オウガテイルになったんだが 作:腹ペコ
まぁ好きに書いてるものなので(開き直り)
狩りをしてその日暮らしをしてるなか、ふと思った。
つまらない
生きていくために狩りをして生活している自分ではあるが狩りをして喰う以外にすることがない。通常理性のないアラガミであれば食べるだけで良いのだろうが元人間の自分からすれば娯楽が少なすぎる。食べることぐらいしか娯楽がない。アラガミになったからか味に飽きるということがないのでまだいいが...
同族と人間は食わないのでコクーンメイデンとザイゴートしか食べていない。ナイトホロウやドレットパイクがいない(恐らくまだ2前なのだろう)ので2種類しか食べられない。
大型種は基本的に勝てないので見つけたらそのまま気付かれる前に逃げるようにしている。
未だ敵から襲われるということはないが、いつ襲撃されるとも分からない。小型種を狩っている内に連携も取れるようになってきているし、自分たちがどれくらいまで狩れるのか確かめるためにも中型種でも狙ってみようか。上手く行けば食事のバリエーションも増やせるだろう。
そんなことを考えながら崩壊した街を20匹程でゾロゾロ....
って増えすぎじゃないか!?
いつの間にそんなに増えたんだ!?
最初はせいぜい10匹くらいだったんだが....ここまで増えたら色々不味いな。狩りする上では楽にはなるがいずれゴットイーターに狩られるだろうしその前に大型種に襲われかねない。
かといって数を減らそうにも仲間だし殺せない訳でどうしたもんか...
「どうしやした?」
思わずついたため息に反応して近くのオウガテイルが尋ねてくる。
「相談事なら力になります」
「リーダーの悩みは群れの悩みだぜ」
「なんでも言ってくれ」
口々に他のオウガテイルも言ってくる。実際には唸ってるだけであくまで意訳ではあるんだが嬉しいもんだ。こんなヤツらを失くすなんて考えたくないな...とにかくなにかいい案がないか聞いてみよう。
「うーん数が多過ぎですか...」
「そんなん巣を作りゃいいじゃないすか」
「そういや人間たちも作ってるっけな」
なるほど、巣か。なかなかいい案だ。というか普通に自分でも浮かばないことにショックを受けた。何か食べていれば寝る必要もないので寝るのはぶっちゃけ気分的な問題だ。そのためアラガミになってから寝ていないのでどこか決まった休憩場所というのを作っていなかった。
前も仕事を家に持ち帰ってすることもしょっちゅうだったので二徹三徹も当たり前だった。・・・いったいどんな仕事してたんだウチの会社は。
まあともかく巣だ。巣を作れば狩りをするチーム、巣を守るチームと二つに分けられその分動く数も減る。食料の保存も物によっては出来る。コアだけ咥えて持ち帰ることも出来るだろう。さぁて忙しくなるぞ。