失われた欠片   作:ガイアプロローグ

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念のためアンチ・ヘイトを追加しました。


第25話 忍び寄る影は恐怖を刻む。

俺ガイルサイド…

 

その日の夜、比企谷家でマヴァールは八幡達と話をしていた。

 

マヴァール「いや〜炒飯とても美味しかったなぁ〜」

 

八幡「まぁな…小町の料理は世界一だからな!」

 

マヴァール「だがしかし!アカメの作った肉丼も負けてはいないぜ!」

 

八幡「それはどうかな?小町はシェフにも負けない程の味を出す事も出来るぞ?本気を出せばフォアグラも作れるぞ?」

 

小町「お兄ちゃん流石にフォアグラは小町でも無理だなぁ〜」

 

一方チェルシー達は…

 

チェルシー「…」

 

マイン「…城廻?誰それ?」

 

ラバック「八幡から聞いたんだよ…その子は八幡と同じ学校に通ってた先輩みたいなんだ」

 

マイン「つまりその城廻ってのは私達を襲撃した奴に連れ去られたってことかしら?」

 

ラバック「まぁ考えられるのはそれぐらいだ」

 

タツミ「人質って事か…でもあいつは何のためにそんな事をするんだ?」

 

すると…

 

セキザクラ「罠の可能性があるね…」

 

タツミ「罠?」

 

セキザクラ「私達を誘い込んで皆殺しの可能性もあると思わない?」

 

チェルシー「…でも…私はほっとけないよ…だって…元は私がみんなを巻き込んじゃったから…だから助けない訳にはいかないよ」

 

アカメ「チェルシー、自分をあまり責めるな…この事態を生んだのはあいつだ…だが城廻先輩を助けたいのは同感だ、罪もない学生をほっとく事は出来ないからな」

 

セキザクラ「…そうか…そうだね!先ずは行動しないと何も始まらないからね!」

 

チェルシー「私、明日から今の自分の力をコントロール出来るように頑張るよ!」

 

そして深夜、八幡の部屋に男子勢が入って小町の部屋に女子勢が入って寝る事となった。人数が多い為、セキザクラとマヴァールはリビングのソファーで寝ることにした。

 

チェルシー「スゥ〜…」

 

アカメ「…(明日チェルシーの修行を手伝いつつ、この町を探索するか…チェルシー自身が異界のゲートを作れるまでは今いるナイトレイドでこの世界を守らなくてはな…)」

 

アカメはベッドから出て、窓を開けて外を見る。

 

アカメ「…?」

 

アカメは小さい子供が一人で歩いているのを見かけた。

 

アカメ「(こんな時間に一人で?)」

 

アカメはこっそりと小町の部屋から出て、外に出る。そして子供にバレないように物陰に隠れながら追う。そしてアカメはその後ろ姿を見て気付く。

 

アカメ「っ⁉︎(京華ちゃん?…なのか!)」

 

沙希の妹である京華が手にハサミを持って何故か一人で歩いていた。

 

アカメ「(だが何だ?様子がおかしいぞ…それに何だ京華ちゃんが手に持っているのは…)」

 

 

 

 

その後アカメが京華にバレないようについて行く事5分後、京華は滝の近くにいる一人の男の所に着いた。アカメは木の後ろに隠れて様子を伺う。

 

男「良い子だ…俺の欲しい物ちゃんと買ってくれたのか?」

 

京華「だっておにいちゃん、はさみがほしいっていってたからちゃんとかったんだよ?」

 

京華は男に持っていたハサミを渡した。

 

男「ありがとう」

 

京華はその男を見ると体が震えてしまう。

 

アカメ「…(あの男、怪しいな…)」

 

 

 

 

 

 

その一方、沙希は京華を必死に探していた。

 

沙希「はぁ!はぁ!はぁ!けーちゃん!何処に行ったの!」

 

沙希は必死に京華を呼ぶが返事はない。そう思うと沙希はますます不安になってしまう。沙希は再び名前を呼びながら町を走って探すがそれでも返事はなかった。

 

 

数時間前、川崎家では土日が全員が休みだったため何処に行くか計画を立てていた。

 

京華「けか、すいぞくかんいきたい!」

 

沙希「水族館かぁ〜土日空いてるかな?ちょっと確認してみるね?」

 

沙希は携帯の画面を開いて京華が行きたい水族館のホームページを確認していた。

 

沙希「うん!休日は開いてるね、じゃあ明日行こうか?」

 

京華「うん!」

 

沙希「じゃあ大志にも聞いてみるね」

 

沙希は大志の部屋に入って伝える。

 

沙希「大志、明日さ…みんなで気晴らしに水族館行かない?ここのところ大志とても大変そうだからさ…」

 

大志「え?みんなで⁉︎」

 

沙希「うん!けーちゃんも行きたいって行ってたから…どう?」

 

大志「もちろん!行くに決まってるよ!」

 

沙希「じゃあ決まりだね!」

 

沙希は大志に伝え終わると京華がいる部屋に戻って冷蔵庫を開けようとした時、インターホンの音が聞こえる。

 

ピンポーン…

 

沙希「誰かな?こんな時間に…」

 

沙希が玄関のドアを開けると、そこには男が立っていた。

 

沙希「あの、どちら様ですか?」

 

すると、男は警棒を持って沙希の頭を殴った。

 

ガッ!

 

沙希「うっ!」

 

沙希はその場で倒れてしまった。沙希が倒れた音で京華が玄関に来てしまった。

 

京華「さーちゃん?」

 

京華が沙希を起こそうとした瞬間、京華は男に催眠ガスを吸わされて気絶してしまった。

 

 

 

 

 

その数分後、沙希はリビングで目を覚ました。

 

大志「姉ちゃん!」

 

沙希「う…」

 

大志「姉ちゃん!大丈夫?」

 

沙希「大志…っ!けーちゃん?けーちゃんはっ⁉︎けーちゃんは何処!」

 

大志「それが…何処にも居なくて…」

 

沙希「っ!(もしかしてっ!)」

 

沙希は急いで玄関を出る。

 

大志「姉ちゃん!」

 

沙希「大志!あんたは家の中にいて!ちゃんと鍵も閉めて!」

 

そう言って沙希は走って京華を探しに行った。そして現在へ…

 

 

 

沙希「はぁ!はぁ!(けーちゃん!お願い!無事でいて!)」

 

沙希は必死に走るが、足が限界を迎えてその場に座り込んでしまう。

 

沙希「はぁ!…はぁ!…はぁ…けーちゃん…何処なの?」

 

沙希は再び立って歩き出す。

 

 

 

 

再び数時間前に遡り京華は催眠ガスを吸わされた後、京華は男の車の中で目を覚ました。

 

京華「ん〜…」

 

男「よく寝てたな」

 

男の車は店の駐車場に停まっていた。

 

京華「お兄ちゃん誰?さーちゃんは?」

 

男「誰だって良いだろ?それよりもハサミを買って来てくれないかな?」

 

京華「はさみ?何で?」

 

男「ちょっと切れない画用紙があってね、その為にハサミがないと駄目なんだ…お金はやるから買って来てくれないかな?すぐそこの店にあるからさ…それと今、俺はストーカーに追われてるから店から出たらこの滝の所まで一人で来てくれよ?」

 

男は地図と金を渡すと不気味な笑顔で京華にそう言ってきた。京華はその男の顔を見て震えてしまう。そして京華は男の言われるがままに店に入ってハサミを買いに行く(買わされに行く)。その後、京華は一人で滝がある場所まで行った。

 

 

そして現在に戻り、京華は…

 

男「ちょっと目を閉じてて?」

 

京華「何で?」

 

すると男は京華に無理矢理目隠しをして口元をタオルで覆った後、腕を縄で縛り付ける。そして男はハサミを取り出して…

 

京華「んー!んー‼︎」

 

男「さ〜て…どこから切り落とそうかなぁ?」

 

京華「んー‼︎(たすけて!)」

 

ザクッ!

 

 

 

一方、沙希は警察の人が近くに居たので京華について話していた。

 

沙希「この辺りで小さい子供、女の子を見ませんでしたか⁉︎」

 

警察「小さい女の子?すいません、私は見てはいません…」

 

沙希はそう言われると、急いで走り出した。

 

警察「あ、ちょっと?」

 

 

 

 

 

 

 

男「…ぐっ!…誰だ!」

 

男は腕に枝が刺さって、木が並んでいる方向を見る。すると…

 

アカメ「その子に手を出すな」

 

男「邪魔しないでくれないか?今大事なところなんだよ…あんたには関係ないでしょ?」

 

アカメ「…関係ならある…私は目撃者だ…」

 

男「…ふっ!関係ないじゃないか?ただの目撃者だろ?」

 

男は京華の髪を引っ張って自分の前に出す。そして隠してた銃を取り出す。

 

男「動くな!それ以上近づくと撃つぞ!」

 

アカメ「…本気か?」

 

男「本気だ、子供が死んでもいいなら来るがいい!」

 

するとアカメは肉眼では見えないほどの速さで男を京華から遠ざけた。

 

男「うぉ⁉︎」

 

アカメ「…」

 

男は直ぐに立て直してアカメに銃を向けた。

 

男「フハハッ!それ以上来たら撃つ!」

 

アカメ「…」

 

アカメは男の言葉を無視して来る。男は一発銃弾を放つが、全く外れた方向に飛ぶ。

 

アカメ「当ててみろよ…」

 

男「くっ!くそぉぉ!」

 

男は余裕のある表情を見て焦りながら連射するが全く当たらない。終いには銃弾が切れてしまった。

 

カチッ!カチッ!

 

男「くっ!っ!」

 

男は弾切れの銃をアカメに投げつけるが軽く弾かれる。

 

アカメ「諦めろ…お前に勝ち目はない」

 

男「くっ…こうなったら!」

 

男は隠していた爆弾のスイッチを押す。すると、アカメ達が立っている崖の上が崩れ始めた。

 

アカメ「っ!まさか!」

 

アカメは後ろを振り向く。

 

京華「きゃぁぁぁぁ‼︎」

 

アカメ「京華ちゃん‼︎」

 

アカメは急いで京華の元に向かう。京華が滝の下に落ちる寸前にアカメは京華を抱いて逆さの状態で水の中に落ちる。

 

ドボーン!

 

そしてアカメは先に京華を陸に上げて、自分も上がった。

 

アカメ「はぁ…はぁ…」

 

そしてアカメは京華に付いてた目隠しとタオルを取ってそこら辺に捨てた。アカメは京華の状態を確認した。

 

アカメ「(どうやら気絶してるだけだな…よかった)」

 

すると、水の中から男が出てきた。

 

男「はぁ…はぁ…手こずらせやがって!」

 

アカメ「お前…自分が何をしたか分かってるのか?」

 

男「うるさい!俺の計画をよくも崩しやがって!…お前だけは絶対に許さねぇぞ!」

 

男は隠してた包丁を持ってアカメに迫るが、一発顔を殴られて数メートル先まで吹っ飛ばされた。

 

男「ごほっ!」

 

男は木にぶつかって気絶した。

 

アカメ「それはこっちの台詞だ…」

 

アカメはそのまま京華を抱いて山を降りようとした時…遠くの方から声が聞こえた。

 

沙希「けーちゃん!」

 

アカメ「っ⁉︎(この声、沙希か…声の方向からだと近いな…これ以上巻き込む訳にはいかないな…)」

 

アカメは京華を見えやすい位置に寝かせてその場を立ち去った。

 

 

 

そしてその数秒後…沙希と警察官二人組が滝があった場所にたどり着いた。その近くには京華が横になっていた。

 

沙希「っ!けーちゃん!」

 

警察1「見つかりました?」

 

沙希は京華がいる方へ走って行った。もう一人の警察官が木の近くに倒れている男に向かう。

 

警察2「あ…こいつ指名手配の男だ!」

 

気絶している男はそのまま手錠をかけられて警察官の一人に連行された。その後、京華は目を覚ました。

 

京華「ん…?」

 

沙希「けーちゃん‼︎ごめんね…」

 

京華「う…っ!さーちゃん!」

 

京華は沙希に張り付くように泣きついた。沙希は京華を離さないように抱いた。その後沙希と京華は警察の案内で山から降りて行った。そしてアカメは一人で山を降りて、比企谷家に戻ろうとしていた。

 

 

 

 

アカメ「はぁ…はぁ…早く帰らないと、みんなに心配されてしまうな…」

 

アカメが比企谷家に向かっていると、一人の男が電柱からアカメを見ていた。

 

???「あれがナイトレイドか…一人なら俺でも殺れそうだな」

 

その男はそのままアカメについて行った。




次回、修行開始!
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