ダンジョンに星の白金がいるのは間違っているだろうか   作:ふりすけ

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遅れてしまったらすいません(´・ω・`)




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稀代の悪神、改め、セクハラの酔っ払いと化したロキに連れていかれること、(正式には承太郎の意思の意の字もないような強制連行)十数分、先程まで承太郎が見上げていた巨大な塔から大分離れ、この都市の最北端メインストリートから一つ外れたその建物に到着した。

 

「どうや、ちび助これがうちのファミリアのホーム、黄昏の館や」

 

「...いきなり連れてきたと思えば、家の自慢か?人の話を聞かねぇ野郎だぜ」

 

「や、野郎やと!?そんな口の利き方教えた覚えはないでぇ!?」

 

「奇遇だな、俺もあんたから教わった覚えはないんだぜ」

 

「ぐぬぬぬ、見た目の割には怖いほどの口の回りと冷静さやな、まぁええわ、ほな行くで」

 

「...(こいつは、マジに抵抗が必要か?やれやれ、神の野郎のこともあったしあんまりスタンドは人前に出したくはないんだが)ちょい待ちな、俺は孤児でも迷子でも無いんだぜ」

 

ロキは孤児では無いという承太郎の言葉に一瞬行動を止めた。

そして、しばらく顎に手をあて考えるそぶりを見せると口を開いた。

 

「でも、親はおんへぇねんやろ?」

 

「あぁ、こっちの世界にはな...]

 

「(こっちの世界にはか...、これまできっと一人で生きてきたんやろなぁ)うう、それを孤児っちゅうねん、よし、分かったこれからはうちが親になったるわ!!」

 

「(埒が明かねぇぜ、気は乗らんがここはスタンドで...)」

 

承太郎がスタンドを使うことを決心したその時だった、黄昏の館の入り口から二人の人物が出てきた。

一人は、現在の承太郎よりも二回り程しか大きくない小柄な青年、そして、もう一人は承太郎もこの道中少数だが目にした、耳の尖った美しい女性であった。

 

二人はロキの方と、その手に捕まっている承太郎を交互に見ると、ため息をつきながら近づいてきた。

 

「ロキ、追い出した私たちがいうのもなんだがあまり面倒ごとは持ち込まんでくれ」

 

「ロキ、それには僕も同意見だ」

 

「なんや、なんやぁそんな二人してこんな可哀そうなちび助ほっとけいうんかぁ?」

 

「ともかく、ロキはもう少し酔いを醒ませ、私たちで何とかしておくから」

 

「いややぁ、この子はうちが面倒みるんやぁ」

 

「リヴェリア今日のロキは何だか手ごわそうだ」

 

「うむ、そうだなフィン...正直めんどくさいな....」

 

「うん」

 

「今日はロキの好きにさせるか」

 

「それが無難だね」

 

そんな、三人の会話の中一人取り残された承太郎はこの状況からの脱出方法を模索していた。

 

「(やれやれ、ますますスタンドが出しづらくなっちまった、この女だけならやれないこともなかったが...あの二人....中々強い)おい、話が済んだんならとっとと解放したらどうなんだ?

俺はかったるいのは嫌いなたちなんだ」

 

「ああ、君すまない君の名前も聞いていなかったね、僕はフィン・ディナムこのロキ・ファミリアの団長をやってる」

 

「(ファミリア...いったい何のことだ?)俺の名前は空条承太郎だ、その、ファミリアってのは何のことだ?」

 

「それは、私が説明しよう私の名前はリヴェリア・リヨス・アールヴ、同じくロキ・ファミリアの副団長だ。

ファミリアのことだが、本当にファミリアを知らんのか?」

 

「あぁ、知らねぇから聞いてるんだぜ」

 

「そうか...まぁ、いいだろう、ファミリアとはこのオラリオにおいて冒険者を名乗るうえで必ず所属しなければいけないものだ。

もっとも、ファミリアによって冒険に対する関わり方は異なるがな、基本的な縮約はこんなものだろう」

 

「要はこの都市ではそれにはいらなくっちゃあいけないのか?」

 

「そういうわけでもないな、冒険以外で生計を立てるものは多くいる」

 

「そうか、なら俺は行くぜ、ここにはもう用はないんでな」

 

そういって、承太郎が立ち去ろうとした瞬間だった。

 

「そんなことさせへんでぇ!!ちび助はうちのファミリアに入るんやぁ!!」

 

「グフッ!?」

 

黙っていたロキが突然承太郎にダイビングアタックを決めたのだ。

 

「そういうわけだ、どうやら君はロキのお気に入りになってしまったみたいだ。

本当に君が拒むなら話は変わるがどうする?

別にデメリットはないと思うんだが?」

 

フィンの言葉とロキの熱烈なアタックにより、承太郎は一端の様子見で入団することになった。

 

 

場所は変わりロキの私室にて。

 

「ほな、いくでぇちび助」

 

「さっさとしやがれ、俺の気が変わらんうちに」

 

「はいはい」

 

承太郎はベットの上で神の恩恵を受けていた。

ロキのイコルを一滴たらし文字のようなものを刻むとその背中にはステイタスが現れた。

だが、次の瞬間その場にいたフィン、リヴェリア、ロキの三人は驚愕にその顔を染めることになる。

 

「なんなんやこれ、ありえへんわレベル1でスキルが三つも解放されているなんて」

 

「私も初めてだ、それに見てみろ、この基本アビリティを」

 

「君は本当に人間かい?それもそんな見た目で」

 

「やれやれだぜ、終わったんなら俺にも見せな、それに見た目は問題いじゃあないんだぜ」

 

「あ、ああそうやった、これが承太郎のステイタスやで」

 

力・999 S

 

耐久・900 S

 

器用・900 S

 

敏捷・900 S

 

魔力・0 I

 

スキル・「幽波紋」...本体を支え共に戦う者。

           個別に能力が使える。

           本体の基礎アビリティに依存。

   ・「決意闘志」...一対一の戦いにおいて基礎アビリティ全体に補正がかかる。

   ・「黄金精神」...逆境になればなるほどその逆境をはねのけられる能力を一時的            に開花する。

 

「(ステイタスか...)これで済んだんならさっさとどきな」

 

「承太郎、一つ約束してぇな」

 

「あん?」

 

「その、スキルと能力は誰にも言うてはあかんで」

 

「...ああ、分かった」

 

「ほな、もう寝な、部屋は用意してあるんよ」

 

ドアが閉まる音を聞きながら承太郎が出て行ったのを確認すると三人は顔を合わせた。

 

「このことは後々、ガレスにもいうとして、あの子はうちのファミリアで守る、ええな」

 

「僕は賛成だよ」

 

「私もだ」

 

こうして、承太郎異世界初の夜は波乱のうちに流れていった。

 

そして、時は流れる!!!

 

 

「ここが、オラリオ!!見ててね爺ちゃん!!」

 

白髪の少年は町に向かって走り出した。

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