ストライクザブラッド~ソードダンサーと第四真祖〜 作:ソードダンサー
彼女いない歴史=年齢の作者にとってこの回を執筆するのはとてつもなく恥ずかしかった…。
かなり飛ばしたりおかしな点があるかもですがそこはもう気にしないでください。
それとお気に入り登録が20件となりました!皆さん本当にありがとうございます!これからも文才のない私を応援してください!
あ、それとアドバイスとかあれば感想に書いてくれれば今後の作品を作る上での参考にさせていただきます!
ではどうぞ!
火乃香の休日
七分袖のリネンシャツにボーダーカットソーそしてブルーのジーパンをを履いた全体的に清潔感と線の細さが目立つ格好をした1人の少女のような青年がいた。
(ちょっと早かった気もするが…まぁデートだしな、15分プラス五分前行動は基本か…)
そんな事を思っているのは火乃香だ。
数日前古城が浅葱と妹の凪沙に詰め寄られている間、夏音とデートの約束をしたのだ。
「火乃香さんお待たせしました。待ちました?」
「……っ!いや、俺も今来たところだからそんなに待ってないよ」
夏音は白のワンピースを来ていた。シンプルな格好だが、夏音の銀髪や整った顔立ちそしてどこか浮世絵離れした容姿をもっているせいか下手な飾りをつけるよりも綺麗に見える。火乃香は見惚れつつも微笑みながら答えた。
「それじゃ、行きますか。」
火乃香はそっと手を差し出し、夏音も差し出された手を握り返し2人はモノレールに乗りショッピングモールへと向かった。
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「火乃香さん!こんなのはどうでした?」
「んー似合ってると思うぞ」
夏音が手にしている服はブルーのシャツシャツだ。
モノレールから降りた2人はモノレール内にある服屋で服を選んでいた。
「さっきからそればっかりでした」
「いや夏音はなんでも似合うから仕方ないじゃない?」
少しムッとする夏音に対し苦笑いしながら事実を言う。
火乃香は基本的に制服か仕事の場合だと白いTシャツにオリーブ色の戦闘服だからあまりファッションには気を配らない。しかしセンスが悪いというわけでもない。
「火乃香さん次はあなたの服を選びますね」
「え?いや俺はいいよ」
「めっ!です!私ばかり選んでもらったら悪いですし…」
「んーわかったならコーディネートお願いするよ」
(はてさて今回は何着着せられるのかねぇ)
心の中で火乃香はため息をつきつつ大切な人と過ごせる時間に幸せと感謝を感じずにはいられなかった。
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昼時となったため服選びは一時中断し、2人でホットドッグを食べている。
「………夏音、楽しかった…?」
ぐったりとフードコートに置いてある椅子に座りちのはさきほどまで着せ替え人形の状態になっていた南宮火乃香だ。
「はい!すごく楽しかったでした!」
そんな火乃香とは対照的にどこか嬉しそうな声と表情で答える銀髪少女こと叶瀬夏音。彼女のコーディネートには南宮那月みたいな悪意が全くないので火乃香は呆れることもないし、面倒とも思わない。
「そっか…服のコーディネートありがとうね」
「いいえ、私もとても楽しかった、でした」
「夏音が居なければ今頃俺の服は那月姉さんが選んだゴスロリファッション確定だからすごく感謝してるよ」
「南宮先生のあの服いただきてみたいと思ってました」
「んー夏音にゴスロリかー…多分似合わんぞ…」
「そうでしたか…」
シュンとしぼむ夏音に苦笑いしながら火乃香はフォローを入れる。
「夏音は大人しいからさ、派手な格好より落ち着いた服の方が似合うよ?今日着てる服もすごく似合ってるし」
「ほんとですか?」
「あぁホントだよ」
「嬉しいでした」
褒められて若干照れつつ嬉しそうに笑う夏音を見て火乃香はすぐにスマホを出し写真に収めた。
「っ!?何撮ってるんですか!」
「いやいや可愛いかったからこれは是非写真に収めておかねばと思ってねハハハ」
「もう…誰にも見せないでくださいね…?」
「わかってるって」
そう言いながら火乃香は夏音の頭をそっと撫でてあげる。
撫でられている夏音は気持ちよさそうに目を細めている。
(やっぱ夏音は猫っぽいな)
そんなやりとりを見た一部の人間はコーヒーのブラックを追加で買ったそうだ。
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ショッピングモールの中をゆっくりと歩く2人は恋人繋ぎをしている。
「今日は楽しかったでした」
「そうだな…夏音ちょっとこの店によっていいか?」
「?いいですけど…ここは…」
火乃香が入ろうとしているのは海外でも人気のブランドハリーウィンストンだ。
「すまないが少しここで待っててくれ」
火乃香はそう言い店の中に入る。中は豪華であり気品が高い。
中にいるのはスーツを着た如何にもお金持ちであるだろうとわかる客ばかりだ。店の中にはガードマンがいる。
そんな中に学生が入ると凄く浮くのは仕方のないことだ。それ故か店員がすぐに来た。
「本日はどのようなご用件で?」
「これを受け取りに来ました」
火乃香は財布から一枚の伝票を渡す。店員のお姉さんの表情がみるみるうちに営業スマイルから真顔に変わっていく。
「か、畏まりました。代金はすでに支払われていますので直ぐに品物を持って来ますね」
「お願いします」
まつこと数分、如何にも高級そうな箱をもち火乃香のところへ来た
「こちらでお間違えはございませんでしょうか?」
「えぇあっています」
中に入っていたのは1カラットアップのハートシェイプ・ダイヤモンドをセンターに、サイドにはテーパード・バゲットカットのダイヤモンドを配したハリー・ウィンストンを代表するリングだ。
値段はおよそ330万といったところだろうかそれが2つお揃いで入っている。
「こちらは梱包しますか?」
「いや直ぐにつけるのでそのままで結構です」
「畏まりましたご来店有難うございました」
店員は深々とお辞儀をしながら火乃香を見送った。
火乃香は崩れないように丁寧にカバンに指輪をしまい店を出た。
「どうしたんですか?」
「いや…なんでもないよちょっとね…夏音今日の夜は1人?」
「?はい」
「うちも今日は姉さん仕事で家に帰れないから1人なんだ…もしよかったら晩御飯うちでどう?」
「いいですよ!」
「じゃ帰りますか」
「はい♪」
2人は帰路に着いたのだった。
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「火乃香さんの料理は美味しいです♪」
「そういってくれるとありがたいよ」
夕飯を食べ終えた2人はソファで寛いでいる。お互いにシャンプーの香りをさせながら夏音は火乃香の肩に頭を預けている。
「なぁ夏音…君に渡すものがある」
「なんですか?」
「これだよ」
そ言いながら火乃香が取り出したのは先ほど受け取った指輪だ。
「もしよかったらさ…ちょっと早いかもしれないけど…婚約指輪として受け取ってくれないかな…?」
「本当にいいんですか?」
「勿論!君に貰って欲しい」
「ありがとう、でした。あの…今後とも宜しくお願いします。それと…」
「あぁ…こちらこそ宜しく頼む」
お互いに微笑みながら火乃香は夏音の左手を取り、その薬指につける。そしてお互いに口づけを交わす。
薄暗いオレンジ色の光で照らされた部屋に2つの影が重なっていた。
「火乃香さん…もっと…してほしい…でした」
「夏音…」
火乃香は夏音をソファに押し倒し、もう一度口を塞ぐ。ゆっくりとお互いの口内を貪る。深く繋がっているのを感じる。
どれだけだっただろうか…体感では途轍もなく長い時間口付けをしていた。しかし、実際はほんの数分程度だろう。それだけ濃い時間を過ごしたということだ。
口を離すと銀色の一本の線が繋がっている。
これで何度目のキスか数えるのもバカらしく感じる
「火乃香さん…もう…我慢できません…」
熱い吐息と切なく甘い声で火乃香を求める。火乃香の頭の中で理性がプツリと切れた。火乃香とて男なのだ。愛しい恋人にここまでされれば歯止めは効かなくなる。火乃香と夏音はゆっくりとお互いの服を脱がせ、本当の意味で一つになった。
最後はR15で収めました…その後の展開は私の口からは直接言いませんがまぁお察しということで(笑)
次回は戦王の使者篇ですね
遂に火乃香と古城が本気で戦います。
お楽しみに