【SW2.0&2.5】モンスター娘たちがモンスター娘を演じる日常【蛮族PC有】   作:龍委員長

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無駄に長い導入です。


7-1.~7-3.

公人:

 さぁ、さっそくシナリオを始めていこう。

ミーア:

 あれ? 生活費は?

公人:

 レアが大変なときに何日も何もしないってことないよね? 今回は前回のエンディングの直後からだよ。

ラクネラ:

 なるほどね。じゃぁトッネオの氷室にレアを運んだ辺りからかしらね。

 

==========

 

7-1.トッネオ村近隣の洞窟

 

サオラム(GM):

 「ここならば外より気温も低いですから、腐敗の進行は抑えられるでしょう」

メア(ラクネラ):

 「ありがとうございます。不躾で申し訳ないのですが馬をお借りできないでしょうか、この事を冒険者の店に伝えたいので・・・」

サオラム(GM):

 「なんと、冒険者の店の方はレア殿の事をご存知でしたか。わかりました村の馬をお使いください」

 村長は、トッネオの規模の村としてはかなり貴重なはずの馬を1頭貸してくれるよ。

ラクネラ:

 トッネオは首都から徒歩1日くらいよね? 馬なら半日で首都について取って返せば1日で戻れる?

GM(公人):

 う~ん、本当なら馬を休ませてあげないといけないけど緊急事態だし戻ってはこれるかな。

 あ、今回は冒険者の店から受けた依頼とかじゃないから、みんな保存食を1個減らしておいてね。

マナコ:

 あ、そういえば普段の依頼だと道中の食費などはお店が出してくれてるんでしたね。

 

==========

 

7-2.翌日 トッネオ村近隣の洞窟

 

GM(公人):

 翌日、メアの報告を受けたマスター、クリスと彼が声をかけて同行してくれたディルクールのザイア教会の司祭、リョー=ワザイアがメアと一緒にトッネオに戻ってきた。ちなみに2人はメアが乗ってきたのとは別の馬をライダー協会から借りてきてるよ。ライダー技能を持ってるか怪しいけど疲労してるメアの馬よりは速いだろうね。

 リョーはドワーフのプリーストでラミの師を引き受けてくれた事もあってこのパーティーの事も理解してくれているよ。

メア(ラクネラ):

 「こっちよ!」

 2人を氷室のところまで案内するわね。

ラミ(ミーア):

 「師匠!」

リョー(GM):

 「ラミ、おぬしは無事じゃったか」

ラミ(ミーア):

 「はい・・・でもレア、仲間が・・・私ザイア神官なのに・・・」

リョー(GM):

 「・・・それでおぬしが命を落としてはザイア様も喜ばぬ」

ラミ(ミーア):

 「でも・・・」

リョー(GM):

 「その話は後じゃ。どうしても気になるのならば今後さらなる鍛錬を繰り返しなさい」

ラミ(ミーア):

 「・・・はい」

 

GM(公人):

 氷室の中に横たえられたレアの遺体をみて2人とも驚いた表情を浮かべるね。

セントレア:

 話で聞いていても実際に見るまでは半信半疑だったのですね。

GM(公人):

 そうだね。2人ともラミの事情を知っているから完全に疑っていたわけではないけどね。

リョー(GM):

 「・・・ワシがここで出来る事は2つある」

 軽く黙祷をした後、リョーはみんな、というかラミに向かって語るよ。

 「1つ。ばn、バルバロスでありながら人族の盾となった勇猛なる者を騎士神様の元へ丁重に送り出すこと」

ラミ(ミーア):

 「そんなっ師匠!」

リョー(GM):

 「ラミ、お前さんたちは穢れを軽く捕らえておるようだが、いや産まれ持った穢れはしかたない。だが、お前も第一の剣ルミエルの信徒。安易に穢れを増やす行動を取るべきではない」

ラミ&マタビ:

 「・・・」

クリス(GM):

 「リョーじぃ」

リョー(GM):

 「解っておる。だがな、お前さんがた。知っていると思うが蘇生はその魂に穢れを刻む。これはどうしようもない事実だ。そして穢れの蓄積はその命を歪めてしまう」

 穢れが5以上になっちゃったらレブナント化しちゃうって話ね。

マタビ(マナコ):

 「は、はい」

リョー(GM):

 「そして・・・ナイトメアの嬢ちゃんの前で言うのもなんだが、元々穢れを持って産まれてきとる分、そのリスクは人族より高いぞ?」

メア(ラクネラ):

 「・・・私の事も知ってるのね」

 いちおうマスターをひと睨み。

 「本人が望んでなければ? 確か蘇生の儀式は成功しても本人が蘇生を拒めば生き返らないんでしょ?」

クリス(GM):

 「それは、そうだな」

 睨まれて申し訳なさそうに手を合わせておくね。

リョー(GM):

 「・・・やれやれ、蘇生に否定的なのはワシだけか。

 仕方あるまい。できる事2つめをするとするか」

 深いため息とともにリョーがレアに手をかざし呪文を詠唱し始めるよ。

 その手に仄かな光が灯り、やがてその光がレアの体を包むように広がっていく。

 「ふぅ。これで穢れの進行を抑えることができるじゃろう」

 神聖魔法プリザーベイションを使用してくれたよ。物の腐敗を防ぐ魔法で、死体に施した場合は蘇生時の穢れの上昇に、死亡からの経過日数を考慮しなくてよくなるよ。一応日付が変わってるから経過日数1になるけどまだ穢れが無条件に増加するほどではないね。

 「それで? 蘇生のアテはあるのか?」

モン娘パーティー:

 「・・・」

GM(公人):

 その様子を見ていたクリスとリューは互いに目を合わせると同時に大きなため息をついた。

セントレア:

 ? どうしたのでしょうか。

クリス(GM):

 「あんまりお勧めはしないけど、ここに行ってみるといい。蘇生魔法が使える操霊術師(コンジャラー)が居る」

 マスターが羊皮紙を1枚渡してくれるよ。簡単な地図と一緒に「レイ=ラシンデ」という名前が書かれているよ。

ラミ(ミーア):

 「マスターありがとう」

マタビ(マナコ):

 「お勧めできないって言うのは・・・?」

 なんだかお2人の反応に不安を感じるのですが・・・。

リョー(GM):

 「あいつはのぉ・・・。少々性格に難があっての。だがまぁ、だからこそ蛮族の蘇生も請け負ってはくれるじゃろ」

 気になるようなら、見識判定してみる? 目標値は・・・13くらいかな?

 

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見識判定 目標値13

 

ラミ :9+7=16

メア :(平目)=7

マタビ:5+7=12

 

ラミは知っていた!

 

----------

 

GM(公人):

 かつては冒険者として活動していたコンジャラーで

 “颯爽たる卵候補”、“永劫の中の操霊術師”、“月見草のごときキプロクス”、“(こわ)き魔窟の(あぎと)”、“烈日の棍名人”、“こつこつと探索する灰”、“洞窟爆破”のレイ

 などいろんな2つ名をもつ人物だね。あ、種族はヴァルキリーだよ。

ラクネラ:

 また、変な異名が並んでるわね。ヴァルキリーって人間から産まれてくる突然変異種だけどナイトメアと逆で穢れがないんだっけ?

GM(公人):

 そうだね。だから穢れを持って産まれてくるナイトメアが忌み子扱いを受けるのと逆で、神の子として丁重に扱われることが多いみたいだね。

 で、レイの事を知ってたラミはもう1つ、レイ、リョー、そしてクリスは同じ冒険者パーティーだったって事を知ってる事になるね。

ラミ(ミーア):

 「この人って師匠たちの仲間だった・・・」

リョー(GM):

 「まぁの。何度も言うがまっとうな奴ではないぞ、まぁ“冒涜者”よりはマシじゃろうが」

マタビ(マナコ):

 「冒涜者?」

GM(公人):

 また見識判定をどうぞ。目標値は・・・11くらいかな?

 

----------

 

見識判定 目標値11

 

ラミ :9+10=19

メア :(平目)7

マタビ:5+11=16

 

ラミ、マタビは知っていた!

 

----------

 

GM(公人):

 公式のNPCだよ。“冒涜者”セス・スサロ。どんな状態の遺体でも蘇らせることができるっていうかなり腕利きだね。まぁだからこそ“冒涜者”と呼ばれるんだけど。

ラクネラ:

 そっちよりはマシ、と。

マナコ:(ルールブックIIを読みながら)

 この書き方だと、だれかれかまわず蘇らせててもおかしくないですね。むしろアンデットを作る方の操霊術を使ってそう・・・。

ミーア:

 うへぇ・・・。

GM(公人):

 だからこそ、そっちを紹介するよりは、て感じの消極的紹介だね。

 場所は首都ディルクールの市壁の外に居を構えている。徒歩だとトッネオから1日ってところだね。

ラクネラ:

 死後3日以上たつと蘇生の時に穢れが余分に増える可能性があるのよね? 今すでに1日経ってるから、会いに行って戻ってきたらタイムリミット、ね。

マタビ:

 司祭様が居て良かったですね。

GM(公人):

 紹介状代わりに、地図にクリスとリョーのサインと簡単な説明も書いてくれたよ。

 

ラミ(ミーア):

 「師匠、マスター、ありがとう! 行ってきます!」

 早速、レイに会いに行こう!

 

==========

 

7-3.3日目(レア死後2日目) レイ=ラシンデの家

 

ラクネラ:

 で、すんなり回復してくれるなんてことないわよね?

ミーア:

 え?!

GM(公人):

 そりゃぁ、ね。でないとセレアの出番が無いまま終わっちゃうよ。

 それじゃセレアお待たせ。場所はレイの家の前。ラミたちが到着したところからいこうか。

セントレア:

 了解しました。

 

ラミ(ミーア):

 「ここよね? ごめんくださーい」

コウ(セントレア):

 「はい。どちらさまでしょう」

 玄関を開けてコウが対応する。育ての親と子の関係とはいえ操霊術の師でもあるからな。

メア(ラクネラ):

 「あなたがレイ=ラシンデさん?」

コウ(セントレア):

 「師匠(せんせい)のお客さんでしたか。少々お待ちください」

 といったん中に戻りレイに声をかけにいきますが、

 

GM(公人):

 じゃぁ、レイ本人が応対に出てくるよ。

 見た目は人間とほとんど変わらない・・・服を着ているから全く変わらないって言ってもいいね。年齢は20代後半てところかな。ニコニコと笑顔で明るい印象を受けるからもっと若く見えるかもね。

 

レイ(GM):

 「いらっしゃーい。こんなところに何の用かな?」

マタビ(マナコ):

 「あ、あのお願いがあるんです!」

レイ(GM):

 「はいはーい。じゃぁ立ち話もなんだし中にどーぞぉ」

 

GM(公人):

 リビングに案内されるわけだけど?

メア(ラクネラ):

 「クリス=コート、リョー=ワザイアから紹介を受けてきたのだけれど」

 紹介状代わりの地図を渡すわ。

レイ(GM):

 「ふむふむ。あの2人元気にしてるー?」

ラミ(ミーア):

 「えぇ、お2人とも息災で・・・あの、それよりも」

レイ(GM):

 「はいはい。解ってるよ蘇生だね。お代はいただくけどオッケーかな?」

メア(ラクネラ):

 「それはもちろん。それよりも、蘇生してほしいウチの戦士(ファイター)は蛮族なのだけれど・・・」

レイ(GM):

 「? そのヒトは人族に牙を向くようなヒトなのかい?」

ラミ(ミーア):

 「そんなこと絶対無いわ!」

レイ(GM):

 「じゃぁ、問題ないでしょ。

 さっそく価格交渉といこうか」

 

マタビ:

 な、なんだか軽いノリのヒトですね。

GM(公人):

 そのほうが進行がスムーズでしょ。

ミーア:

 それで、費用っていくらくらいなの?

GM(公人):

 通常の相場どおり1万(ガメル)だね。

 

※3人の合計所持金:7,479G

 

セントレア:

 レアの所持金も合わせれば問題なく払えますね。

GM(公人):

 え?

セントレア:

 自身を蘇らせるためなら事後承諾で所持金を奪われても文句は言わないでしょう。

GM(公人):

 う、うんそうだね(いつも金欠気味だと思ってたら、今回は余裕があるんだな)

 い、一応値引きにも応じてくれるよ。

マナコ:

 どれくらいお安くしてくれるんですか?

GM(公人):

 具体的にいくら引くかはみんなの頑張りしだい。

 セッション2回目のとき同様にダンジョンを探索してもらって、見つけた素材を買い取るからそれで差し引き分の額だけでいいって話。

 極論、1万G分素材を集めることができればタダで引き受けてくれるって事だね。

 

レイ(GM):

 「それと、この子には、後学のためにも実践を経験させてあげたいんだよねー。この子を同行させるのも依頼を引き受ける条件かなぁ」

 と、やっとコウがついていく理由までつながった。

コウ(セントレア):

 おつかれさまです。

 「冒険の経験はありませんが、師と何度か遺跡探索をした事はあります。操霊術以外にも真語魔法も嗜んでおりますので、何かの御力には成れるかと思います。

 よろしくお願いいたします」

 と恭しく頭を下げよう。

メア(ラクネラ):

 「こっちは戦力が低下してるし、せいぜいあてにさせてもらうわ」

ラミ(ミーア):

 「よろしくね」

マタビ(マナコ):

 「よろしくお願いします」

 

GM(公人):

 というわけで、コウの合流と今回の目的が説明された所で・・・

 休憩にしようか。




蘇生費用ってもっとお高いんだと思ってました。

NPC同士の関係がありきたりすぎます?
すいません。斬新な設定考えられるほどの文才が無いもので・・・。
あと、少なからず某SW動画の影響を受けているというのもあるとは思います。

次回はテキトーダンジョンアタックです。
遭遇表を今から作るのでしばらくお待ちください。

2018.7.3 訂正
メアが仲間(レア)のクラスを間違っていたので、修正しました。
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