アカ斬るサイド…
ナイトレイドの皆はそれぞれの部屋で朝を迎える。チェルシーは今は感情のコントロールが出来ない部分がある為、アカメの部屋でアカメと一緒に寝ていた。
アカメ「ん…朝か…」
太陽は眩しい、今日は晴れていた。窓を開けると風が心地よい。
アカメ「…(お前は、今どうしているんだ…タツミ、それと…)」
アカメがそう思っていると…
チェルシー「ん…アカメ…すぅ〜」
アカメ「…寝言か?」
アカメはチェルシーの頭を撫でる。
アカメ「チェルシー…大丈夫だ…私がお前の記憶を元に戻してみせる…必ず!」
その頃、八幡は…
八幡「…(ここにいた奴、今いないって言ってたな…また寝るか?暇だからな…)」
八幡は二度寝する。
約10分後…
「…きろ!起きろよ!」
八幡「ん…何だ…」
目を開けると、ラバックが目の前で八幡の体を揺さぶっていた。
ラバック「おぉ!良かった…起きたか?」
八幡「もう起きた(人を起こす時は揺さぶるのは良くありませんよラバさん)」
ラバック「ナジェンダさんがお前の事呼んでるんだ!来てくれ!」
八幡「俺?何でだ?」
ラバック「わからないけど、行ってみればわかると思うぜ!」
八幡「?(少し休ませて欲しいなぁ…)」
そして八幡は、ナジェンダの所に行こうとするが…
「広すぎるだろ…ここはどこだ?」
何故か特訓場に出ていた。
八幡「…そう言えば、場所聞いてなかったな」
八幡は自分の部屋に戻ろうとした時…
???「ねぇ…」
八幡の後ろから肩を軽く叩く。
八幡「ん?」
振り向くと、そこにはチェルシーがいた。
チェルシー「あなたは…何処から来たんですか?」
八幡「(そうか、そう言えばここにいる奴はみんな俺がどうやって来たのか知らないんだったな…俺も知らないんだが)」
チェルシー「?」
八幡「現代からだ」
チェルシー「現代?」
八幡「まぁ、お前から見たら俺は全く別の世界から来た人物って事だ」
チェルシー「別の世界…?」
八幡「それより、ナジェンダさんって人何処にいるかわかるか?」
チェルシー「煙吸ってる人の事?…それならここの通路を真っ直ぐに行けば居ると思うよ」
チェルシーはその方向に指を指す。
八幡「おぉ、ありがとな」
八幡は言われた通りの方向に向かって行った。
チェルシー「このアジト…凄く広いね」
チェルシーは特訓場をジッと眺める。その時、あることが脳内で浮かび上がる。
チェルシー「…ここ、ナイトレイドのみんなが特訓で使っていた所⁉︎」
一部の記憶がチェルシーの頭の中を駆け巡る。
チェルシー「私?そうだ…ナイトレイドの一人なんだ!」
だが、ナイトレイドのメンバーの名前が思い出せない。メンバーの顔で浮かぶのは、アカメぐらいしかいなかった。
チェルシー「アカメちゃん…あとの人は…うっ‼︎」
突然の頭痛がはしる。
チェルシー「くっ‼︎…痛い!…うぐっ!くっ!」
前とは比べ物にならない程の痛みがはしる。あまりの頭痛でしゃがみこむ。
チェルシー「うぅぅぅぁぁあ!」
一方、八幡はチェルシーに言われた方向に向かってナジェンダの所に着いていた。
八幡「用って何ですか?出来れば手短にお願いします」
ナジェンダ「そうか…手短にか、じゃあ早速だが〜革命軍から取り寄せた中の帝具で自分に合う奴を選んでくれ!」
その数は三つある。一つ目は、
『瞬閃万斬水無月』日本刀の帝具。自身の身体能力に影響するが、平均で音速の5倍程の速さで移動することができ、あらゆる自然現象を全て両断することが可能。奥の手も存在するが反動がその分大きい。
二つ目は、
『全応再生リバイアス』手袋の形をした帝具。その名の通り、どの様な傷であっても完全に再生させる事が可能な優れ物。しかし、自身の傷を治すことが出来ない弱点が存在する。まるでクレイ◯ーダイ◯モンドそっくりの能力。
三つ目は、
『豪火拳幻ファイアロウ』翼の紋章が刻まれているマフラーの帝具。首に巻くと腕に鉄の豪腕が包まれて、足には鋼のブーツが装備される仕組みになっている。一見重そうな装備に見えるが、インクルシオの10分の1程。その代わり耐久性はインクルシオの半分程。近接戦だけではなく、遠距離戦も可能。
八幡「形は現実的っすね」
ナジェンダ「まぁ、物は試しだ!三つ共修行の時でも試してみないか?」
八幡は三つの帝具を見た瞬間、既に決めていた。
八幡「…ナジェンダさん、俺…決めました」
ナジェンダ「早いな!」
八幡が指を指そうとした時…通路の方からマインが急いで二人の所に来た。
マイン「ボス‼︎チェルシーがっ!」
ナジェンダ「…どうしたんだ!」
俺ガイルサイド…
タツミは雪乃達から奉仕部の説明を受けて、机の上にある資料を見ていた。
タツミ「この部活動…難しい資料をずっと毎日見ているのか?何もない時は?」
涼木「いや、いつもでは無いです!ただ今日はやる事が多くて…」
タツミは資料を何枚かめくると、ある物に目がいった。
タツミ「ん?何だ…これ」
タツミが見た物は、奉仕部の部員の顔が載っている紙だった。
タツミ「これは…この部活動のメンバーか?」
涼木「あ、はい!そうです!」
タツミはその中で、八幡の顔を見つける。
タツミ「…(こいつがもしかして…比企谷って人かな?)」
タツミは平塚先生に言われたことを思い出す。
回想↓
「一言で言うと、目が細い」
「捻くれ者」
「外見を見ればすぐにわかると思う」
回想↑
タツミ「絶対そうだな」
涼木「どうかしましたか?タツミさん」
タツミ「え?いや、何でもない」
そんな中、雪乃が問いかける。
雪乃「タツミ君、少し聞かせてくれないかしら?」
タツミ「何だ?」
雪乃「あなたは…何処から来たの?」
タツミ「いや、気づいたらここに来ていたんだ…この学校って場所に」
雪乃「そう…本当にそうかしら?」
タツミ「え?」
雪乃「あなたが背中にかけている物は何なの?」
タツミ「いやこれは〜(どうする俺っ!ここだと剣を持っているだけで警備隊が来るんだよな…誤魔化すか)」
雪乃「?」
タツミ「これは…友達から貰った御守りなんだ!気にするな!」
雪乃「…そう」
涼木「絶対に嘘ですね」
タツミ「ちょっと静かにしてくれ!」
タツミが涼木の口を慌てて抑える。
雪乃「…(怪しいわねこの子…あんな風な形をした御守りは今まで見た事無いわ)」
雪乃「まぁいいわ、要するにあなたは中二病という事ね」
タツミ「中二病⁉︎(まぁ誤魔化せたからいいか…)って良くねぇよ!」
一方、一色は部活動の依頼が終わった帰りに、元部員である由比ヶ浜結衣の家に単独で向かっていた。
一色「結衣先輩…どうして急に私たちのこと忘れちゃったの?」
一色がそんなことを言いながら歩いていると、一人の人物とすれ違う。
???「ねぇ…そこのあなた」
一色「はい?」
一色が振り向くと、そこには黒いフードを被った女性が立っていた。
女性「あなたはこれから何処に行くの?」
一色「すいません、貴方には関係ないので…失礼します」
一色がその場から立ち去ろうとすると…
女性「知ってるよ、由比ヶ浜結衣の居場所」
一色「っ!あなた…何者ですか!警察呼びますよ!」
女性「警察?無理だよ、命が減るだけだよ…だって私」
女性は黒いフードを取る。
一色「っ‼︎」
片方の目が白眼と黒眼が反対だった。
女性「人間じゃないから」
一色はその時、命の危機を心から感じた。
俺ガイルサイドにも謎の人物がっ!