この泥臭い兵士に祝福を!   作:メガネ二曹

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どうも。
リゼロのレムの生誕祭がやってるみたいなので、行ってきました。メガネです。
まさか蒲田から渋谷マルイ行って、その後秋葉原のゲーマーズ行くとは···
疲れた···
ちなみに僕は付き添い?というかなんというかだったので、何も買いませんでしたがw
にしても人の量がヤバかったw


冒険者

「うう···体ベトベトぉ···」

 

「なんで俺まで····」

 

異世界に飛ばされてから少し経った。

とりあえず、悲鳴をあげていた女の子を助けに言ったのだが、時既に遅く、

女の子はカエルの口の中だった。

その後俺は慌てて、銃剣を使ってカエルを討伐。女の子を助けようとしたのだが···

 

女の子はヌルヌルとした液体まみれになっていたのだ。

 

凄く生臭いのを我慢し助け出した所で、女の子が目を覚ます。

 

女の子はかなり混乱していたが、なんとか落ち着くと、俺に「怖かったあああ!!」と抱きついてきた。

 

···普通は嬉しいのだが、それのせいで俺までヌルヌルまみれになってしまった。

 

「はあ···まあしょうがない。···ねえ君、ケガとかは無い?」

 

「あ···うん。大丈夫!」

 

「そりゃ良かった。名前は?」

 

「アタシ?綿貫 芽依(わたぬき めい)、17歳。そっちは?」

 

「藍原三月。20歳。自衛官だ。」

 

「···自衛官?」

 

「まあな。」

 

「へー?···ってことはそれ、ホンモノ?!」

 

女の子がキラキラとした目で俺の持つ小銃を見ている。

 

「···まあ、本物だよ?」

 

「スゴい!本物の銃初めて見た!ね、触っていい?」

 

「···ちょっとだけだぞ。」

 

俺がマガジンを抜きながら言うと、女の子···改め、メイは、嬉しそうに「っし!」とガッツポーズした。

 

マガジンを抜いた小銃を芽依に渡すと、銃を眺め始めた。

 

「変なとこ弄るなよー」

 

「だいじょーぶだいじょーぶ!」

 

···おい、セレクタ弄りながら言うな。弾入って無くても怖い。

 

眺め終わった芽依に小銃を返して貰うと、マガジンを挿し込み、初弾を装填した状態で安全装置をかけ、背負う。

 

とりあえず、道にそって歩いていけば街に着くだろうということで、移動することにした。

 

芽依は付いてくるそうだ。

 

俺としては一般人の女の子を置いていくのはアレなので、良いのだが···

 

···なんだろう。ヌルヌルだらけの女の子(17)と歩く兵士(20)って、なんか犯罪臭するな···

 

―――

 

「アクセルの街」と呼ばれる街に入った俺は、住民の冷たい目線を無視しながら、「冒険者ギルド」という場所を目指していた。

 

住民に聞いた話では、ギルドで登録を行い、冒険者になれるらしい。

冒険者はクエストを受け、達成をして報酬を受け取り、そのお金で暮らしている。と。

金も家も無く、そこそこの戦闘能力がある俺にはピッタリだ。

メイをどうするかは決めていないが、とりあえず俺だけでも登録しておきたい。

 

「ねー、お風呂入りたい···」

 

「俺だって入りてえよ。我慢してくれ。」

 

そんな会話をしていると、冒険者ギルドの建物の前へと到着した。

 

「お邪魔しまーす。」

 

俺はためらいも無く扉を開ける。

周りから多くの視線を向けられるが、無視。

 

メイを連れ、職員らしき女性に、登録の窓口の場所を教えてもらうと、窓口へと向かった。

 

「すみません、冒険者になりたいんですが。」

 

「あ、はい。登録ですね?少々お待ち下さい!」

 

受付嬢らしき女性が、何かを取り出す。

 

水晶を乗っけた、ボール板のような形だ。

 

「お待たせしました。では、登録を致しますので、登録料をお願いします。」

 

「あー、はい····って、え?」

 

···金取るの?

俺、金なんて持ってねーぞ?

 

「·····あのー、芽依さん?」

 

「んー?」

 

「···お金持って無いですかね?」

 

「少しなら持ってるよー」

 

「マジかぁ···ちょっと貸してくれませんかね?」

 

「まあ、カエルから助けて貰ったしね。はい。」

 

芽依はポケットからヌルヌルがついたコインを何枚か取りだし、俺の手に乗せる。

···あーあ、高いタクティカルグローブに生臭いヌルヌルが···

が、この際文句は言っていられない。

 

「じゃあ、お金。」

 

「あ····はい。」

 

受付嬢さんは少し顔をひきつらせてヌルヌルコインを受け取った。

···拭いといた方が良かったな。

 

「では、これより冒険者カードを作成します。冒険者カードとは、モンスターの討伐数を記録したり、「ステータス」を表示したり、「魔法」や「スキル」の習得にも使用する、冒険者の身分証明書です。絶対に無くさないで下さいね?」

 

「はい。」

 

モ○ハンのギルドカードみたいなもんか?と自己解釈をする。

 

「では、カードをお作りいたしますので、こちらの水晶に手をかざして下さい。」

 

「···こうですか?」

 

俺が水晶に手をかざすと、水晶が光りだし、台座に置いたカードに文字が浮かび上がっていく。

 

「ありがとうございます。もう結構です。」

 

受付嬢さんは、カードを台座から外す。

 

「えーと···「アイハラ·ミツキ」さんでよろしいですか?」

 

「はい。」

 

「ステータスは···ほとんどのステータスが平均より少し上ですね。魔力はほんの少し低いですが···このレベルなら問題無いでしょう。職業は「ウィザード」や「ウォーリア」、「アーチャー」、「盗賊」などがオススメです。」

 

「はあ···」

 

···そんなこと言われてもわからない。そもそも職業の特徴を知らないのだ。

なんとなく、「ウィザード」が魔法を使う事等はわかるが、職業がどのような影響を与えるのかまではわからない。

 

「あら?スキルが既にありますね。「ジェネレート」。血縁魔法でしょうか。」

 

ジェネレート?「生成」って意味だったか?

と、いうことは、コレが女神様が言ってた「特典」か。

 

俺は登録が終わったカードを受けとると、説明を聞き、愛用している身分証明書入れにねじ込む。

 

「そちらの方は、登録しますか?」

 

「うーん。じゃ、してもらおっかな!」

 

芽依もするようだ。

 

俺はその辺の椅子に腰掛け、肩から小銃を下ろす。

 

のびをして待っていると、受付嬢さんが「凄いですっ!」と叫んだ。

 

「こんな魔力の数値、見たこと無い!知力や運も高いですし!これなら、上級職の「アークウィザード」などになれますよ!」

 

そんな騒ぎを聞き付けたのか、周りにはいつの間にか冒険者達が集まっていた。

 

「すげえな嬢ちゃん!」

 

「この前の女の子といい、最近凄いの多いな!」

 

「是非うちのパーティーに来てくれ!」

 

大人気だなおい。

 

「えへへ···ねー兵隊さん、アタシ凄いって!」

 

···調子乗り始めやがった。

 

「あーすごいねー」

 

「むぅ···なんで棒読みなんだよー!」

 

「別にあまり興味無いからな。あと兵隊さんはやめろ。」

 

「なんで?」

 

「なんでも。」

 

···実は「兵隊さん」が「変態さん」に聞こえるからだなんて言えない。

しかもヌルヌルまみれの女子高生からだから、さらにタチが悪い。

 

そんな事を知らない女子高生(17)は、不思議そうな顔で、首を傾げている。

 

···畜生、可愛い。

 

 

そんなこんなで騒ぎが落ち着くと、次は職業の選択だ。

 

メイは、さっき勧められた魔法使い系の上級職、「アークウィザード」に、

 

俺は、「職業は後から変えられる」と言われ、とりあえず基本職の冒険者にした。

 

基本職であり最弱職とも言われる、「冒険者」だが、どうせ俺は銃を使うのだ。魔法はわからないが、少なくともナイフや銃剣以外の、剣、弓などで戦う事は無いだろうし。

 

―――

 

そして登録がすべて終わると、ギルドにいた冒険者達が、ヌルヌルが乾いた芽依を囲んで騒ぎ始め、宴になってしまった。

 

どうやら芽依は歓迎されているようだ。

 

芽依は。

 

······芽依は。

 

俺はというと、空気扱い。

 

芽依も最初は気にかけてくれているようだったが、すぐに調子に乗り始め、いまは一緒になって騒いでいる。

 

俺は受付嬢に、「二時間位したら戻る」と伝言を頼み、ギルドの外に出た。

 

しばらく歩き、少し日が傾いてくる頃、アクセルの街を囲む城壁の出入口にあたる、城門をくぐり、外に出た。

 

俺は適当なところで荷物を置くと、冒険者カードを取り出す。

 

スキルの欄にはこちらの文字で、「ジェネレート·」と書かれた欄が。

 

これは「魔法」にあたるので、呪文が要る。

 

教わった訳でも無いのに、使い方は何故か分かった。

 

「ジェネレート・スモールアーム。LMG.MG4。」

 

手始めに、軽機関銃である、ヘッケラー&コック社製の「MG4軽機関銃」を出してみる。

この銃は、NATO軍で、俺が二番目か三番目に多く使った銃だ。使い方も熟知している。

 

呪文を唱えると、生成が始まった様で、黒い物が生成される。

黒い物は、だんだんと銃に形を変える。

 

銃床、グリップ、機関部、ボルトハンドル、マガジン、弾丸、ハンドガード、バレルと、どんどん生成され、そして見慣れた軽機関銃の姿となって生成が終わった。

 

生成が終わり、宙に浮いて回転しているMG4のグリップを握ると、ズシッと腕に重さが来る。

 

安心感がある重さだ。

 

箱形弾倉は装着されていたが、ベルトリンクは銃に装填されていない。俺はガチャガチャと銃をいじると、ベルトリンクを銃に噛ませ、ボルトハンドルを引き、装填した。

 

二脚を展開し、寝撃ちの体勢を取ると、MG4のサイトを覗く。

 

標準搭載のアイアンサイトの、照門と照星を合わせ、引き金を引いた。

 

後退していた撃芯が一気に前進し、薬室に装填された5.56mm弾の雷管を叩く。

薬莢の内部に仕込まれた火薬が炸裂し、弾頭が凄まじい勢いで飛び出す。

炸裂により発生した高圧ガスは撃芯を再び後退させ、火薬の炸裂と共に反動となって俺の肩を押した。

 

聞き慣れた発砲音が響く。

 

俺はさらに引き金を引き、単発で発射。

残弾数が12発程になると、最後に、フルオート射撃で全弾を一気に射撃した。

 

射撃を終え、立ち上がると、また呪文を唱える。

 

「デリート·スモールアーム、LMG.MG4。」

 

唱え終わると、今まで撃っていたMG4が、散らばった薬莢ごと消滅した。

魔法で生成した武器等を、消す魔法らしい。

 

俺は小銃を背負い、立ち上がる。と、体がかなりだるくなっていた。

 

どうやら、練習もせずに魔法を使ったせいで、反動がきたようだ。

 

魔法の練習をしなきゃな···などと思いながら、小銃と荷物を背負った俺は、ギルドへの帰路についた。




今回、MG4を出しましたが、おそらく出番は少ないです。
主人公、元狙撃手のライフルマンですし、おそらくスナかARが多いでしょう。
···さあ、これでどうやってデストロイヤーと戦わせようかな?
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