オウガテイルになったんだが   作:腹ペコ

4 / 29
多分次の投稿はないでしょうね
先の展開とか浮かびませんし
自分が一番行き当たりばったりという


君がいなければ我々は全滅(過労死)していた

 他のオウガテイルが食べ始めるのを待っていたが一向に食べようとしない。こっちをじっと見ているだけだ。なんだろう....自分が邪魔だということなのだろうか...何か寂しいな一緒に戦った戦友なのに

トボトボと群れから離れる自分だが

 

「ガル」

 

と、声を掛けられる。待て、的な感じだ。同族同士は意思疎通が出来るようだ。(種類が違ければまた分からないが)

 ちょっとだけ振り向くと残った4匹はやはり自分を見つめている。呼び止めたということは邪魔ではなく何か別の意味があるのか?

 

「ガル、ガルガル、ガルァ」

 

こいつを倒せたのはアンタのおかげだ、アンタがいなきゃ俺たちは全滅していた。

 

「ガル、ガルァガルァ、ガァル」

 

だからアンタが先に食ってくれ、俺たちは残りモンでいい

 

 

な、なんだコイツら。なんていいヤツらなんだ!

 

元の上司に言わせたいぞこんなセリフ。

 

この仕事を終えられたのは君のおかけだ、君がいなければ我々は全滅(過労死)していた

 

 

まぁ結局過労死したのは自分だったがね!

 

 

 

気にするなよ、一緒に食おうぜ

といったニュアンスをそれっぽく伝えヴァジュラを食べ始める。アラガミになったからか特に気持ち悪さなどは感じずすんなり食事に入れた。

 

 

 

 

・・・う、美味い....まるで霜降り肉でも食ってるようだ。よっぽどイイもん食べてたなこのヴァジュラ。それともヴァジュラという種類がこんなに美味いのか?

 

 

 他のオウガテイルたちもどことなく幸せそうな表情だ。

 ある程度食べ進めていると少し硬いものにぶつかった。マントではない。マントは硬くてなかなか食い辛いので避けていた。じゃあ何か?口の中に入れるとどうやら球体のようだ。きっちり噛み砕いて飲み込むとなんだか力が湧いてきた。もしや今のがコアだろうか...というか勝手に食べちゃったが大丈夫だろうか?

 

「ガルァ」

 

アンタが食うなら俺たちは文句ないさ

 

お、おう.....自分を買ってくれるのは嬉しいが成長できる可能性を捨てていいのか?自分だったら渡さないぞ?

上司に言われたら渡すかもしれないが。

あ、部下に相談されても渡すかもしれない。

結構渡しそうじゃないか!

 

 

ドロドロとヴァジュラの残骸が崩れ始めた。そういえばコアを失ったらこうやってオラクル細胞に戻るのだったか。だったらコアを食べるのは最後にした方が良いのか?

 

あ、そうだそれで群れに入るんだった。多分この感じだとOKだと思うが...入れてくれるだろうか?

 

「ガルァ」

 

もちろんだ

 

本当に、本当にありがとうございました

 

アラガミになって良かったかもしれない....前よりとても、こう...充実している。まあアラガミになって1日も経っていないのだが。

 

さてそれはそうと群れに入ったはいいが何処に行くんだ?

 

 

「ガルァ、ガルガル」

 

どこって訳でもなく、気の向くまま

 

だそうだ、そんな行き当たりばったりで大丈夫なのか?

 

《大丈夫だ、問題ない》

 

 

まぁ何かあれば逃げればいいしなどうにでもなるだろう。

 

 

明日は明日の風が吹く

 

 

 

 

 

 




鳴き声とか結構適当です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。