失われた欠片   作:ガイアプロローグ

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比企谷が比企ヶ谷になっていたので訂正しました。申し訳ない!


第8話 環境を斬る!/命の危機を悟り…

アカ斬るサイド…

 

チェルシーがベッドで寝ている間、レオーネとラバック、スサノオは帝都から抜ける道について話していた。

 

ラバック「チェルシーが帝具を使えない今…どうやって帝都から抜けるか、悩むなぁ」

 

レオーネ「確かにな、ガイアファンデーションが使えないと色々と悩むよなぁ…特にアカメやボス、シェーレ、ブラートは手配書がそこら中に貼られているからな」

 

ラバック「エアマンタに乗るのはもう勘弁して欲しいなぁ…個人的な意見だが…姐さんは?」

 

レオーネ「…」

 

ラバック「姐さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レオーネ「それだ!」

 

スサノオ「我もレオーネに同意だ」

 

ラバック「え?…まさか、乗るの⁉︎」

 

レオーネ「当たり前じゃん!それ以外何があるって言うんだよ!」

 

レオーネは思いついた様な顔をしてそう言った。

 

ラバック「(俺…苦手なんだよなぁ…エアマンタ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、アカメサイドでは…

 

ナジェンダ「とりあえず、時間も限られている!チェルシーを連れて帝都を出る準備をするぞ!アカメ!マイン!」

 

マイン「うん…わかった」

 

チェルシー「うっ!…ぐっ!」

 

アカメ「チェルシー⁉︎大丈夫か⁉︎」

 

チェルシー「…アカ…メ…」

 

 

 

 

 

チェルシーは苦しそうに、アカメの方を見る。アカメはチェルシーを抱いて、帝都から出る準備をし、アジトから出る途中にマヴァールと遭遇する。

 

マヴァール「アカメ?どうしたんだ?」

 

アカメ「兄さん!エアマンタを呼んでほしい!」

 

マヴァール「なるほど、もうそんな時間か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後、八幡を含めたナイトレイドのみんなはエアマンタに乗り、帝都から少し離れた人気のない高地を目指していた。

 

 

 

 

八幡「(車という選択肢はなかったんですかね…)」

 

世代が違うため、そんな物は勿論存在している訳がない。

 

マヴァール「そういえば八幡はエアマンタに乗るのは初めてか?」

 

八幡「あぁ…そうなんだが、その前にこの状況は何なんだ?俺は囚人か?」

 

八幡は右腕をブラートに捕まれいて、左腕をマヴァールに捕まれいている状態であった。

 

マヴァール「いや〜お前がこいつ(エアマンタ)から落ちない様にこうしているんだ、落っこちて死んだなんてなったら俺らも困るし〜洒落にならんからな?」

 

八幡「こいつの背中にくっついて居れば大丈夫だ…だから離れてくれないかな?」

 

ブラート「大丈夫だ!腕を抑えているから…安心しろ」

 

八幡「え?…(安心しろって何を⁉︎)」

 

 

 

 

因みに八幡とマヴァール、ブラートはエアマンタの一番後ろに座っていて、その前にレオーネとシェーレ、その前にはラバックとマインが縮こまっていて、その前にアカメとチェルシー、一番前にナジェンダとスサノオが座っていた。

 

アカメ「少し落ち着いて良かった…」

 

チェルシーはアカメの肩に寄りかかっていた。

 

 

チェルシー「アカメ…ごめん…迷惑ばかりかけちゃって…」

 

アカメ「そんな事言うな、私は迷惑だと思ったことなんて一度もないぞ、チェルシーが無事でなによりだ」

 

チェルシー「…優しいんだね」

 

 

マヴァール「遠くからでも分かる!やっぱりアカメは綺麗だなぁ〜美しく長い黒髪が風にのって揺れているのが見える!」

 

八幡「…(この人、シスコンって奴か?俺にはあいつ(アカメ)は悪魔にしか見えんがな…そういえば小町は今頃どうしてんだろうか)」

 

ブラート「八幡…言い忘れてたがマヴァールは異常な程のシスコンだから気をつけろよ!因みに俺はみんなからゲイって思われているみたいだが…気にするな」

 

八幡「はぁ…(ゲイの方が危ないだろ!それと…否定しろよ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、レオーネが八幡に話しかける。

 

レオーネ「そういえば少年、お前のいた世界ってどんなところなんだ?到着までまだ時間掛かるし、教えてくれよ」

 

八幡「そう言われてもな…何処から話したらいいか…」

 

レオーネ「例えば、うちらの環境と少年の環境の違いでも何でも良いよ!」

 

シェーレ「私も気になります、比企谷さんのいた場所がどんなところなのか」

 

マヴァール「あっそういえばそうだな!」

 

ブラート「確かに…俺も気になる!」

 

八幡「(あんたのその溜めは何だ⁉︎)…そうだな…金髪の姐さんが言ってた環境の違いで言うと、俺のいたところより今いる所の方が人々の中でかなり差があるって所だな」

 

マヴァール「なるほどな…」

 

八幡「上から見ると一目瞭然だな」

 

ナイトレイドが今飛んでいるところは、帝都の丁度真ん中辺り、下では痩せ細く貧困な人と豚の様に太った人がハッキリと分かる。

 

八幡「それと…同じ人間なのに扱いにも差があるのがハッキリと分かる」

 

 

 

 

 

 

 

ナジェンダ「それが今のこの世の中なんだ…人を人として見ない奴らばかりが支配する世界、いわゆる弱肉強食という奴だ!私達はその元凶であるオネストの首を取るまで…革命を起こすまでは死ぬ訳にはいかない!」

 

アカメ「…(クロメ、お前は今無事か?私は今でもお前の事が心配だ!)」

 

チェルシー「みんな…どうしたんですか?」

 

アカメ「…いや、何でもない…それよりボス、目的地まであとどれくらいだ?」

 

ナジェンダ「早くて明日の夕方だな…今日は帝都から外れ、しばらくしたら野営する事になる!」

 

ラバック「な…なぁ…八…幡」

 

八幡「ラバック、顔色が悪いぞ?」

 

ラバック「八幡…お前…よく平気…うぷっ!」

 

ラバックは完全に酔っていた。

 

 

八幡「別に、無理に喋ろとは言ってないからな…」

 

 

 

 

 

 

 

エアマンタに乗って30分後…日が沈み始め、夕方になっていた。

 

 

マイン「はっ早く目的地に着かないのぉぉ‼︎」

 

エアマンタの背中で縮こまっているマインは限界が近かった…いや…限界が来ていた様だ。

 

シェーレ「マイン⁉︎大丈夫ですよ?そんなに焦らなくても、いずれ到着しますから、ね?」

 

チェルシーはアカメの肩に寄りかかって寝ていた。

 

チェルシー「すぅ〜…すぅ〜…」

 

アカメ「気持ち良さそうに寝ている見たいだな…」

 

マイン「よく寝れるわよね…」

 

すると、ナジェンダがみんなに伝える。

 

 

 

 

 

ナジェンダ「皆、帝都からはもう大分離れた!ここらで野営するぞ!」

 

マイン&ラバック「やっ…やっと…着いた」

 

ラバック「うぷっ!」

 

シェーレ「だ…大丈夫ですか?」

 

八幡「(ラバックとあのピンクはジェットコースターや観覧車、無理だな…可哀想に)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グゥ〜

 

チェルシー「…ん?(何の音?)」

 

アカメ「お腹…空いたな」

 

チェルシー「アカメ?」

 

アカメ「すまん…腹の音だ」

 

八幡「ふっ…品が無いな」

 

アカメ「貴様…今ここで落としてもいいんだぞ」

 

八幡「わっ悪かったから勘弁してくれ!(ここからだと確実に死しか見えん!)」

 

 

 

 

 

 

そして、ナイトレイドの皆は帝都から20キロ程離れた平地に降りて野営することにした。※ちなみにエアマンタは一旦皆の元から飛び去りました。

 

ラバック「テント張らないとな…あれ?テントを張る材料持って来たっけ?」

 

ナジェンダ「心配するなラバ!この時の為に手段があるのさ!やれ!スサノオ!」

 

スサノオ「承知!」

 

すると、スサノオはナジェンダの命令を受けた瞬間に皆が野営出来る様テントを張るのではなく、一軒家を建てて、中の部屋から風呂、寝室、キッチンなどを目にも止まらぬ速さで作り上げ、1分も経たずに完成させた。

 

八幡「なっ!(一人で…建てたのか⁉︎)」

 

ナジェンダ「どうだ?凄いだろ!」

 

ラバック「くっ悔しいが、認めるしかないな…うぷっ!」

 

レオーネ「まだ気持ち悪いか…ラバ」

 

マイン「だらしないわね〜」

 

マヴァール「人の事言える立場じゃないだろ〜マインちゃん」

 

マイン「やっ喧しいぃぃ!」

 

マインが殴りかかろうとすると…

 

マヴァール「よっと…危ないなぁ、話し合いが通じないのか?」

 

マイン「避けるんじゃないわよ!」

 

マインが足元に落ちていた長いU字型の木の枝を踏んだ時、丁度マヴァールの股の下元にも同じ枝が繋がっていた。結果は勿論…

 

ドッ!

 

マヴァール「かぁ⁉︎」

 

ドサッ!

 

木の枝がマヴァールの股に直撃。

 

マイン「あらあら〜どうしたのかしら?ごめんなさいねぇ〜」

 

ラバック「(マイン…なんて恐ろしい子!)」

 

マヴァール「ひっ卑怯者め…」

 

シェーレ「マイン、それは良くないかと…」

 

ブラート「大丈夫か!マヴァール‼︎」

 

マヴァール「おっ…(痛すぎて言葉が出ねぇ!)」

 

 

 

 

 

 

すると、アカメが…

 

ドサッ!

 

チェルシー「アカメ!大丈夫⁉︎」

 

アカメ「は…腹が…」

 

ナジェンダ「大丈夫かアカメ!スサノオ!アカメに肉を!」

 

スサノオ「承知!」

 

アカメは限界がそこまで来ていた。

 

マヴァール「(アカメ!この痛みがなかったら俺が肉を食べさせたい!おのれーマインめ!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この数分前、帝都ではある噂が流れていた。

 

一般人A「知っているか?」

 

一般人B「あぁ…あれだろ?"鉄人間"の話だろ?」

 

一般人A「しかも、そいつはナイトレイドでもイェーガーズでもない奴らしんだよ!」

 

一般人B「マジかよ…第三者って奴か」

 

 

 

その第三者は、帝都から少し離れた林の中にいた。

 

鉄人間「…もの足りん…もっと強い奴はいないのか?俺の相手に相応しい奴…何処だ」

 

鉄人間の後ろには危険種の死骸が百体程転がっていた。

 

鉄人間「まぁ良い…全てはあの方の為、世界を変えるのはあの方だけだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺ガイルサイド…

 

タツミは一色を襲った張本人と狭い路地で睨み合っていた。雪乃は包帯を持っていない為一色のお腹の傷を手で抑えるのに必死だった。

 

雪乃「(お願い!早く来て!)」

 

タツミは一色を襲った張本人に言う。

 

タツミ「戦うなら…場所を変えないか?」

 

女性「…何故?」

 

 

 

 

 

 

タツミ「…俺は、ここじゃ全力が出せない」

 

もちろんこの言葉は、雪乃から離そうとする為だ。

 

女性「そう?…戦う気になったのなら、それでも良いけど?」

 

タツミ「じゃあ…俺について来い!」

 

雪乃「タツミ君…」

 

タツミ「雪乃さん…心配しなくてもいい、俺は必ず戻ってくるから!」

 

タツミはそう言って、場所を移動する。

 

 

女性「良かったね…命拾い出来て、でもあの子が死んだら次はあなたの番よ」

 

雪乃「…」

 

そう言って女性はタツミについて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タツミ「…(あんな事言っちまったけど…どこに行けばいいんだ⁉︎考えてもしょうがねぇ!どっか人がいない広場を探すしかない!)」

 

タツミは走りながら、人がいない広場を探す。だがここは学生達が通学路でよく使う場所だった為、中々その様な場所が見当たらない。

 

走り始めて3分後…運良く人がいない広場らしき場所を見つけた。

 

タツミ「よし!ここでいいだろ!」

 

女性「やっと…ね?」

 

誰一人いない広場で、タツミは女性と向き合う。

 

タツミ「正体、見せてもらうぜ!」

 

女性「へぇ〜あなたに出来るのかしら?」

 

タツミと女性の睨み合い…互いに相手の様子を見る。

 

タツミ「…(さぁ、いつ来る!)」

 

 

 

 

 

その頃、雪乃では…一色は未だ意識不明の状態である。

 

雪乃「あの時…1人で由比ヶ浜さんの自宅まで行かせてしまって…ごめんなさい…私…奉仕部の部長なのにっ!…」

 

雪乃がそう言いながら一色のお腹の傷を手で抑えていると、救急車のサイレンが聞こえてくる。

 

ピーポーピーポ!

 

雪乃「(この音は!)」

 

雪乃は一色を抱えて、サイレンが聞こえる方向に向かう。狭い路地を抜けると、左から救急車が来るのが見えた。

 

雪乃「お願い!この子を助けて下さい!」

 

雪乃の近くに救急車が止まり、中から人が5人程出てくる。

 

救急A「もう大丈夫だよ!さぁ一緒に乗って!」

 

雪乃「…ありがとうございます!」

 

一色は運ばれたベッドに寝かせ、雪乃はそのまま救急車の中に入った。

 

 

一方、タツミは…

 

タツミ「なら、こっちから攻めさせてもらう!」

 

タツミは女性に向かって、剣を振る…がしかし、女性には剣が届かない。

 

タツミ「くっ!体が…動かねぇ!」

 

女性「あなたが勝てるなんて展開は始めから存在しないわ?」

 

タツミ「てめぇ…何しやがった」

 

女性「あなたを硬直させた…とでも言っておこうかな?」

 

タツミ「(硬直…目を見た時から怪しいとは思ったが、やっぱ人間じゃないなこいつ!)」

 

女性「…見たい?その硬直させている正体を…」

 

タツミ「…どう言う事だ⁉︎」

 

女性「じゃあ…私のこの目を見て?」

 

タツミは無理矢理その人間離れした目を見せられると…

 

タツミ「っ‼︎」

 

 

 

 

 

タツミの体には、今まで自分が殺した人物や危険種がしがみついていた。

 

タツミ「何だ!…これは!」

 

女性「見たことない?よ〜く見れば…わかるでしょ?」

 

タツミ「くっ!離せ!」

 

女性「向き合いなさい…あなたに殺された者達一人一人に…さぁ?」

 

 

 

 

タツミ「俺が…今まで殺したのは…帝都を腐らせた悪人…民や仲間たちに危害を与えた危険種だけだ!お前達はみんな…地獄におちて当然の奴らだろ‼︎」

 

タツミはそう言う。だがその者達に声など届くはずもない、何故ならその者達は皆死人なのだからだ。話が通じないのならと、タツミは力づくで解こうとする。

 

タツミ「(鎧泳ぎもした!厳しい鍛錬だって兄貴やアカメ、マヴァール達とやった!こんな所で終わってたまるか‼︎)」

 

 

 

 

 

 

 

女性「フフフ…足掻いているみたいね」

 

女性はタツミがうなされてるのをジッと眺めていた。

 

女性「私の幻惑にハマっちゃう何てまだまだねぇ〜」

 

タツミ「…」

 

女性「悪いけど、深く眠って貰うわ」

 

女性はタツミの心臓部に振動を与えて気絶させた。

 

ドッ!

 

タツミ「がはっ!」

 

ドサッ!

 

女性「さ〜て…今日はここら辺で良いかな?」

 

女性が右手を横に出すと、異界のゲートが出現した。

 

女性「あそこはどうなっているかな?」

 

そうニヤつきながら言い、ゲートの中に入る。

 

 

その一方、その光景を見ていた者がいた。




次回…合流するかもしれない…
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