アカ斬るサイド…
現在チェルシー達は、皆で夕食をご馳走しているところである。
ナジェンダ「そういえば、まだお前の名前を聞いていなかったな…タツミの代わり」
八幡「比企谷八幡だ…てか…凄い怪我してますよ(代わりとは言ってはいるが…俺いつから仲間になる何て言ったんだ⁉︎完全に勘違いされている気がするんだが)」
ナジェンダ「怪我はこの通り!スサノオが全員に包帯を巻いてあるから心配しなくてもいい」
スサノオ「うむ」
マイン「でも…すごく食べづらいわ〜箸もろくに握れないし…」
ラバック「まぁ何より死人が出なかった事が、俺にとっては一番良かったぜ!」
八幡「(まずいなぁ〜どうやってこの空間から抜け出すか…早く現実に戻らなくては)」
チェルシーは目の前に置かれている食べ物をずっと見ていたところにアカメが声をかける。
アカメ「チェルシー…大丈夫か?」
チェルシー「…うん…」
レオーネ「ん〜…なぁアカメ、チェルシーは記憶を失ってからずっとこんな感じなのか?」
アカメ「あぁ…そうなんだ」
レオーネ「はぁ…どうしたものか…」
アカメ「だが確信はある、あいつが私達のアジトを襲撃して以来…チェルシーの様子が以前と異なった…原因は確かにあいつにある!」
ブラート「だが名前を知っている奴は誰一人いないんだよな…あいつの」
マヴァール「俺は許さねぇぞ!妹と仲間をこんな目に合わした奴を!」
マイン「(タツミ…あんたは一体、今何処にいるのよ!)」
そしてナジェンダが口を開く。
ナジェンダ「しかしあの強さ、今まで見た事は…いやあいつを除いて見た事はない!桁外れの強さをしている奴が他にいるとはな」
マヴァール「アカメの村雨を無効化する奴なんて今までいなかったからな…帝具の能力を無視出来る奴は今までいなかったしな」
ナジェンダ「それに…イェーガーズとの決戦もそう遠くもないしな」
シェーレ「あの〜決戦前に、修行をするのはどうでしょうか?まだ一ヶ月程有りますので」
アカメ「確かに…まずは私たちがもっと強くならないと、イェーガーズやオネスト、アジトを襲撃したあいつにすら歯が立たないな」
チェルシーがアカメのある言葉に反応する。
チェルシー「襲撃…アジトを…」
曖昧ではあるが、一部の出来事が頭に浮かんでくる。
チェルシー「ナイト…レイド?」
アカメ「?…チェルシー?」
チェルシー「ぐっ!…」
チェルシーは頭を抑える。
アカメ「大丈夫か⁉︎」
八幡「頭が痛いのか?そいつ」
アカメ「屍は黙ってろ!」
八幡「いや俺生きてるんですけど…」
ラバック「アカメちゃん、八幡も心配してるんだからそう言う事ないだろ?」
アカメ「ラバ…お前はそいつをいつから仲間だと勘違いしているつもりだ…言っておくが私はまだ認めていないぞ!私達の仲間はタツミだ!」
アカメの目は真剣だった。
チェルシー「うっ!…はぁ…はぁ…」
アカメ「チェルシー…くっ!あいつの情報があればまだ何とかなるかもしれない!」
ナジェンダ「アカメ焦るな、お前らしくないぞ」
するとスサノオが全員に言う。
スサノオ「我から一つ、修行に関して提案がある」
八幡「…(俺、戦闘経験ないぞ?学生だよ?何言っちゃってるの?この人)」
スサノオ「帝都から一旦抜けると人気のない高地がある、修行をするならそこが一番適正だと考えている」
マヴァール「スサノオ…一ついいか?」
スサノオ「?」
マヴァール「その修行…場所は問題無いけど、2人組のペアでやるのはどうだ?」
ナジェンダ「何かいいことでも思いついたのか?」
マヴァール「男女の2人ペアで互いにその高地にいる危険種を狩る方が俺は良いかなと思うんだよね〜」
マヴァールの妄想↓
アカメが危険種に苦戦しているところから始まる。
アカメ「きゃっ!」
危険種「シャァァァァ!」
アカメが危険種に襲われそうな所に…
???「俺の可愛い妹に汚ねぇ爪たてんじゃねぇ!」
危険種に重い拳が入り、そのまま遠くに突き飛ばす。
ドゴッ!
危険種「ギャァァァァ!」
ドサッ!
???「大丈夫か?アカメ!」
アカメ「お兄ちゃん?」
マヴァール「大丈夫…もうお前を襲う危険種は全部俺が倒したから、安心しろ!アカメ!」
アカメは涙を流しながら、マヴァールに抱きつく。
アカメ「お兄ちゃん‼︎」
ムギュッ!
マヴァール「怖かっただろ、大丈夫だ…俺が側に居るから」
アカメ「うっ…うっ…お兄ちゃん」
マヴァール「(アカメ…また柔らかくなったなぁ〜俺はお前が妹で良かったぜアカメ!)」
すると、アカメが言う。
アカメ「ねぇ…お兄ちゃん」
マヴァール「ん?どうした?」
マヴァールは一回瞬きをする。するとアカメの姿が…
ブラート「今度もこうしてくれるかな?お兄ちゃん?」
マヴァールの妄想終了…↓
ドサッ!
ナジェンダ「マヴァール⁉︎どうした!」
マヴァール「あ…気持ち悪りぃ…トラウマになりそうだ…」
マヴァールの顔色は青くなっていた。
ブラート「大丈夫だ!俺が側に居るから元に戻れマヴァール!」
マヴァール「やめて…吐きそう…」
レオーネ「あちゃ〜こりゃ当分起きないなぁ」
八幡「そいつ病気か?」
ラバック「マヴァールはよく妄想するけど、今回は別みたいだな」
アカメ「…」
マイン「あの〜ボス」
ナジェンダ「ん?どうした?」
マイン「その修行って、いつからするの?」
ナジェンダ「早くて明後日からだ、移動を含めるとな」
マイン「それまで…タツミが来ると良いんだけど…」
ナジェンダ「マイン…気持ちはわかるが、今は自分達が強くならないとこれから先乗り越えるのが大変だ…それに、チェルシーをその間に正常な状態に戻せたら戻したいと、私は思っているよ」
マイン「うん…」
マインは小さく頷く。
俺ガイルサイド…
タツミは、雪ノ下雪乃と平塚先生と一緒に部活動の教室に向かっていた。
タツミ「あの〜平塚さん」
静「どうしたタツミ?」
タツミ「ここは〜そのなんて言うか…平和ですね」
静「いやっ!それが…一つだけ問題があるんだよこれが」
タツミ「比企谷のことですか?」
静「それもそうなんだが、他にも困っているんだよ」
タツミ「他と言うと?」
静「もう一人、元奉仕部の者のことなんだが…」
雪乃「先生、今はまだ言わないでください」
タツミ「?」
静「雪乃…」
タツミ「どうしたんだ?急に」
静「すまん…さっきのは忘れてくれ」
タツミ「えっ?いやでも」
雪乃「こちらの話だから突っ込まなくて結構よ」
タツミ「…(何かあるのか?)」
そして数分後、タツミ達は奉仕部が実際活動している教室に辿り着く。
静「ここが私達が部活動で使っている教室だ!雪乃、後は頼んだ」
平塚先生が立ち去ろうとすると、タツミが言う。
タツミ「平塚さん!まだ部活動の説明がっ!」
静「大丈夫だ!雪乃が説明してくれるから!頑張れタツミ!」
平塚先生はタツミにそう言って、階段を降りて行ってしまった。
タツミ「あぁ…行ってしまった…どうしよ」
雪乃「タツミ君、行くわよ?」
タツミ「お、おう」
ガララッ!←教室のドアを開ける音
タツミ「し、失礼しま〜す」
???「お帰りなさい先輩…てっ後ろの人は⁉︎」
雪乃「警戒しなくて結構よ涼木君、この人は今日から内の部員の一人になるタツミ君よ」
タツミ「え?(やっぱりそうなるか)」
涼木「どうも!あ…いやっ…初めまして、僕は奉仕部の柳早涼木と言います!よろしくお願いします!」
タツミ「あ、あぁどうもこちらこそ…」
雪乃「一色さんはいないの?」
涼木「今は、別の方の依頼に行っていますので今日は…」
雪乃「そう…わかったわ」
雪乃は一瞬、暗い顔を浮かべる。
タツミ「…やっぱり、何かあるんだろ?」
雪乃「…何でもないわ、それより奉仕部についての説明がまだだったわね」
しばらくはそれぞれの世界の視点で物語が進行します。