゃって」

 

???「ううん、気にしないで」

 

そう言うと、少年は学校の方に行ってしまった。

 

ラバック「ほらな?知ってる訳無いって…」

 

セキザクラ「ん〜、よし!こうなったら学校の中に行くしかない!」

 

ラバック「おいおい!そんな事したら駄目だろ?」

 

セキザクラ「えっ?何で?」

 

ラバック「何でって…俺ら学生じゃないし、勝手に入ると不味いだろ」

 

セキザクラ「それなら学校の人に許可を得れば大丈夫でしょ?」

 

ラバック「簡単には行かなそうだな…」

 

セキザクラ達が学校に行こうとすると、チェルシーが二人に伝える。

 

チェルシー「…ごめん…二人共」

 

セキザクラ「どうしたの?」

 

ラバック「?」

 

チェルシー「学校からは今知っている様な人が居ないみたいなの」

 

セキザクラ「えっ?」

 

ラバック「どういうことだ?」

 

チェルシー「でも…こっちに向かって来てるのは感じるの」

 

ラバック「もしかして、アカメ達が直ぐそこにいるのか?」

 

チェルシー「ううん…アカメじゃないけど、知ってる人が近づいて来ている気がするの」

 

ラバック「知ってる人?他にいるとしたら…誰だ?」

 

ラバックが校門の横を見てみると、段々とチェルシーが言っていたその知っている人物が学校に向かって来ているのが見えた。その人物は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラバック「あれは…八幡‼︎」

 

セキザクラ「誰?」

 

チェルシー「…やっぱり」

 

自転車で学校に向かっていた八幡はチェルシー達に気付くが、敢えて知らない振りをして校門の中に入る。

 

八幡「はぁ…(マジかよ!何で一人増えてるの?朝から災難な事に巻き込まれるのはご勘弁下さい)」

 

そう思ってるいると、チェルシー達が八幡がいる自転車置場に来る。

 

ラバック「八幡!」

 

八幡「なっ!(早っ!)」

 

セキザクラ「ちょっとラバック!幾ら何でもここまで行かなくてもいいでしょ!」

 

ラバック「いいや!こればかりは駄目だ!なぁ八幡、あの時の作戦…嘘だったみたいだな」

 

八幡「あん時?(何の事だ?)」

 

ラバック「お前…異界のゲートに飛ばされた時、最後ニヤついてたよな?」

 

ラバックの言葉に八幡はその時の出来事を思い出して一瞬だけ目を見開くが、直ぐに元に戻す。

 

八幡「…何の事だ?(ここは知らない振りをしよう)」

 

ラバック「もう忘れたのか?ブラートが八幡をゲートの中に投げた時だってば!」

 

八幡「…俺は知らん」

 

ラバック「おいおい?惚けんなよ…正直に言ってくれよ?」

 

ラバックが一方的に発言するとチェルシーが止めに入る。

 

チェルシー「ラバック、責めたら駄目だよ⁉︎この人も被害者の一人なんだよ?」

 

ラバック「別に責めてる訳じゃない、普通に聞いてるだけだ」

 

八幡「…俺早く行かないとだからまたな」

 

八幡が逃げる様に立ち去ろうとすると、ラバックが八幡の肩に手を置く。

 

ラバック「待て」

 

八幡「何だよ?まだ用は終わってないって?」

 

ラバック「さっきのは悪かった…すまん」

 

八幡「お、おう(意外と素直だな)」

 

ラバック「もう一つ聞きたい…タツミが何処にいるか知らないか?」

 

八幡「…(そういえばこいつらはタツミを探してるとか言ってたな…ここは言った方がいいのか?いやでも昨日あいつ奉仕部の一人とか言ってたよな…それで雪ノ下達を巻き込むのは流石に面倒になりそうだな…だったらこうするか)」

 

八幡が思考回路を回転させた結果は…

 

 

八幡「…知ってるぞ」

 

ラバック「っ!本当か⁉︎」

 

八幡「あぁ…(簡単だ…放課後になったら俺がタツミに教えれば済む事だ)」

 

八幡はその後、ラバックに学校が終わる時間を教えるとそのまま学校の中へと入っていった。

 

ラバック「八幡…ありがとな」

 

セキザクラ「じゃあその間、三人で残りの仲間を探そうか?」

 

チェルシー「うん!」

 

ラバック「そうだな、それが良いな!」

 

チェルシー達はそう言うと、学校を後にしてアカメとマイン、マヴァールを探しに再び街に行った。途中で義輝と遭遇した時は「早く行かないと遅刻するぞ?」とラバックが言うと義輝は「我にそんなことはない!我は将軍だ!時間が少なくても普通に大丈夫だ」と余裕ある様に言ってそのまま学校に行ったが、結果は遅刻したらしい…その後、静に注意をされて教室に向かったのだった。




・材木座義輝(原作との異点)
俺ガイルサイドの人間。中二病全開の学生で周りから引かれている部分があるが、八幡やラバックとは仲がいいと自身は思っているとの事。まだ話では接触してはいないが隼人に小馬鹿にされている。

次回、学校から始まる予定。
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