この泥臭い兵士に祝福を!   作:メガネ二曹

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ドーモ。メガネ=デス。
なんかね、うん。
チート自衛官の方のモチベが下がったら、こっちのモチベが上がりました。
ついでに、ミツキの高校時代とかを考えてました。

·····あー、でもそろそろチート自衛官の方も書かないと。



メンバー募集!

「仲間を募集しましょうッ!!!」

 

「「は?」」

 

―アクセルの街にある、冒険者ギルド。

 

俺たちは空いていたイスに腰掛け、朝食を食べていた。···のだが、

 

ずっと考え事をしている様だった自称女神のアクア(年齢不詳)が、いきなり叫んだのだ。

 

「どうしたお前?」

 

「どうしたもこうしたも無いわ!!私達のパーティーには、力が足りないのよ!ここはいっそ、募集をかけて強力な仲間を引き入れるしか無いのよ!」

 

「ミツキ居るじゃん。」

 

「ダメよ!こんな文明の力に頼るような貧弱兵士!私達、女神が与えた力がなければただのカカシよ!」

 

「おいコラてめえ今なんつった?そしてしれっとコ○ンドーネタ入れてんじゃねえ。」

 

···どうやら、コイツは俺の強さを、「私のおかげ!」と思っているらしい。

言っておくが、俺に力をくれたのはエリスさんだし、俺を強くしたのは教育隊の教官と、今は亡き隊長殿だ。

勘違い野郎(ブス)は高校の時居たが、それに次いでうざいな。

違いと言えば、アクアは(黙っていれば)美人、という所だろうか。

 

「それに!オーバーテクノロジーな現代兵器なんか使うクセに、カエル二匹相手にマガジン一本使いきる位撃ってるのよ?階級も低そうだし!」

 

···やべえ、究極にイラつく。

確かに階級は下から三番目だが、一定の階級までは入ってからの期間で自動的に上がるのが自衛隊だ。

普通、18で入隊した一般曹候補生が20歳になったら陸士長。何もおかしく無い。

 

カエルとの戦闘に関しては言い訳になってしまうが、弾が軍用のフルメタルジャケット弾な為、物凄く貫通して、たいしてダメージが入らないというのが大きい。

ヘッドショットで脳やらを抜かないと、ワンショット·ワンキルは不可能。

 

スナイパーライフルなら余裕だが、そっちに集中している間に食われそうだ。

 

かといって、拳銃やアサルトライフルでは、そこまでの精度の射撃は難しくなる。やってやれない事でも無いが、「万が一」が怖い。

 

もしも補食中に撃ち抜こうものなら、食われた人に直撃しかねない。だからアクアが出てから撃ったのだ。まああれはカズマの練習の為、というのもあったが。

 

···まあようするに、「カエルにあっさりやられるようなヤツに言われたくありません。」という訳だ。

 

「とーにーかーく!」

 

アクアがテーブルを叩く。

 

「仲間を集めるわ!異論は認めないわよ!これはパーティーの為なんだから!」

 

「···まあ、仲間が増えるのは別に良いんだが。····でもな。」

 

「なによミツキ、文句あるの?」

 

「だってさ、俺達駆け出し冒険者だぜ?」

 

「だから何よ?」

 

「···わざわざ仲間になろうなんてヤツ、居るか?」

 

「あー、確かにな。」

 

俺たちは数日前に登録を終えた新米冒険者。

 

収入も安定せず、ついでに(冒険者として)素人ばかりな俺たちのパーティーに、わざわざ入りたいなんて人は居ない。

 

モンハンでは、初心者のキークエやら素材集めやらを手伝う上級者は沢山居るが、ここでは居ないだろう。

彼らは新人に付き合う程、暇では無いのだ。

 

だがアクアは自信たっぷり。

 

「大丈夫よ!なんたって私はアークプリースト!回復、支援魔法のエキスパートな上級職よ?どのパーティーも、喉から手が出る程欲しいの!···そんな私がちょっと募集をかければ、あっという間に仲間になりたい冒険者がくるわ!」

 

アクアは胸を張って言う。

その時、俺とカズマは同じ事を考えていた。

···そう上手くいくか?と。

 

―――

 

ー結果からお伝えしよう。

 

俺らの予想は大当たりだ。

 

仲間になりたいヤツなんて一人も来ない。

 

···まあ当たり前っちゃ当たり前なんだが。

 

俺としても仲間は増えて欲しいので、偶然見つけた芽依を誘ってみたが、既に他の人と組んでしまったらしい。

「暇な時だったら手伝うから、ゴメンね、兵隊さん!」と言ってくれるあたり、彼女は優しい子なんだな。

···おっと。話がそれた。

 

そんなこんなで、数時間ギルドで待ちぼうけしている訳なのだ。

 

「······ああー!もう!何で一人も来ないわけぇー!!」

 

「だから言っただろ駄女神。俺たちみたいなヒヨっ子駆け出し冒険者とパーティー組みたいヤツなんて居ないんだよ。」

 

「でもでも!あのメイって子はすんごい誘われてたし!なんでよ!なんであの子に来て私には来ないのよー!!」

 

(こんなうるさくてウザそうで頭悪そうなヤツ入れようとするヤツは居ねえよ。)

 

···この先が不安になりかけていた時。

 

「あのー、」

 

「何ですか?」

 

「メンバー募集をしているのは、あなた達でしょうか?」

 

そこに居たのは女の子。

 

赤いワンピースに、ローブを羽織り、魔女っぽい帽子に杖を持った、眼帯着けた女の子だ。

 

見た目からして、魔法使い系だろう。

 

「そうよ?よく来たわね。言っとくけど私達のパーティーに雑魚は要らないから、とりあえず貴女の実力を見せて··痛い!」

 

「余計な事言うんじゃねえこのバカ!せっかく来てくれた子だぞ!」

 

調子にのるアクアに、カズマがツッコミを入れた。

···良かった。カズマがツッコミ入れなければ、危うく拳銃に手が行く所だった。

 

間違えて撃っちゃうかと思った。

 

···ん?マズイって?

 

·······ジャックが言ってた。「一発までなら誤射」ってね。

 

····いや撃たないですよ?

 

にしても、クエストに仲間探しって、最近なんか冒険者してるなぁ。




アクアってこんな感じですかね?
ちょっとうざすぎないか心配です。
なんかこういうの加減がわからなくて。
「バカじゃねえ?これはこうだよ!」みたいなのがありましたら是非、感想か、僕に直接メッセージを下さい!
ついでに感想をくれるとメガネが喜びます!(コメ稼ぎ乙)

次回の投稿は、流石にゲート2次の方を投稿しないといけないので、いつもより遅いかもです。

ではでは。
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