馬鹿と莫迦の違いは分かるか?俺は天才の方だがな!
腰痛い。
ヘルニアかな。
では、この黒札を召喚したいと思いまぁす!
中指と人差し指の間に挟み、決めポーズをして、顔もキリッとさせる。
「「あらゆる困難が科学で解決するこの平成の時代
人々の閉ざされた心の闇に蔓延る魑魅魍魎が存在していた
科学の力ではどうしょうも出来ないその奇怪な輩にたちむかう
神妙不可侵にて 胡散臭い男が一人
その名は 矢部彦麿(やべのひこまろ)
そう 人は彼を 陰陽師と呼ぶ」
悪霊退散!悪霊退散!
怨霊、ものの怪、困った時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
直ぐに呼びましょ陰陽師 レッツゴー!
「死してなほ この世に未練 残せしは 魑魅魍魎と
成り果てる その悪しき血を 清めるが 陰陽の道」
人の世に生まれし悪を 闇にへと ほおむれや
悪霊退散!悪霊退散!
妖怪 あやかし 困った時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
助けてもらおう 陰陽師 レッツゴー!
「生きながら恨み憎しみ 集りしは悪鬼悪霊
よびさます その激昂を宥める 陰陽の道」
愛しさの 行き着く果てに 病む心 なぐさめや
悪霊退散!悪霊退散!
怨念 怨恨 困った時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
鎮めてもらおう 陰陽師 レッツゴー!
「辛い時 悲しい時 人はそんな時 心の隙間に闇が出来る
その心の闇に 魔物達は容赦無く 入り込んでくるのだ
だから 苦しくても 挫けるな 落ち込むな くよくよするな
何事にも 屈しない 強靭な心こそが 最強の武器なのだから!」
寂しさで 揺らめく 心を 狙う物 打ち砕け
悪霊退散!悪霊退散!
超常現象 困った時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
払ってもらおう 陰陽師 レッツゴー!
悪霊退散!悪霊退散!
呪い 呪われ 困った時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
相談しましょう 陰陽師 レッツゴー!
やっぱり頼れる 陰陽師 レッツゴー!
みんなのヒーロー 陰・陽・師!
「成仏しろよ」」
完璧、板に付いてきたな。
早速、黒札がぽやぁーんと光り輝いている。
これ黒セイバー確定だわ。
うん、乙乙。
「ランサー、アルトリア。召喚に応じ参上した。我が愛馬は雷雲を呑むように、我が槍はあらゆる城壁を打ち破る。貴方の道行きを阻むもの、全てを打ち砕こう」
why?
オルタ二連続とかふざけんじゃナイヨ!
畜生めぇ!おっぱいぷるんぷるん!
「な、会ってそうそう下品な事を……」
ぐへへへへ。
げぶ!?
「マスター、早速呼び出すとかあんた流石ね」
ジャンヌが俺の頭を叩いた旗を肩に担ぎ、呆れたような目で見つめてくる。
「ふん、同じオルタって言うのも気分良くないわね」
ほへー。
「私も、存外いい気持ちではない」
険悪な雰囲気ワロタ。
「まぁ待て。二人共」
俺はポケットに入ったクシャクシャの羊皮紙を掲げた。
「困った時にはこいつを呼び出せばいい!」
羊皮紙には星霜を見た竜の英雄と書かれている。
分かるけどぉ、まぁ?そこはね?
「まぁ良いわ」
そう言いながら、ジャンヌがアルトリアの馬の後ろへと乗る。
はぁ!?
「ふむ、そうなのか。では行くとしましょう」
え、ちょっ!
「待ってぇぇぇん!」
ドラゴンとか\(^o^)/オワタ
「マスター、何の為のサーヴァントなのですか……」
すると、アルトリアが槍でドラゴンをつんつんと1回突いただけでドラゴンが悲鳴を上げて死亡した。
更にジャンヌは炎で隣にいたドラゴンを焼きトカゲにする。
「うちのサーヴァント強過ぎやろ」
「会えたぞ!また会えたぞ!セイバァァァァ!」
突然、黒光りの剣が向かってくる。
「貴様!ライダァァァ!」
向かおうとするが、お二人様が立ち塞がってきた。
何をするだぁ!
「貴方が手を下す必要はありません」
「アレがマスターが言ってたゴキブリとやら?なんともまぁ……ゴキブリじゃないわね」
そう、今のゴキブリは人間の手足が生えたゴキブリなのだよ。
手には黒光りしたロングソードを携えている。
かっくいい。
「セイバーと戦うのを防ごうとするか。貴様らぁ!」
ゴキブリが三歩でアルトリアに近づき、剣を振るう。
「重い!流石というべきか!」
だが、アルトリアのランスがゴキブリの剣を跳ね返した。
素早く、ランスがゴキブリの副足を貫くが、ゴキブリは素早く剣を振り払い、馬の足を切るが、馬は動じず、ゴキブリを蹴る。
ゴキブリは吹き飛ばされるが、そこにジャンヌの炎が襲う。
「グガァァァァア!!!!」
岩を蹴り、剣を持ち、俺へと向かってくる。
「セイバァァァアァァァァァァァァァア!!!!」
お前はそうなのか。
「ならば、相手をしてやる!」
水の入った霧吹きの中に、少量の食器用洗剤を入れる。
やるしかないんだよぉ!
「「マスター!」」
剣が振られる。
だが!
プシュップシュッ
ゴキブリが倒れ込んだ。
滑って、地面を歩くことすらままならない。
「セイバァ!」
一度、ゴキブリは油が抜かれると二度と立ち上がりはしない。
「やっと……」
ゴキブリが苦しそうにこちらを見つめる。
「やっと……死ねる」
洗剤の作用により呼吸できなくなり、ゴキブリが這いずろうとするが、這いずることは出来ない。
「セイバー」
木の棒を拾い、宝具の名を口にする。
「
アルトリアがうぇっ!?みたいな顔をするが、関係はない。
「ありがとう」
そのまま、ゴキブリは粒子となり、空へと散った。
バーサーク・セイバー☆☆☆
真名 ゴキブリ
宝具
A++
セイバーが使用する宝具。
かつて斃した虫達を召喚し、自らは恐るべき斬撃を繰る。
その斬撃は、神すらも容易に切り裂く。
エクスカリバーと匹敵するほどである。