失われた欠片   作:ガイアプロローグ

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一方、タツミは…


第4話 タツミはラブコメへ…

タツミ「ここは、どこだ?」

 

目を覚ましたタツミは、辺りを見てみるが…

 

タツミ「何で俺はこんな所に居るんだ!」

 

すると扉の開く音が聞こえるが、カーテンがかかっているため誰が入って来たのかがわからない。つまり今タツミは、ベッドの上にいるという事だ。

 

???「比企谷さん、怪我は治りましたか?」

 

タツミ「何だ…誰が近づいてくる音がする!」

 

タツミは自前の剣を構える。そして、タツミのベッドの周りのカーテンが開く瞬間…

 

タツミ「今だ!」

 

???「キャー!」

 

その正体は保健室の先生だった。

 

タツミ「あっ…あれ?」

 

先生「あなた誰なんですか!」

 

タツミ「す、すいません!敵だと思ってしまってつい」

 

先生「そそそ、その刃物を締まってください!警察呼びますよ!」

 

タツミ「警察!まさか、帝都警備隊!」

 

話が噛み合ってない。そして、状況に応じてタツミは自前の剣を収める。

 

先生「帝都…?初めて聞きました、そんな名前」

 

タツミ「帝都を…知らないのか?」

 

先生「それよりもあなたは誰なんですか!」

 

タツミ「俺はタツミって言うんだ」

 

先生「タツミ…さん、すいませんフルネームは何て言うんですか?」

 

タツミ「だから、タツミって言うのが俺のフルネームなんだって!」

 

先生「そんな人初めてですよ私は」

 

タツミは周りを見て言う。

 

タツミ「あの〜今、西暦何年だ?」

 

先生「2015年ですよ?あなた本当に大丈夫ですか?」

 

タツミ「え?…2015…年、どう言うことだ…」

 

タツミは混乱していた。自分のいた世界よりも遥か未来の世界に来ていた自分に、この状況に。

 

先生「病院、行きましょうか?」

 

タツミ「いやそうじゃなくて、本当に2015年…なのか?ここは」

 

先生「(この子、頭逝ってるわね相当)」

 

タツミ「じゃあ…アカメ達はもう…」

 

すると、保健室の扉が開くとタバコを吸ってる人が入ってくる。

 

???「比企谷はいるか!」

 

タツミ「今度は何だ⁉︎」

 

先生「平塚先生!この子を何とかして下さい!」

 

本名は、平塚静。年齢は不明。

 

静「君は、ここの学校の生徒じゃないなぁ?」

 

タツミ「学校?生徒?いや俺は目が覚めたらこのベッドの上にいてー」

 

静「その様子だと内の生徒じゃない見たいだな…それよりも比企谷が何処に行ったか知らないか?少年」

 

タツミ「比企谷?…ダレスカ?」

 

知る訳がない、だってそれぞれ別の世界の住民なんだから。

 

静「う〜ん一言で言えば、性格が捻くれている奴だ!」

 

タツミ&先生「(わからねぇよ!)」

 

タツミ「捻くれって言われても…外見の特徴とかはないのですか?」

 

静「…目が細い」

 

タツミ「目が…細い、難しいなぁそれは、いっぱい居そうだし」

 

静「いやっ!見れば一発でわかる!」

 

タツミ「(でも目が細い…じゃあ比企谷って人は何かパッとしない奴って考えて良いんだよな)」

 

静「あっ!そうだ!」

 

タツミ「え?急にどうしました?」

 

静「君は何て言う名前だ?」

 

タツミ「タツミって言います」

 

静「タツミ君、奉仕部に入らないか⁉︎」

 

タツミ「どっからそんな言葉が出てきたんだ?てか奉仕部って何?組織の名前?」

 

静「いや、部活動だよ」

 

タツミ「部活動?それより比企谷のこと早く探した方がいい気がするんだが」

 

静「…そうだった!」

 

タツミ「(大丈夫か?この人)」

 

静「保健室にいないということはもう奉仕部に戻っているのかもしれない!」

 

タツミ「さて、俺はアカメ達を探さないとだからこの辺でー」

 

その時、タツミの手を平塚先生が掴む。

 

静「タツミ君!一緒に来てくれないか⁉︎」

 

タツミ「へ?」

 

静「今丁度新しい部員を探していた所なんだ!どうだ?奉仕部に入らないか?比企谷がいない間だけでいいから頼む!」

 

平塚先生は手のひらを合わせてタツミにそう言う。

 

タツミ「(俺がベッドにいた時は、比企谷って人がそこにいたとしたような反応を保健室の先生がしてたなぁ…だとしたら比企谷って人はありえないかもしれないが俺と場所が入れ替わっているって事になるのか⁉︎そうすると、比企谷って人は大丈夫なのか?)」

 

タツミがそう考えていると保健室の扉が開き、この学校と思われる生徒が入ってくる。

 

???「やけに騒がしいですね、ここは保健室ですよ平塚先生」

 

静「雪ノ下!」

 

タツミ「また知らない人が一人増えた…」

 

静「雪ノ下、比企谷は今日部活来ているか?」

 

雪乃「いえ、一度も見ていません…」

 

静「そうか…あいつまさか部活サボって家に入る気だな!よし!こうなったらぁ!」

 

そう言うと平塚先生は携帯を出して比企谷にメールを沢山送る。

 

タツミ「一体何してんすか?」

 

静「比企谷にメールをして駄目なら電話を何回かすればあいつも流石に気付くはずだ!」

 

タツミ「電話?メール?…なんだそれ」

 

時代が違いすぎて、その意味がわらなかった。

 

雪乃「先生…私が直接行きましょうか?」

 

静「雪乃、心配するな!あいつはきっと来るはずだ」

 

平塚先生がそう言った瞬間、携帯電話にこんなメッセージが乗っていた。

 

”送信先が登録されていません、このまま送信しますか?”

 

静「何ー‼︎どう言う事だ!比企谷の連絡先は登録した筈なのだが…」

 

連絡先を確認するがやはり登録はされている…しかし何故か比企谷にメール送信をしようとすると、さっきの文字がまた画面に出て来る。

 

静「またか〜まあ送信しても問題は無いから大丈夫な筈だ!」

 

雪乃「先生…もしかしたら比企谷くんの携帯がウイルス感染していると思いますよ、まぁあの顔ならありえる話だと私は思いますが」

 

なんかただの悪口にしか聞こえない様な発言をする雪乃。

 

タツミ「あの〜もしかしたらかもしれないんですけど」

 

静「ん?どうした?」

 

タツミ「違う世界にいる事が原因だと俺…思うんですけど」

 

タツミはそれしか言うことができなかった。

 

静「…」

 

雪乃「…(中二病が増えたわね)」

 

当然の反応である。その後、話がまとまらないまま三人は保健室をでてとりあえず奉仕部の場所に向かうのであった。




次回は、タツミサイドとチェルシーサイドをそれぞれ進める予定です
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