ダンジョンに天パ侍がいるのは間違っているのだろうか 作:TouA(とーあ)
「うーし、お前ら席に着いたな。3年D組、ホームルーム始めまーす。学級委員長のフィン君、号令ェよろしくぅ」
「はい!起りーつ!気を付け、銀八先生に礼!」
『宜しく御願いしま〜す!』
「はいよろしく〜。さて────」
「あの!銀八先生、質問です!!」
「んん?どうした学級副委員長のリヴェリア君」
「3年D組の“D”ってなんなのですか!ゴム人間とかそんな感じですか!?怒られますよ!!」
「違います。3年D組の“D”は、“ダ”ンまちの“D”です。間違っても全身ゴム人間の名前の“D”じゃないし、無駄無駄叫ぶデ〇オ様の“D”でもありません。次言ったヤツは凄まじい殺気のもと、ケツの中にツララぶっ刺しまーす」
『・・・・・・』
「じゃあ授業に移りまーす、ペンネーム『ナニ』さんからのお便り────」
『ベル君の装備はあくまでナイフというまかり間違っても小“太刀”と分類できるものではありません。なのにベル君の「小太刀二刀流」発言。気になりすぎて頭が沸騰しそうです。是非とも、お答えを!!』
「はい、お答えしまーす。ズバリ、ダンまちに良くある適当ルビ振りでーす。『大切断』と書いて『アマゾン』と読むとか仮面ラ〇ダー要素をぶっ込んだりするのと同じです。深い意味はありません。気になり過ぎて頭が沸騰しそうならプールに飛び込んで冷ましなさい。だけど唇が紫色になったらプールサイドに出ること。紫菌には気を付けるよーに」
「すみません!銀八先生!」
「なぁに?お便りまだあるから紹介したいんだけど」
「隣のヤンキーのオッタル君がひたすらスルメを食べてて集中出来ません!どうにかして下さい!」
「んだとぶち〇すぞフィンあぁん!?」
「はいはいそこまで。確かに匂いキツイからやめるように」
「ふざけるな!俺にとってのスルメは体の一部なんだよ!それに煙草吸ってる教師に言われたくはない!」
「煙草じゃなくてレロレロキャンディです。塩分で頭イッたか?保健室行ってこい」
「違う!・・・仕方ない!俺はスルメにかける想いを詩にした!よぉく聴け!!」
『はぁ・・・・・・・・・』
「────体はスルメで出来ている」
「────血潮は干物で心は燻製」
「────幾たびの行程を越えて防腐」
「────ただ一度も腐敗は無く」
「────ただ一度も食べ残しなし」
「────彼の者は常に独りスルメを片手に美酒に酔う」
「────故に、他のツマミに意味はなく」
「────その体は、きっとスルメで出来ていた」
「保険委員のレフィーヤ君、そこの脳まで塩分が回った中二病を保健室に連れて行ってくれ」
「なっ何故だッ!向こうの【剣姫】はじゃが丸君を食べているというのに!反対側の【
「りょ、了解しました!!」
「はい、次のお便りでーす。ペンネーム『TouA』さんから────」
『実写映画見てきました!原作者のゴリラはこの映画を“泥舟”だと揶揄してたけど、そんなことありません!寧ろ原作の売れ行きを伸ばす“ノアの方舟”レベルです!それに各業界へ積極的に喧嘩を売って行く姿勢、感服しました!銀魂サイコー!』
「はーい、今日から公開の映画実写版“銀魂”。原作者のゴリラは『一回くらい、
「行かなかったらテメーら1ヶ月間、糖分摂取禁止」
すみません、本編は明日あげまする