失われた欠片   作:ガイアプロローグ

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第36話 彼らは日常を去り、仲間達を救う為戻りに行く‼︎

俺ガイルサイド…

 

朝、ナイトレイドとセキザクラは空き家にいて一休みをしていた。

 

タツミ「…いよいよこの日が来たか」

 

ラバック「この空き家も今日でおしまいだな…ちょっと寂しくなるけどさ…」

 

マイン「正直…楽しかったわね、意外と」

 

みんなは数日間、この世界での思い出を想像してしまい寂しく感じた。そして…アカメとチェルシー、セキザクラがこの世界で最後の朝食を作ってテーブルに置いた。

 

セキザクラ「冷めないうちに食べよう?」

 

そこには三人で作った…肉丼が人数分あった。

 

タツミ&マイン「(朝から肉丼かよ⁉︎)」

 

ラバック「最後のメニューがまさかな…重いなぁ…」

 

セキザクラ「おいこら」

 

チェルシーはタツミ達の表情を見て…

 

チェルシー「あ…ごめん、これしか材料が無かったから…」

 

少し暗い表情で言う。そしてマインが察して切り替えた。

 

マイン「でも折角作ってくれたから美味しくいただこうかしら?」

 

タツミ「そ、そうだな!美味そうだな!早く食べようぜ!」

 

ラバック「お…おう!チェルシー達が作ったんだ!食べないわけにはいかないっしょ!」

 

タツミとラバックもマインに合わせて食事をする。その一方マヴァールは空き家の外で大臣の息子を椅子代わりにして座って空を見上げていた。

 

マヴァール「いい朝だな…でももう…今日までなんだよな〜楽しい時間って何でこんなにも早く過ぎてしまうんだろうな?息子」

 

???「俺にのしかかるの止めろ!あとその呼び方いい加減にしろよテメェら!」

 

マヴァール「じゃあなんて呼べばいいんだよ?」

 

???「教えるわけねぇだろ馬鹿め!」

 

マヴァール「まぁ〜向こうに戻ったらすぐボスに殺されるだろうけどなお前」

 

???「嫌がらせか⁉︎」

 

マヴァール「いやここで殺ったらまずいだろ?」

 

そんな会話をしているとアカメが呼びに来た。

 

アカメ「兄さん、飯が冷める」

 

マヴァール「おっ!出来たのか⁉︎」

 

アカメ「とっくにな」

 

アカメとマヴァールが部屋に戻ろうとすると…

 

???「ま…待ってくれ…餓死だけはしたくねぇ…」

 

アカメ「お前には川の水飲ませてやるから我慢しろ…寧ろ感謝しろ…ここにいる間だけだがな」

 

???「くっ…ナイトレイドめ!(シャンバラさえあれば俺は今頃、自由に好き放題出来たはずなのにっ!チクショー何で俺がこんな屈辱を味わなきゃいけねぇんだ!)」

 

アカメとマヴァールは空き家に戻ってチェルシー達と一緒にこの世界で最後の朝食を堪能したのだった。

 

 

 

正午、チェルシー達は最後に近くの街で色々な商品を見ていた。因みに大臣の息子はマヴァールが担いでる。

 

マイン「あ…この服いいなぁ〜、でもお金がないんだよね」

 

チェルシー「仕方ないよ…服が買えないのは残念だけど…私はみんなが一緒にいるから大丈夫だよ」

 

セキザクラ「諦めなさいマイン、今は百円すら無いのよ?」

 

マイン「うっ…確かそれは無理ね」

 

チェルシー達が服を見ている間、アカメと男性陣は外で待っていた。

 

タツミ「買う物ないのに何で中に入っているんだ?」

 

ラバック「買えないけど目に焼き付けておきたいんじゃないのか?…わからないけどさ」

 

アカメ「いいさ、遅くても夕方くらいに広場の隅に行って異界のゲートを開ければ問題はない」

 

マヴァール「夜は駄目かな?」

 

アカメ「何故だ?」

 

マヴァール「いや〜出来れば最後まで堪能したいと思って言ったんだけど…」

 

アカメ「…夜になってしまうと、"異界のゲートと夜の暗さで区別がつかなくなるんだ"ってチェルシーが言ってた」

 

マヴァール「えっ!…マジで?」

 

アカメ「マジだ…昨日一緒に寝る時に言ってた、気になるならチェルシーに聞け」

 

マヴァール「…そうか」

 

アカメ「それに…ナイトレイドのみんなは今頃修行して私達よりも強くなってるかもしれない…」

 

するとラバックがアカメに言った。

 

ラバック「アカメちゃん、ナジェンダさんはそんな無茶なことをする人じゃないからアジトを守ることを専念していると思うぜ」

 

アカメ「…」

 

ラバック「それにさ、主戦力のアカメちゃんがいない以上…今のナイトレイドは帝国からも見放されてるかもしれない…」

 

アカメ「私が…主戦力?…それを言うならスーさんやブラートがまだ残ってる筈だぞ」

 

ラバック「…そういうことを言ってるんじゃないぜ…」

 

アカメ「?」

 

ラバック「…エスデスの事…知ってるだろ?あの戦闘狂の将軍を倒す事が出来るのは…アカメちゃん以外にはいないってことだ」

 

マヴァール「それはそうさ!なんと言っても俺の自慢の妹だからな!」

 

ラバック「いやマヴァールが自慢してどうすんだよ…」

 

そしてタツミがみんなに言った。

 

タツミ「まだこっちに来て一ヵ月は経ってないと思うから…今から修行しても遅れを取り戻すことが出来るさ!だからもっと自信を持っても良いんだぜアカメ!」

 

アカメ「…タツミ…そうだな…今更考えても仕方ないな、みんなの言う通りだ」

 

そしてチェルシー達が戻って来た。何故かマインが若干落ち込んでる様子。

 

アカメ「マイン…どうした?」

 

セキザクラ「服が買えないから泣いちゃって〜」

 

マイン「泣いてないから⁉︎」

 

マヴァール「フフフ…まだまだ未熟だなマインよ…」

 

マイン「何よ?」

 

マヴァール「お金がなくても服を手に入れる方法はあるぜ?」

 

セキザクラ「帝具で盗む…でしょ?」

 

マヴァール「なっ!」

 

セキザクラ「いやあんたの帝具はそういう使い方が出来るからって思ったから」

 

マイン「図星の反応ね」

 

チェルシー「盗みは駄目だよ?」

 

マヴァール「集中攻撃しないで⁉︎」

 

そしてその後、チェルシー達は店にあった無料ランチを食べて何とか腹を満たした。

 

 

 

 

結局、チェルシー達は夕方まで満喫してしまいその後は広場に戻っていた。

 

アカメ「…この景色も…今日までだな」

 

ラバック「そうだな…でもナジェンダさん達のところに帰らないわけには行かないよ」

 

マヴァール「まだやる事もたくさんあるしな」

 

タツミ「…兄貴、帰ったらここでの出来事を話すよ…」

 

マイン「な〜に黄昏てんのよ、さっさと帰って戻るわよ!」

 

セキザクラ「いや、そういう割にはマインも随分と満喫してたよね?」

 

マイン「うっ…だって思ったよりも楽しかったから…」

 

マインは図星を突かれ、小声でそう言った。

 

???「馬鹿だなテメェら…このまま帰ってもお前らに待ってるのは死だけだ!俺の親父が権力を握っている限りお前らは何も出来やしないんだよ!」

 

セキザクラ「(うるさいな〜)」

 

するとアカメが大臣の息子に峰打ちをして気絶させる。

 

ドッ!

 

???「がはっ!」

 

アカメ「安心しろ、お前には帰ったら洗いざらい吐いてもらう仕事が残ってる」

 

セキザクラ「哀れね…」

 

ラバック「本当、そうだな」

 

セキザクラとラバックが気絶している大臣の息子にさり気なく罵声を浴びせる。

 

アカメ「…行くか…チェルシー頼むよ」

 

チェルシー「うん!…帰ろう?」

 

チェルシーが手を伸ばそうとしたその時だった。

 

 

 

 

???「待って‼︎」

 

タツミ「っ!」

 

タツミは後ろを振り返るとそこにいたのは奉仕部の部員達だった。

 

タツミ「雪乃さん…どうしてここが⁉︎」

 

雪乃「…」

 

するとマヴァールが頭を抱える。

 

マヴァール「(しまったぁ…来ちゃったか)」

 

ラバック「八幡…何でお前まで?」

 

八幡「いや俺は強引に連れて行かれたって感じなんだけどね?」

 

いろは「何言ってるんですか⁉︎自分から来ましたよね⁉︎」

 

八幡「俺は全力で拒否したんだけど」

 

するとアカメが言う。

 

アカメ「…何の用だ?」

 

雪乃「…あなた達は…本当に殺し屋なの?」

 

アカメ「っ!…(何故知ってるんだ!)」

 

その言葉を聞いてアカメは目を見開き、タツミは目を閉じて下を向く。それに気づいたマインは…

 

マイン「タツミ…あんたまさかだけど…こいつらに私達の事を喋ったの⁉︎」

 

タツミ「…」

 

そしてマインはタツミの腕を掴む。

 

マイン「何とか言いなさいよ!」

 

タツミ「…ごめん!」

 

マヴァール「マイン…そんなに強く責めるのは良くないぞ」

 

マイン「一般人に素性を明かす殺し屋が何処にいるのよ?…馬鹿なのあんたは⁉︎」

 

マヴァール「マイン…その辺にしろ」

 

マイン「…」

 

マヴァールはマインの腕をタツミから離す。

 

アカメ「…話を続けるぞ…何の用でここに来た?」

 

アカメは雪乃達に視線を向ける。

 

雪乃「…比企谷君から全部聞いたわ…私達の先輩…城廻先輩が突然消えた行方をあなた達が探しているのよね?…だったら私も連れて行って!」

 

アカメ「…随分と軽い気持ちで言うものだな…」

 

雪乃「…そんなつもりでは言ってはいないわ!私は本気でー」

 

アカメ「だったらその覚悟を示してもらう必要がある」

 

するとアカメは突然、目の色を変えて村雨を鞘から引き抜く。

 

全員「っ!」

 

チェルシー「アカメ!やめて!」

 

ラバック「正気か⁉︎」

 

それを見て結衣といろは、涼木もびびった。雪乃と八幡も結衣達程まではいかないが震えは出ていた。

 

アカメ「…」

 

八幡「…(アカメ…マジで雪ノ下を斬るつもりか?)」

 

雪乃「…」

 

そしてアカメをチェルシーとマイン、ラバックが止めようとするが、マヴァールが無言で首を横に振ってチェルシー達を阻む。

 

チェルシー「お願い!そこをどいて!」

 

マヴァール「良く見ろ…アカメはそんな事をするような奴じゃないぜ」

 

そしてアカメは村雨を構えて雪乃に刀を振る。

 

チェルシー「いやぁぁ!」

 

 

 

だがアカメは雪乃の目の前で村雨の刃先を寸止めした。そしてしばらくの沈黙が走る。

 

全員「…」

 

そして最初に口を開いたのは雪乃だった。

 

雪乃「…やはり…あなた達は本当はただの殺し屋ではないわ…」

 

アカメ「…」

 

雪乃「…」

 

そしてアカメは…

 

アカメ「…一歩も動かず、瞬きをもしない…か…大した心構えだ…」

 

そしてアカメは村雨を鞘に収める。

 

アカメ「いいだろう…その覚悟に免じて連れて行ってやる」

 

八幡「(雪ノ下…最初からアカメが斬れないと予測してたのか⁉︎…わかっていても恐ろしいな)」

 

八幡は心の中で驚愕していた。

 

結衣「ホッ…」

 

アカメ「雪乃は行くと言うが…他の奴らはどうする?」

 

次に口を開いたのは…

 

結衣「あたしは…自分の記憶が戻るのなら、一緒について行きたい…!」

 

チェルシー「っ!…やっぱりあなたも記憶がないの?」

 

結衣「ママがそんな風なこと…前にも言ってたの…だからあたしもついていく!駄目だって言っても行くよ!」

 

セキザクラ「…これは否定しても無理みたいだね?アカメ」

 

アカメ「…」

 

タツミ「…本当に…いいのか?」

 

雪乃「えぇ…後悔はしてないわ…それに城廻先輩は私達の世界の人だから、放っておく訳にはいかないわ」

 

タツミ「…すまない」

 

すると雪乃が優しく言う。

 

雪乃「それを言うなら、ありがとうって言って?」

 

タツミ「っ…ありがとう」

 

続いていろはが言う。

 

いろは「私は…私にとってめぐり先輩は恩人の様な存在なんです!だから私も行きたいです!」

 

セキザクラ「行きたい…って、遠足に行くみたいな言い方してるけどそんな半端な覚悟だとすぐに死ぬよ?」

 

いろはは真剣な表情になる。

 

いろは「…私は本気で言ってますよ…駄目ですか?」

 

セキザクラ「…」

 

するとアカメが雪乃達に言う。

 

アカメ「私達の住んでいる世界はお前達みたいな愉快な世界とは違うぞ…常に弱肉強食の世界が当たり前の世界だ!死の覚悟があるものだけついてくるならついて来い!…それともしついて行くのなら一つだけ条件がある…」

 

雪乃「条件?」

 

 

 

 

アカメ「…私達、革命軍に協力をしろ!…この約束を守ると誓うか?」

 

雪乃達が出した答えは…

 

 

 

 

雪乃「…当然よ、わがままを言っているのは私達の方だから…あなた達に協力するわ!」

 

結衣「あたしも協力する!」

 

いろは「私もめぐり先輩を救えるなら勿論!」

 

涼木「ぼ、僕は!…いろはちゃんを守る為について行きます!」

 

ラバック「あ?…(こいつ今告白しなかった?)」

 

するといろはの顔が赤くなりつい…

 

いろは「馬鹿!何言ってるの⁉︎それにここで言うの⁉︎場所考えて馬鹿‼︎」

 

いろははめっちゃ怒っている様子で涼木は凄く落ち込む。

 

ラバック「フッ…(振られたな)」

 

ラバックがこっそり鼻で笑い、タツミはそれを見て…

 

タツミ「(お前嫌な奴だな」

 

タツミは心の中でそう呟くが途中から声が漏れる。

 

ラバック「ほっとけ!」

 

タツミ「聞こえてたのか⁉︎」

 

ラバックは涙を流しながらタツミに言った。その瞬間、アカメ達の視界に雪乃達とは違う4人が目に入った。

 

 

 

 

アカメ「っ!…沙希…!何で⁉︎」

 

マヴァール「え?」

 

八幡「嘘だろ?」

 

雪乃達もアカメ達が見ている方を振り向く。そこには沙希と大志、京華…あとは中二病がいた。

 

義輝「友を置いて行く事は出来ぬな…だが…我々が来た!」

 

八幡「(いや俺、行くなんて一言も言ってないんだがな…)」

 

ラバック「義輝⁉︎何でお前まで?」

 

アカメ「…(大丈夫なのか、あいつ)」

 

だがアカメは義輝よりも沙希達の方に目を向けていた。

 

沙希「…アカメ」

 

すると沙希と大志の間にいた京華が走ってアカメと八幡の近くに来た。

 

沙希「っ!けーちゃん⁉︎」

 

京華「アーちゃん!はーちゃん!」

 

八幡「お?けーちゃんどうした?」

 

京華「…アーちゃんどこにいっちゃうの?」

 

アカメ「…」

 

アカメは京華の質問を聞いて大体の状況を分かった。沙希達もおそらく何処かで異世界の話を聞いてしまったのだろうと…そしてアカメはしゃがんで京華と同じ視点で話す。

 

アカメ「…私達は…もう行かなきゃいけないんだよ…」

 

京華「…どうして?」

 

京華は涙目になる。

 

アカメ「…向こうでやらなくてはならない事がまだ残ってるから…」

 

八幡「…」

 

京華「…う…」

 

京華はまたアカメが居なくなってしまうと思うと泣き出してしまう。

 

京華「うわぁぁん!いやだ!いかないで!」

 

沙希「けーちゃん…気持ちはわかるけど、流石に邪魔するのは良くないよ?」

 

京華「いやだ!いやだ!いやだぁぁ!」

 

京華はアカメから離れようとしない。

 

八幡「…」

 

アカメ「京華ちゃん…大丈夫だよ?すぐに帰ってくる…それに…私達が居なくなっても沙希と大志がいるぞ?だから泣くな…」

 

京華「ここにいて!」

 

八幡「…」

 

アカメ「…」

 

アカメは京華を優しく抱いた。でも京華は中々泣き止まない。

 

京華「いかないでぇぇ!…うっ…うっ」

 

アカメ「…」

 

するとマヴァールが…

 

マヴァール「アカメ…連れてってやろうぜ」

 

アカメ「…兄さん…こんな時にきつい冗談を言うな」

 

するとマヴァールは笑いを含め真面目に言う。

 

マヴァール「俺達がけーちゃんを守れば大丈夫さ…怪我はさせないさ!絶対に!」

 

八幡「…」

 

アカメ「…いいのか?…流石に京華ちゃんはまだ小さ過ぎる」

 

マヴァール「アカメ…偶には兄ちゃんを信じてくれ!…必ず無事に守り抜くからよ」

 

すると大志が言う。

 

大志「マヴァールさん…」

 

マヴァール「大志、心配するな…俺たちはみんな強いから簡単に死にはしないさ!」

 

すると大志は決断する。

 

大志「姉ちゃん…俺も行くよ!」

 

沙希「た、大志⁉︎何を言ってるの!アカメ達の話を聞いていたの!」

 

大志「うん…聞いた上で決めた事なんだ…」

 

そして沙希はため息を吐いて言う。

 

沙希「…はぁ〜…全く、仕方ないね…アカメ、マヴァール…大志とけーちゃんを連れて行くなら私もついて行くからね」

 

アカメ「…沙希…」

 

沙希「それに…けーちゃんを助けてくれたお礼がまだ残ってるから、駄目と言っても私も行くよ!協力するから」

 

アカメ「…ありがとう…沙希」

 

アカメは沙希の手を握った。そして沙希もアカメの手を握った。

 

八幡「…」

 

八幡がアカメと沙希の方を見ていると…

 

京華「はーちゃん」

 

八幡「…けーちゃん…」

 

京華「はーちゃんもいこ?」

 

京華は八幡に抱きついてそう言う。すると…

 

八幡「…なぁアカメ…少しだけ…時間をくれねぇか?」

 

アカメ「…あまり遅くならないならな」

 

八幡「あぁ…すぐ済ませる」

 

そう言うと、八幡はみんなの元から一度離れて携帯をポケットから取り出して小町に通話をする。

 

 

 

 

八幡「…小町…今いいか?」

 

小町[どうしたの?お兄ちゃん…急に低い声出して]

 

八幡「…突然で悪いが…しばらくそっちに帰れないかもしれん」

 

八幡はあの状況を見て、雪乃達と共にアカメ達がいる世界に行く事を決断する。

 

小町[…泊まり?]

 

八幡「あぁ…そうだ」

 

小町[何処に?]

 

八幡「…台湾だ(結局…こうなるんだな俺…)」

 

八幡は適当に場所を言って誤魔化す。

 

小町[…小町は嬉しいよ?お兄ちゃんにも友達がいて…お土産楽しみにしているね!あっ今の小町的にポイント高い?]

 

八幡「おう、高い高い…じゃあ土産楽しみにして待っててくれ」

 

小町[気持ちこもってないなぁ〜…でも土産楽しみにしてるから気をつけてね?バイバ〜イ]

 

八幡は…通話を切った。

 

八幡「…小町…悪いな、八幡しばらくは帰れそうにないわ…」

 

そして八幡はそう言い残し、アカメ達の所に戻る。

 

八幡「…時間がないんだろ?…行こうぜ」

 

アカメ「…八幡、お前は一度来たことがあるが言わせてもらう…覚悟はあるか?」

 

八幡「ここまで来て逃げる選択なんて選ぶ奴がいるわけねぇだろ…覚悟ならしてる」

 

アカメ「安心しろ…帝具や武器を持っていない時は守ってやる、だが帝具を使えるようになったらいる間は私達がお前達を鍛える!」

 

セキザクラ「…みんな…決めたみたいね…」

 

すると…

 

義輝「え?…我は?我の意見は⁉︎」

 

アカメ「…なら行くぞ…チェルシー、頼む!」

 

チェルシー「わかった!」

 

義輝「え?もう行くの⁉︎」

 

チェルシー「はっ!」

 

そしてチェルシーは今までの方法を駆使して異界のゲートを開いた。

 

雪乃達「っ!」

 

チェルシー「みんな!私の手に列の様に繋いで!」

 

チェルシーはもう片方の手でみんなに差し伸べる。そしてアカメ達は列に並び全員で離れない様に互いの手を繋いで先頭に立っているアカメがチェルシーの手を握る。そして…

 

チェルシー「絶対に離さないで!」

 

そして異界のゲートの中に全員入って、アカメ達と9人の一般人は…俺ガイルの世界から消えて行った。それと同時に異界のゲートは瞬時に消えた。だが…その現象を遠くで見ていた人物が一人いた。

 

 

 

 

 

 

 

陽乃「異界…ね…フフ、私も行ってみたかったなぁ〜…ん?」

 

そして陽乃は異界のゲートがあった場所に落ちていた黒く光る宝石を見つけて…拾ってその場を去った。

 

 

 

 

 

 

異界サイド…

 

今、チェルシー達は異界のゲートの中で宙に浮いている。

 

結衣「え…何これ」

 

マイン「これが…異界なの⁉︎」

 

そこには色々な時空間が映像の様に何百もの世界が映っていた。一人のエリート戦闘民族が究極生命体と戦っている世界、二人がそれぞれのス◯ンドを出してラッシュの速さ比べをしている世界、金髪の忍者が6人の刺客から里を守りながら戦っている世界、人間から死神になって町を守っている世界などが辺り一帯に映っていた。そしてその中でチェルシー達は自分達がいた世界を探す。

 

アカメ「あいつ…こんな数多くの世界まで支配しようとしているのか⁉︎」

 

ラバック「思っていたよりも…やばいかもしれないな!早く俺達がいた世界を探さないとやばいぜ!」

 

そしてチェルシーは一度辺りを見渡す。するとその映像をばら撒いている中心部を見つけた。そこにあったのは…

 

 

アカメ達がいた世界だった。

 

チェルシー「っ!もしかして!」

 

全員「っ!」

 

チェルシー「私達がいた世界!」

 

その中心部には確かに、帝都の現状が映像で映されていた。そしてチェルシーはみんなに言う。

 

チェルシー「みんな…私から離れないでね」

 

アカメ「もちろんだ!」

 

タツミ「あぁ!」

 

セキザクラ「よし…行こう!私達の世界にっ!」

 

そして一番後ろにいる義輝は…

 

義輝「うっ腕が…」

 

八幡「材木座、離したら死ぬぞ」

 

義輝「は…離さないでぇぇ!」

 

そして先頭にいるチェルシーがみんなに言う。

 

チェルシー「一気に飛ばすよ‼︎離れないでね⁉︎」

 

チェルシー達は急加速をして中心部にある自分達の世界に一直線に向かったのだった。




次回から新章へ突入します!ここからは「アカメが斬る!」のキャラクターが本格的に出て来ます。そして第三革命軍のメンバーも出てきます。(その前に"外伝1"を3つ程投稿します!)

ナイトレイド、残り11人。
異世界部、残り9人。
イェーガーズ、残り8人。
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