先日さ、続き書こ!とした矢先、2年ほどぶりに高熱だして寝込んでしまいビビリましたww
今回先日購入したiPadで書いて見たので誤字脱字があるかもしれませんので、ありましたらよろしくお願いします。
今回はボルシチ回なので原作知ってる方々はわかると思いますが話の場面は飛び飛びになります。
ある日の朝ーー
「ねぇボルってよくビニールかじるけどあれの何がいいか通訳してもらえない?」
リビングに入ると茜が栞にそんなことを頼んでいた。
「お、何かおもしろそうだな。俺もまぜてくれ」
俺も冷蔵庫からお取り出したお茶をコップに注ぎながらその輪に混ざる。
そして栞の能力の物体会話でボルシチとの通訳が始まる。
「…放浪のみであった私を迎え入れてくれた事には感謝している。しかし、王族の食事がどれ程のものかと楽しみにしていたがとんだきたいはずれだった」
お茶を飲みつつ、なんだこのクソ生意気な猫は、と思いながら栞の通訳の続きを聞く。
「それに比べビニールの歯ごたえには快感すら覚える。論理的に言えばここの食事はビニールにすら劣るーー」
「ブフゥッ!!」
「わかった栞。もうやめて」
思わず飲んでいたお茶を吹き出し、同時に茜の制止が入る。
「「栞になんてこと言わすんだ…」」
なんて性格の歪んだ猫だこいつはーーー
そしてまた別の日ーー
「こいつービニール噛んじゃダメだろー」
こたつに入りながらボルシチをワシャワシャと撫でる岬。
「よくそんな風に可愛がれるわね」
ソファに座り雑誌を見ていた奏が鼻で笑う。
ちなみに俺はダイニングテーブルの方の椅子に腰掛けてカメラの手入れをしている。
「またまた、そんなこと言ってー」
「そいつの性格どうも好きになれないわ」
奏の言う事には同意見だ。
確かにあの捻くれた性格には目に余るものがある。
しかし俺は知っているよ奏。
君が一番ボルシチを可愛がっていることを!
隠しているつもりでも、奏は可愛いものが大好きだからな。
「…ほれ」
瞬間、岬がボルシチを軽く放り投げた。
と同時に奏がボルシチを滑り込みでキャッチ。
「体は正直だね。猫なら平気だってー」
「そりゃ動くわ!」
かく言う俺も性格はあれだがボルシチを嫌いではない。
むしろその捻くれさも含めて可愛がっているし家族として受け入れている。
にしても、いまはそれよりも、
「おいおいまじかよ!?撮り損ねた!すまんもう一度頼む!」
「するか!」
翌日、リビングにてーー
奏とボルシチが2人きりなのを確認した俺は、急いでカメラを取りに行き気づかれないよう扉越しにカメラを構えた。
こたつで雑誌を見る奏とその後ろでビニールを噛むボルシチ。
しばらくの沈黙の後、
「もぉーまたそんなのかじって」
キタァ!
一気にゆるい顔になった奏がボルシチを撫で回す。
ふ、俺はこの時を待っていた!!
迷わずシャッターを切りまくる。
盗撮?
ノンノン!家族だからセーフだ。
仮にアウトだとしても、普段あんな可愛い一面を隠している奏が悪い!
と、そんなことをしていると、
「兄様?何をされてるんです?」
「ん?あぁ輝か。なんでもないよ。入るのか?兄ちゃん用事ができたからどうぞ。俺がここにいたことは内緒な」
そう言って輝の頭を撫でて2階の自室へと向かう。
早いとこパソコンにデータ移しとかないとな!
その後すぐ、リビングで気まづい雰囲気が流れたらしいが俺は知らないーー
その日の夕方ーー
「ボルがそうやって茜以外の上で寝てるとこあまり見ないな」
リビングで横になる茜の上で眠るボルを見て修がそう言った。
「いつもご飯あげてるの私だもんね」
懐いて当然と、言う茜だが…。
近くにいる栞がなんとも言えなさそうな顔をしているから、おそらく違う理由があるんだろうな。
「大方、なだらかさ加減がいいんだろう」
「ぐっ」
修に痛いところをつかれ悲鳴をあげる茜。
薄々気づいてはいたんだな…。
「それなら私もなかなかだよー」
そう言って茜の横に寝転がる光。
高校生が小学生と張り合ってもなー。
と思っていたが、
「…こない」
「茜の方がなだらかだと判断したらしい」
1度光を見たが構わず寝続けることにしたボルシチ。
「!?いずれその時が来ることはわかってたけど、早すぎる!」
「なに?」
そう言ってボルシチを下ろし、勢い良く光に向き合う茜。
「これが成長期というやつか!?」
「やめてください」
そして光の胸を揉みだした。
確かに光が将来、素晴らしい成長を遂げるのは、光の能力で把握済みだが、
「…あほ」
「う」
光の胸を揉みしだく茜の頭にチョップを入れ止める。
「茜がそんな事しなくても、どれ兄ちゃんが確かめてやーー」
そう言いながら光と茜の胸に手を伸ばした一瞬の出来事だった…。
「きゃあ!?」
「な、何っ!?」
「翔兄さん!?何してんの!?」
気がつけば、壁に突き刺さり、廊下に飛び出た上半身だけで買い物から帰宅した葵、岬、遥を出迎える形となっていた。
その後、2階から降りてきた輝の能力で回収され、介抱してくれた光と栞に話を聞くと、
まるで重力を感じない速度で宙を舞い壁に突き刺さったとか。
俺に続こうとしていた修なんかビビってどっかに飛びやがったらしい。
あのヘタレ次男め!兄を見捨てて真っ先に逃げやがったな!?
その後、茜の機嫌をとるために、茜の好物の店のマカロンを買いに行かされたのは余談。
勿論、戻ってきた修の能力で一瞬でした。
買い物から戻ると茜と光は風呂に入っていて、葵がボルシチ相手に能力を使ったのか、弄ばれている所に遭遇。
その場にいた、岬や修は何をしているのか?といった感じだったけど、唯一事情知る俺は大爆笑していたが、
「翔君、もう一つ壁に穴でも開ける?」
「…いえ、大丈夫です」
葵の笑顔に一瞬で黙らされました。
「そういえばこの子の名前って誰がつけたんだっけ?」
風呂から上がった茜がボルシチをブラッシングしながらふとそう言った。
「いつの間にか馴染んでたけど今思うとすごいセンスだね」
岬のその言葉に、ソファで俺の横に座っていた奏が自信満々のドヤ顔で
「ふ、それはねーー「今更だがひどいセンスだな。普通ペットにつける名前じゃないぞ」…」
「もう慣れた。センスは疑うけど…」
名乗り出ようとしたところ修と岬の言葉に思い止まっていた。
だから俺は奏の肩に手を置き、
俺にはわかる!良いと思うよ!
という意味を込めて親指をグッとしたまではいいのだが…
「「…」」
「やぁ母さん、おかえり」
「…何してるの翔」
またもや一瞬の出来事、突如硬い物体を生成した奏によって、先程仮補強した壁の穴にもう一度突き刺さった。
「なんでも良いけど、ちゃんと直しておいてね」
「…はい」
我が母ながら、全く動じないなこの人。
そして…
ふ、2度目だけあって全くもって無関心な兄弟達。
大したものだ。
感心感心。
…
なんだろ目から汗が…。
「お兄様大丈夫?」
「良いのよね栞。あぁいうのは放っておいても」
唯一心配してくれた栞を抱きかかえる奏。
ちなみにもう1人心配してくれそうな輝は遥と風呂に入っている。
「葵ちゃん今日の夕飯なにー?」
最愛の妹光は兄より夕飯だし、
「今夜はボルシチだよー!翔君、いつまでも遊んでないで、夕飯作るの手伝ってくれる約束でしょ?」
「…」
半身に至ってはこの人使いだ。
恐るべし我が家の女性陣。
「はいはい。いま行きますよー」
そう言って壁から抜け出しキッチンへと向かう。
「はいは1回!」
「はーい」
葵に怒られながら、能力で包丁を呼び寄せる。
マイ包丁というやつだ。
俺が武器と認識すれば何でもありなのだよ。
ま、刃物だしな。
しかし、俺の行動を見たボルシチが凄い勢いで逃げてった気がしたけど、何かあったんだろうか?
久しぶりに書いてみると今まで自分がどの様に書いていたのか感覚が鈍ってしまいました。
今回読みにくい形となってしまっているかもしれません申し訳ありません。
次回からは今までの形でなるべく早く更新していければと思っております。
余談ですが、
翔のネーミングセンスと奏のネーミングセンスは似ています。
さすが兄妹ですねww