異界からの帰還者のIS   作:暇な

2 / 13
この作品は主に筆者の趣味で書いております。SIREN、IS共に設定的にこれはおかしいだろ!?このキャラはこんなこと言わない!まず文章がおかしいよ!、ということもあるでしょうが申し訳ないです。衝動的に書いている文才なしの人の作品なんで勘弁してください。感想欄に文章の書き方などのアドバイスがあればうれしいです。


目覚めてから

夢を見ていた。私は、お化けになった校長先生に追いかけられていた。

 

「はるみちゃぁぁん」

 

「……!」

 

 私は逃げたけど行き止まりに突き当たってしまい追い詰められた。

 

「はるみちゃんの匂いがするよぉ…は~るみちゃ~ん、あっそびましょ~」

 

 もう駄目だと思ったその時、先生が校長先生を掴んで引き留めてくれた。先生は、そのまま校長先生を引きずり深い穴に落ちて行っちゃった。その後、夢の中の私は気絶してしまった。

 

 先生、お化けになっちゃったけど私のこと必死に助けてくれたんだ…ありがとう…おかあさん…。先生がいなくなったことに悲しんでいると気絶した私の近くに誰かが近づいてきた。知らないお兄さん…村の人じゃない。誰だろう?

 

「この娘は…よかった。奴らになっていない。」

 

 奴らとは誰のことだろう?お化けのことかな…

 

「きょーや、春海を助けてあげて。元の世界に戻してあげて。」

 

 みやちゃん!?けどみやちゃんはどこにもいない…

 

「この娘は美耶子の知り合い?」

 

「私の友達であり、妹だよ」

 

「妹?…いやでも友達って。まあいいか。じゃあこの娘を元の世界に戻すよ。」

 

 そういうとお兄さんと私の近くが光に包まれた。

 

「じゃあね、春海。」

 

 光で何も見えなくなった時、私は夢から覚めた。

 

 

 

 

「みやちゃん!」

 

 そう叫ぶと同時に私は起きた。腕に痛みを感じてみてみると、針が刺さっていた。どうやら点滴をうけているようだった。冷静になって周りを見渡すと周りには誰もいない。ただ宮田先生の病院に似てたからここは病院かなと思った。

 私、あの場所から逃げれたんだ…そうだ、先生はいなくなっちゃったけどみやちゃんはどうなったんだろう?あの夢が本当ならあのお兄さんとみやちゃんが私を逃がしてくれたんだろうけど…会いたいな、みやちゃん…

 物思いにふけっていいると、部屋に誰か入ってきた。看護婦さんのようだった。

 

「あら、起きたの?じゃあ先生を呼んでくるから少し待っててね。」

 

 そういうと看護婦さんは部屋から出て行った。

 しばらくして宮田先生のような恰好をした人が入ってきた。お医者さんかな?

 

「お、目が覚めたかい?気分はどうかね?」

 

「少し悪いというか…なんかふわふわしてます。」

 

「そうか…ショックですこし心が不安定になっているんだな。辛かったろうに…。春海ちゃん、君は助かったんだ。安心していいよ。君を怖がらすものはもうなにもないんだ。」

 

 そういうとお医者さんは私の頭をなでてくれた。…少し安心する。

 

「先生、あの…」

 

「またか…」

 

 看護婦さんが部屋に入ってきてお医者さんと何か話してる。終わったと思ったら二人とも部屋の外に出て行った。しばらくすると部屋の外から大きな声が聞こえてきた。

 

「だから取材は禁止しているっていってるだろう!患者は、震災で心に傷を負っている可能性が高いんだ。あと、きみらもオカルト雑誌を作っているのなら今回の震災の被害者のことより先日起こった白騎士事件のことでも書いていればいいだろ?今回の震災はただの自然災害だ。私からすれば白騎士のほうがよっぽどオカルトに見える。」

 

「私たちも最初見たとき、新たな未確認物体によるものだと思いましたよ。けどあれは篠ノ野博士という人が作った物って発表されたんですよ!そりゃあの年齢であんなものを作ったのは一種のミステリーだと思いますがね、所詮はただの人工物であり元がわかってるものなんですよ。それに比べて今回の震災の件はおかしいじゃないですか。世間じゃ白騎士事件のこともあってあまり報道されず奇跡の生還者ぐらいしかいわれてませんが状況がおかしいですよ。まず、なんで捜索を始めてから一人も見つかってないんですか?埋まったにしろ死んだにしろあれだけ探して遺体の一つもみつかっていない。見つかったのは損壊した建物のみ…次になんで捜索開始から三日もしてから無傷に近い少女がみつかるんですか?普通に考えたら少女は土砂災害発生してから三日間も生きてるわけないでしょう?」

 

「それについては自衛隊の人から聞いている。なんでも一人で逃げ回っていたらしい。」

 

「それはおかしいでしょ。それならもっと早くに見つかってもおかしくないじゃないですか。しかも一日目ならともかく二日目からは何から逃げてたんですか。」

 

「大方、余震や地響きの音が怖くて逃げていたんだろう。…もういいだろう。私は忙しいんだ。オカルトについて考えている場合じゃないんだよ。今回のはただの震災。そして震災からは少女一人が奇跡的に生き残った。それで終わりだ。」

 

「ちょっと待ってくださいよ。私たちだってそれだけならここまで必死になりませんよ。今回の震災の場所が場所だから必死になるんですよ。羽生蛇村なんですよ?羽生蛇村。あの村の中では奇妙な儀式が行われていたって噂されてますし、未確認生物、物体の目撃情報だって…」

 

「お前たちは、結局よくわからんオカルトをもとに特集をくみたいだけだろ!そんなことのために患者を取材させるわけにはいかん!話は終わりだ。もう帰りなさい」

 

 お医者さんは、話が済んで部屋に戻ってきた。少しイライラしているように見える…

 

「まったく、アトランティスのやつらめ。春海ちゃんすまなかったな。もう大丈夫だから今はゆっくりやすみなさい。」

 

「分かりました。ありがとうございます。」

 

 まだ疲れが残っているのもあり安心感からかまたすぐ眠りたくなった。そのままお医者さんの言うとおりにベットに横になるとすぐに眠ってしまった。

 

 

 次に起きた時には、いろんなことを聞かれた。事件発生時の状況、誰かと行動していたか、他に生きていそうな人はいるかなどだった。私は、その質問に正直に答えたつもりであったが相手は分からないというような顔をしたりそれはどういったことかを詳しく聞こうとしてきた。大人は私のことを信じてくれてないのかな…。そんなことを考え出したときだった。私は体調も良くなってきた時あることを思い出した。そう相手の見ているものが見える力のことだ。あの場所では逃げ回るうちにこの力に助けられた。今まではこんな力ほかの子と違うし無かったらよかったのに…と思うこともあったが今は助けられたこともあって感謝のほうが大きい。あの力は今でもあるのかな。そう思って恐る恐る目を閉じ、周りに意識を集中させる。そうすると誰かがお医者さんと話しているのが見えた。

 

「あの娘の言っていることはかなりちぐはぐに思いますがやはり震災後のショックの影響なんでしょうかね?」

 

「たぶんそうだろう。あれほどの規模の中一人でいたんだ。心がまいっていてもしかたがない…これからは優しく接し心を癒していかなければいけない。そうすることで徐々に現実を認識させ受け入れていってもらうことにしよう。」

 

 先生は私を心配してくれていたけど信じてくれたわけじゃなかったのね…。私は、本当のことをいったのに…。

 

「それとあの娘の言う通りならば少なくともあと二人は生存者がいうようなのだが…発見できたのか?」

 

 みやちゃんとあのお兄さんのことを言っているのだと分かった。

 

「すまんが発見できていない。もう災害発生から6日も立っている。生きていたとしても、もう駄目だろう。」

 

 そんな!その言葉を聞いたとき私は視界を元に戻した。悲しくて涙が出てくる。先生だけじゃなくみやちゃんまでいなくなるなんて…私は泣いた。途中お医者さんや看護婦さんが入ってきてどこか具合が悪いのかいと聞いてくれたがまともに返事ができず泣き続けた。その日私は泣き疲れてそのまま眠ってしまった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

「医者の日記」

 

 Z日

 

 近頃あの患者に警戒心を持たれた気がする。今までは優しく接したり頭をなでたりするとにこやかに笑ってくれたのだがこの頃は少し怯えが入った表情を見せるようになった。この患者のことをしろうにも羽生蛇村の宮田医院や学校は倒壊しておりどんな子供だったのかもわからない。さらに事件のことについて全く話さなくなった。こんな状態になったのはたぶんあの唐突に泣き出したときだろう。看護婦と急いで見に行きなぜ泣いているのかを聞こうとしたが何も言わずそのまま泣き続け眠ってしまった。その後私はあまり口を聞いてもらえなくなった。何とか理由を聞きたいが泣いていた時のことを聞こうとすると口を閉ざしてしまう。仕方がないので看護婦に理由を聞いてもらうことにした。まだ、あの看護婦には比較的心を開いているように見えるからな。

 

 X日

 

 看護婦に聞くところにによると、患者が泣いていたのは話していたみやちゃんという人物にもう会えないからというものだった。そうだったのかと思うと同時に疑問が浮かんだ。なぜ患者はそのことを知ったのだ。知る機会はなかったはずなのに。そう考えていると看護婦から先生は患者のことを信じないような会話を患者の前でしましたか、と聞かれた。そんなことをするわけがない。患者の証言からすると皮膚が白く目から赤い涙をながした人物から逃げていたというものだった。信じられることではない。おおよそ震災のショックによるものだろうと考えていた。だがしかし、それを患者の前で話すなんてとんでもない。私たちは患者の安心のよりどころとなり信頼を得て治療を行っていくのだ。

 

 C日

 

 困ったことになった。治療が進まない。看護婦を介して話を聞こうとしても帰ってくる内容は同じものばかり…。最近では本当にあった話なのでは、と冗談半分でいうやつがでてくる始末…。もし、もし仮に少女の言っていることが本当だったら…。いや信じてはいけない。というより信じられない。皮膚が白く赤い涙を流している人間、…何かの病気にかかっているとでも無理にこじつけようとすればできる。しかし仮に病気にかかっていたとしてもその人間がいないことがおかしい。あの記者の話が思い出す。確かにおかしくはある。自衛隊の捜索にもかかわらず死体すら発見できていないのだ。それに加えて他人の視界を見ることができる力、科学技術の発展の極致であるISなどなら可能かもしれないがその時は白騎士事件発生時なのでそんなものはない。おまけに羽生蛇村は山奥の田舎だったはずそんな高性能の機械などあるはずがない。こうまでなってくると私までオカルトによるものだと思いたくなってくる。しかし今までの自分の現実、知識がそれを否定する。こうなったらオカルトを信じ似たようなことができる人物をカウンセラーとして使ってみるか…。アトランティスの奴は…ダメだ。となると、確か前に話題になっていた人がいたな。なんでもその人物の過去を見てその人の知らないことや悩んでいることをあてることができその当たる確率が非常に高いとか…。名前は…たしか喜代田章子…だったかな。




医者は決して患者のことを悪く思っているわけでなく心配はしています。今はショックのためにおかしくなっていると思い患者を診ていますが一向に良くならなくさらに話すことさえ困難になってしまい弱っています。次回で病院での話は終わりにしようと思っています。あと2のあの人がでます。もう答え言っちゃってるけど…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。