死んだら、戦艦ミカサのメンタルモデルになってた件 作:くいあらためよ
「コンゴウ~!見つけたよ!」
「そうか、ごくろうマヤ。」
「えへへ~!」
「ここは…………なるほど。キリシマとハルナを連れていったのが運の尽きだな。」
コンゴウ達は、ハルナ達の識別番号をたよりに艦隊を進めた。
「ミカサ~いるか?」
「なに勝手にのってきてんのよ………全く。」
ハァ……と溜め息をつくも、この男には通用しない。
「何のようかしら?」
「上で食事をしようと、千早群像が。」
「食事?わかったわ。」
よっと、体を起こす。
そういえばこの世界に来てからまだ、ホットドックしか口にしていない。
「少し楽しみ………」ボソ
「ん??」
「何でもないわよ!ほら、さっさいく!」
「痛い痛い!!」
「データベース照合…………ワード………年代…」ブツブツ
「どうしたのタカオ?」
「ひゃぁぁぁ!!ミ…………ミカサ!」
「食事に行かないの?」
「しょ………食事?あぁ、い、いくわよ!」
「…ねぇ、さっきのあなた何を………」
「なんでもないわ!行きましょ!!」
「あ、ちょっと!…………もう。」
「ん?ミカサ、これ。」
山口が、一枚の写真を拾う。
おそらくタカオが落としていったものだろう。
「なにかしら…………あ。」
群像の写真であった。
「揃ったかしらね。」
「すごい…………ここで久しぶりに肉にありつけるとは……」
「あら、喜んでくれて何よりよ、山口多聞。」
「むむむ………」
「ミカサ、どうかしたのか?」
「こ、これは…………」
「あぁ、それ?『なれずし』って言う人間の食べ物よ。真似してみたの。」
「う、うむ。そうなのね………」
こうして楽しい(?)お食事会が始まった。
硫黄島近海
「なぜだ………なぜお前がいる、『ナガト』。」
「こちらの台詞よコンゴウ。ここは、私たちの管轄よ。」
「そうそう、早く立ち去るがよい。」
「もう!!なんなのあの人たち!」
「落ち着け、マヤ。この海域に我が艦隊の者がいる。私は奴等を回収しに来ただけだ。」
「へぇ………だとしても容認できないわね。」
「そうねぇ。」
「お前たちこそ、どうして巡航ルートから外れてここにいるんだ。」
「私たちはね、ミカサを調査しに来たのよ。」
「なに?」
「気づいてないかもしれないけれど、ミカサはね、どの艦隊にも所属してないのよ。」
「ッ!」
「おかしいでしょ?だから、気になって探していたの。そしたら………」
海中から1隻の潜水艦が現れた。
「伊8が教えてくれたわ。」
「まぁ、それと同時に401も見つけたから、まさかとは思ったけど。」
「どうするコンゴウ?私たちと戦う?」
「あなたじゃ、私たちに勝てないと思うけどねぇ??」
「「うふふふふ」」