ストライクザブラッド~ソードダンサーと第四真祖〜   作:ソードダンサー

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初投稿です。文才ありません。私のメンタルは豆腐より柔らかいんであまり
辛辣なことは書かないでいただけると助かります!それとしばらくは不定期更新になります。なんせ受験戦争真っただ中なので・・・状況が落ち着き次第投稿頻度が上がりますのでそれまでは勘弁していただけるとうれしです。では本文どうぞ!


聖者の右腕篇
聖者の右腕1


プロローグ

 

 

 

 

あたり一面真っ赤だった。

子供の泣き声が木霊する。

その時、少年は村から離れた森にいた。二本の刀を抱える腕が振るえる。

鍔鳴りが止まらない。

熱い。

口が渇く。

体が石のように重い。

が、足だけは別の生き物のように前へ前へと動いていく。

村を出てからこちら、できるだけ遠くへという思考に支配された脳は絶えず五感を過敏にさせた。

何処へ向かっているのかも分らない。兎に角先へ先へと芋虫のように進んでいた少年だったが、ついに鉛のような重さに動きを止めた。限界だ。瞼が下がる。持ち上げられない。

 

 

 

「小僧、生きたいか?」

 

 

 

 頭の上で声がする。若い女の声・・・?

 

 

 

「生きたい・・・」

 

 

 

 頭の上の誰かに縋るように、灼けつきと、プレッシャーにやられた喉から声を絞り出した。瞬間意識が反転した。

 

 

 

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東京南方海上から330km付近の太平洋上に浮かぶカーボンファイバーと樹脂と金属と魔術によってできた島。

五基のギガフロートを中心に構成された、人工島その名は絃神島と呼ばれていた。「魔族特区」の1つであり、絶滅の危機に瀕した魔族の保護や世界の名だたる企業の研究所があり日々研究や実験が行われっている。

 

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とあるマンションの一室で少年は目覚めた。

「懐かしい夢を見た」

カーテンの隙間から漏れてくる朝日に照らされそう呟いた少年―南宮火乃香-は、まだ覚醒しきっていない重たい頭を何とか持ち上げ、二度寝を誘う悪魔のベットから脱出し、このマンションの主たる南宮那月を起こしに部屋へと向かった。

「姉さん、朝だから起きて」

部屋の戸を一定のリズムでノックしながら伝えた。

部屋の中からゴソゴソと物音が聞こえていたが、暫くすると音が聞こえなくなった代わりに、扉が開いた。

「おはよう、火乃香」

「おはよう、姉さん」

爽やかな挨拶を互いにかわした。

ただTPOを思いっきり無視した暑苦しそうな格好のゴスロリ姿で出てきたことを除けば、いたって普通の朝だろう。

ここで一つ説明しておけば、火乃香と那月は血が繋がっていない。彼は10年前、死にかけていたところ、那月に拾われ助けてもらったのだ。そんなこんなで、火乃香はプライベート時には彼女のことを姉さんと呼んでいる。

朝食の準備に取り掛かった。基本的に家事全般は火乃香がこなしているのだが、食事は交代で作っている。そして、今日の当番は、火乃香だ。二人とも朝食はそんなにしっかりと食べるほうではない。よって、朝食は紅茶とトーストそして果物というのが基本だ。

『昨夜二人の男性の吸血鬼が工事現場で倒れているのを発見しました。警察はこの事件を最近起きている魔族狩りと同一犯であるという線で捜査を続けています。』

「また魔族狩りかぁ・・・姉さん捜査に進展ある?」

「いやこれと言って進展はないな」

「早く捕まえなきゃ」

朝に弱く、低血圧な二人は更に、食事中ほとんど会話しないので朝の会話というのは、ほとんど交わされない。若しくは、このような少々寂しい会話が繰り広げられるのである。

そうしている内に、二人とも食事を終え食器を流し台に出し片付けけを終わらせ、二人は学校へ行く準備をし、玄関を出た。

 

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-私立彩海学園-

とある教室にて二人の生徒と背の小さいゴスロリを着た教師がいた。

「暑い、焦げる、灰になる」

文句ばかり垂れているのは火乃香のクラスメートで親友の暁古城である。

現在彼は夏休み前の無断欠席や、成績不良による補習という名の拷問を担任教師から受けていた。

「暁古城、少しは静かにしろ。しゃべると余計に暑くなるぞ。と言うか貴様のせいで私の休日が潰れているんだ。こっちが文句を言いたい」

「けどよぉ那月ちゃんエアコンくらいつけt・・・ごふっ!」

「教師をちゃん付けで呼ぶな!それに貴様のような不良にエアコンなんて勿体ないがまんしろ」

那月は持っていた扇子古城の頭に叩き込んだ。

そんなやり取り見ていた火乃香はと言うと現在数学の問題を解いていた。

「古城あしたついしなんだろ?喋ってないで勉強したらどうなんだ?」

なんてことを火乃香から言われてしまっう始末である。

ちょうどいいので説明するが、南宮那月は自称26歳の彩海学園高等部一年B組の担任である。しかしその正体は”空隙の魔女”と呼ばれアイランドガードの実働部隊の教官を務め魔族から恐れられている攻魔師なのだ。

さらに暁古城の正体を知っている数少ない人物なのだ。そんなこんなで文句を言いながらも課題をこなしていくうちに、時計の針が12時をさし補習がおわった。

鞄に道具をしまいながら、二人の生徒は、昼食をどこでとるかを相談しながら、教室を後にしたのだった。




今回はここまでです。暫く投稿できないかもしれませんが気長に待っていてください。
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