ガールズ&パンツァー 俺の戦   作:アレク

20 / 22
記念すべき20話目ェ!

さぁ前回に引き続き暑い日が続きますがどうお過ごしd
(無言の腹パン)




「今は夏ではない」




はい。3ヶ月空きました。

もう涼しい……というか寒いです。


別に期間が空いたからクオリティが上がってる訳でもないのでいつもどうり頭を極力空にしてお読み下さいね!

あと、遊戯王ネタ多目なのでアレだったらアレしてください。










これほんアンツィオ 訓練編

戦車倉庫前グラウンド。

 

 

そこで歌いながらランニングしているうるせぇ集団がひとつ。

 

 

 

「走れー!明日へー!」

 

「続くー!進化の道はー!」

 

「新たなー!伝説のー!」

 

 

\(`д´)ゝ「デュエッ!」

 

 

\(`д´)ゝ『デュエッ!』\(`д´)ゝ

 

 

 

 

 

「何やってんの?」

 

 

 

 

そこにやって来たのは日傘を差した杏。

 

 

 

 

「あっ!全員!角谷会長にデュエッ!」

 

(`д´)ゝ『デュエッ!』(`д´)ゝ

 

 

 

 

「満足式敬礼はやめようか」

 

 

 

(^^ゞ「デュエッ!」

 

(^^ゞ『デュエッ!』(^^ゞ

 

 

 

「うぜぇ…」

 

 

 

 

 

別に最後のは皆が真似する必要はなかったんだが、お陰で抜群の煽り性能を発揮できた。

 

 

 

「よし!全員休憩!各自水分塩分補給をしっかりするよーに!」

 

『『はーい!』』

 

 

 

 

俺の後を走ってた皆は倉庫の日陰に逃げ込みそれぞれ休憩を取り始めた。

 

今グラウンドには俺と杏の二人のみ。

 

 

 

 

「……体育教師にでも転職したのかね」

 

「こんなのはいつもの訓練の延長さね。んで、どうしたんすか会長」

 

「ただの見回り」

 

「という名のサボり?」

 

「違うがな!イクサのチームは今日戦車使うって聞いたんだけど?」

 

「あーそうだな……今日は装填手チームだし、反復練習で装填スピードを上げたかったんだが……」

 

 

 

 

 

俺が視線を移した先には陽炎に身を包んだ戦車。

 

 

 

 

 

「……あー……サウナ状態?」

 

「多分目玉焼きぐらいなら作れる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半袖なら平気とはいえ正直今日はクッソ暑い。ホントに船の上かこれ。

 

風が通っているグラウンドでこれだから今戦車の中は地獄だろう。まぁ俺は昔から整備やら何やらで慣れてはいるが、他の皆はマジでぶっ倒れかねない。

 

 

 

 

 

 

「だからランニングってわけかい?歌いながら?」

 

「ただの『いっちにーさんしー』じゃ味気無いし?俺たちドゥエリストだし?」

 

「イクサ。それ変態の方や」

 

「なんだお前の事か」

 

「ハッハッハッこやつめ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カエサル殿ー、コーラとペプシどっちが良いですか?」

 

「……同じじゃないの?」

 

「あっその発言は戦争を生みますよ!……って、うん?」

 

「いや、日傘ってあんな使い方が出来るんだなって」

 

「うわぁ……持つ所のカーブを首に……」

 

「あっイクサさん降参してる」

 

「……会長殿ガン無視ですね」

 

「……ん~てかやっぱりそうなのかなー」

 

「?」

 

「あれ?秋山殿知らない?あの二人が付き合ってるって」

 

「……」

 

「なんでもイクサさんが大洗女子に来たのも会長が個人的に頼んだんだとか。これも含めてただの噂だけどね……あっ私コーラで」

 

 

ガタガタガタガタガタガタ

シャカシャカシャカシャ

 

 

「あっれぇ!?なんか私悪いこと言った!?そんなに振ったら大変な事になるよ!?」

 

「いやいやいやこれはただの武者震いですよ」

 

「今するの!?それに武者震いの域を越えてない!?」

 

「あっコーラですね?私が開けます」

 

「えっその状態で開けたら」

 

 

ブシュウゥゥゥッッ!!

 

 

「あァッ!?秋山殿ぉ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アッ会長!ほらあれ!なんか大変!大変だから離しッ!離しッ!!」

 

「……しょーがないにゃあ……」

 

 

 

力を抜きイクサを解放してやる。いやー本当に傘って便利だなー

 

 

 

「げほっおえっ……あ゛ー……そんで結局見回りに来ただけっすか?」

 

「さすがイクサだ、なんともないぜ。……まーこのあとお客さんと約束してるんだけど、ちょっち時間早いからね。ついでで顔を見に来たのさ。」

 

「すげぇ杏が会長の仕事してる。」

 

「もう一回いっとく?」

 

「よっしゃあ訓練再開しなきゃなー!」

 

 

 

 

 

一目散に皆が休憩してる所に逃げやがった。

 

……はぁーわざわざ『顔を見に来た』って言ってやったのにイクサからは何も無しかい。

 

 

 

「あっ杏!」

 

「なにかねー?」

 

「その髪留め似合ってるよー!」

 

「……アンタに貰った奴だよ!」

 

「知ってますー!嬉しいぜ!」

 

「……ばーか!」

 

「なんで!?」

 

「うるせぇやい!とっとと行けぇ!」

 

 

 

 

 

そして踵を返し、約束の場所に向かう。

 

……今アタシの顔が熱いのは夏のせいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、イクサの所で暇を潰したから良い時間だね。ちょっといろいろあったけど。

 

 

……それにしても、いきなりチョビの方から『明日大洗に行くからな!出迎えろよ!』なんて言ってくるなんて……そんな堂々としたスパイ見た事無いよ。

 

まぁ、見られて困るようなものは無いし、断る理由も無かったから受け入れた。なんかこの前の礼もしてくれるらしいしね。

 

 

 

 

っと来た……ね…?

 

 

 

 

「やあ角谷!今日も暑いな!」

 

「今日はよろしくお願いしますね~」

 

 

「……誰?」

 

 

 

思わず言っちゃったよ。

 

いや大体分かってるよ?でもさ……

 

 

 

 

「なんだと?このアンチョビ様の顔を忘れたのか?」

 

「いやそこまで深く帽子被っといてそもそも顔見せる気無いでしょ」

 

「いやーすいません。やっぱり日射しが気になるもので……」

 

「えっと……カルパッチョちゃん…だっけ?そんなデカイグラサン初めてみたよ……」

 

 

 

 

 

 

顔に日光を『絶対』当てたくないと言う鉄の意志を感じるこの風貌。さらにはマスクも付けてぱっと見誰だかホントに分からなかった。

 

……日傘で十分だと思ってたけど、やっぱり気にする人はそこまでするんだねぇ……

 

 

 

 

 

 

「まぁいいや。どこから見てく?」

 

「ふむ……ところでイクサはどこだ?」

 

「ん?なんでイクサ?」

 

「ェッ?いやいやちょちょっと気になっただけだよあはは~……」

 

「……今は訓練中だね。戦車は使ってないけど。」

 

「そ、そうか。じゃあそこから見学させてもらう。」

 

「あいよ~……それでさ。」

 

「うん?」

 

「イクサに個人的な用があるなら私を倒してからね。」

 

「……はい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……誰も居ないじゃないか。」

 

「んー別の場所行っちゃたかなー。ちなみにあの赤いのが戦車倉庫ね。」

 

「ほう。ちょっと見ていくかな。……ってなんで付いてくる?」

 

「ウチの風紀委員はヤバイからねぇ……そんな怪しい格好で居たら一発で牢屋行きだよ?」

 

「……私から離れるなよ。」

 

「それこっちのセリフじゃない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ドゥーチェー……あれ?……はぐれちゃった?」

 

 

 

 

 

 

タッタッタッタッ……

 

 

 

あぁ急がないと休憩が終わっちゃう…やっぱり着替えは更衣室に置いとくべきだったなぁ……

 

 

それにしてもコーラを自爆させるなんてとんだドジを…いやいやいやいきなりイクサ殿と会長が付き合ってるなんて聞いたら誰だって動揺しますよ!

 

……でも本当に付き合ってたら……いや私が気にすることじゃあ……あああああでもでもでも

 

 

 

 

 

ドンッ

 

 

「「うひゃあ!?」」

 

 

カシャン!

 

 

「サングラスがっ…」

 

 

 

あぁっロクに前も見ずに走ってたら誰かとぶつかってしまいましたっ

 

その人が落としたサングラスを拾って謝りに……

 

 

「……ってあぁ!?」

 

「えっ?あっ……あなたこの前の……」

 

「へっ!?いやいやその人と私は別人ですよ!」

 

「あ……ふふふっ……それ、思いっきり自爆してますよ?」

 

「あっ……あ……あぁ~~……」

 

「ふふふふっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど……それであの日イクサさんも急に来たんですねぇ……と言うかやっぱりお土産の件は勘違いですよ。ドゥーチェもあれは会長さんの分って言ってましたし。」

 

「そうだったんですか……」

 

 

 

ぶつかった相手とはまさかのカルパッチョさんでした。

 

そしていろいろと話を聞いた所つまり私の事は結局アンツィオにはバレてなかったと……?

 

いやでもそれのお陰でイクサ殿とほんの少しお近づきになれたから結果的には……

 

 

 

 

「あれ……顔赤いですけど大丈夫ですか?」

 

「ふぇっ!いや大丈夫ですよはい!……そそれよりそっちが大丈夫なんですか……?私がスパイなんて……」

 

「まぁいいんじゃないですか?私もこうして逆スパイしに来てるわけですしっ」

 

「すっスパイですかっ?」

 

「まぁ、私"達"はどっちかと言ったらイクサさんと同じで囮みたいな役割ですけどね。」

 

「…どういう……」

 

「おっとこれは他言無用ですよ!この前は見逃してあげたんですからね!」

 

「うっ……それを言われると……」

 

「大丈夫ですよ。ドゥーチェのちょっとしたイタズラみたいなものですし。……あっ、ついでに……」

 

「は、はい……?」

 

「お願いをひとつ聞いて貰いましょうかね~……ふふふっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フッハハハハハ……笑えますねぇ。ナカジマのフィールドは蹂躙し尽くされ、一方こちらは高火力のドラゴンが4体。随分と差がつきましたぁ。悔しいでしょうねぇ。」

 

「てめェツチヤァ!!そのインチキデッキごとゲームから除外しろォ!!」

 

「フッハッハッハッ!征竜の力を思い知れェ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は静かだねぇ」

 

「そう…なのか?」

 

「いつもはこのテンションに機械とか重機の音が入るからね。ぶっちゃけ頭おかしくなるよ。」

 

「杏さーん……おかしくなるはひどいですよー」

 

「あっはっはっホシノちゃんに聞かれちゃったよどうする?」

 

「私に聞くなよ……」

 

「ん、あれ?……誰です?」

 

「なんだと?私の顔がわからないのか!」

 

「いやだからその帽子のせいだよ。」

 

「あぁそうか……スパイに来ているアンチョビだ。よろしくな。」

 

「あっよろしくお願いしま…スパイ?」

 

「まぁそこは気にしないでよん。んじゃアタシいっぺん生徒会室に戻るからチョビの事保護しといてね。」

 

「了解です!」

 

「なんだ行くのか。じゃあここでゆっくり見学してるかなー」

 

「……ん?」

 

「ん?どうした角谷?」

 

「ないでもないよん。んじゃねー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほ、本当にカエサル殿の顔を見るだけですからね……?」

 

「秋山ちゃん……そんなビクビクしなくても大丈夫ですよ。私だって騒ぎにはしたくないですし」

 

「わ、解ってはいますが……」

 

 

 

 

 

『……!……。』

 

『……。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっやっぱりこの中ですね」

 

「んー今何やってるんですか?」

 

「えっと確か……」

 

 

 

 

 

 

 

『……あ、い、イクサさん……』

 

『……カエサル……』

 

『ふあぁぁぁ……』

 

『……』

 

『ま、丸山さんっ!や、やめっ、ひぃ!』

 

 

 

 

 

 

 

ダシュッ!

 

「!?秋山ちゃんちょっ」

 

 

 

 

 

ガチャッ!

 

「ちょっと待ったぁぁぁぁ!!……あれ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いだだだだい!勘弁ゆるっゆるひてぇぇ!」

 

「……」

 

「丸山殿ぉ!?な、なにかしゃべっ、無言がっ、その無言が怖いひぃっ!」

 

「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カエサル。やっぱあの子進化してるよな」

 

「イクサさんの技を吸収してさらにパワーアップさせてるから……」

 

「……どうだった?」

 

「……凄かったです。」

 

「お、おう……それにしてもあんなダッシュで入ってくるなんてよほどマッサージ実習が楽しみだったんだな。」

 

「元々は秋山殿の提案ですからね。そりゃ楽しみにもなりますよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

「あっひぃ!まだ無言でっ!怖いからぁ!」

 

「……すけべな妄想してたの?」(ぼそっ)

 

「ひょっ!?そ、そんな事はっ!」

 

「……イクサさんのほうが良かった?」(ぼそっ)

 

「んにゃぁぁ!もう喋らないでぇぇ!!私が悪かったですぅぅ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……仲良いな。」

 

「あれを仲良いとは言わないでしょう。」

 

 

「「それで」」

 

 

「は、はいっ?」

 

 

「どちら様でしょう?」

 

「お客が来るとは聞いてたが……」

 

「えぇっと~……」

 

 

 

(ひゃ~……たかちゃんもイクサさんも気づいてない~……ドゥーチェの☆完璧☆変装センス(笑)を信じて良かった~……けど、ここからどーしよ…………よし。)

 

 

 

「……私、アンツィオから来た者で、今ドゥーチェと一緒に見学してたんです。」

 

「ドゥー…ってアンチョビが来てるのか?」

 

「はい。」

 

「今はどこに?」

 

「確かそちらの会長さんと一緒のはずです。」

 

「そうか……んー……時間もそろそろだしな……よし。後は自習って事で、チャイムで適当に解散してくれ。」

 

「はーい。」

 

「……」

 

「い、イクサ殿ぉ!その前っひぃっにぃっ!助けっへぇっ!」

 

「あー……そういや優花里の提案なのにあんま出来なかったな……お前が望むんなら後で個人的にやってやるが……」

 

「こっ個人的っ?………はははいっお願いしたいですっ!」

 

「おう。んじゃまた後でなー」

 

 

 

 

……ガチャン

 

 

「……」

 

「へへへへ~……ぎにゃあっ!丸山どっなぜ急にそんな強いっふうぁっ!」

 

「……ずるい」

 

「なにがぁ!?」

 

 

 

 

 

(……こめんっ!そっちにイクサさん行ったけど気合いで上手く誤魔化して!ドゥーチェのために!私は祈る事しか出来ないけどっ!)

 

 

 

 

 

 

(……とは言っても……こっちはこっちで……)

 

 

「……あの」

 

「うん?」

 

「いっいや~……あはは」

 

「?」

 

 

 

 

(どーしよどーしましょまさかこんな形でたかちゃんと一緒なんて思ってもいなかったから話す事が……)

 

 

 

 

 

「……秋山殿と知り合いだったんですか?」

 

「えっ!あっはい前にちょっと……」

 

「へー……」

 

「あはは……」

 

 

 

 

 

(……んんんあああああ!もどかしい!もういっそのこと変装外して……いや、ドゥーチェに怒られるわね……あーもう普通に会いに来たかったのにぃ…)

 

 

 

 

(……あっそうだ。)

 

 

 

「……カエサル、さん、も戦車道やってるんですよね?」

 

「はい。」

 

「私、アンツィオでは広報、みたいな事をやってて、たまに他校の人に取材させて貰ってるんですよ。」

 

「……もしかしてそれを私に?」

 

「いいですか?」

 

「は、はい。こういうの初めてですけど……」

 

「取材慣れしてる人なんていないですよ~んじゃ早速……」

 

 

 

 

(ふふふ~……たかちゃんってなんか知らないけど戦車道について話したがらないからな……この際にいろいろ聞いてやるわ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

「……アンチョビ、さん?」

 

「……えっと……ホシノ、だっけ?」

 

「あっそうです。……あの、帽子脱がないんですか?」

 

「……暑いからな」

 

「室内ですが……」

 

「どっかの海賊だって年中麦わらだろ?」

 

「それとこれは別では……」

 

 

 

 

 

 

 

『なにやってんだお前ら』

 

『あーイクサ!見てよ!ツチヤったら酷いんだよ!?』

 

『負け犬がうるさいなぁ(笑)』

 

『んがぁぁぁぁぁ!』

 

『こんなナカジマ初めて見るぜ……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁそれはそれとして……ここの整備班はホントに5人だけなのか?」

 

「はい。」

 

「……純粋に気になるんだが……どうやってるんだ?その人数では試合……いや、毎日の訓練の修理も間に合わないと思うんだが……」

 

「えっと……取り合えず戦車のとこ行きます?」

 

「そうだな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

『あぁー……シリーズオール禁止という伝説を作った征竜かぁ……』

 

『そうだよ!それを完全に再現して大人げないと思わない!?』

 

『年下に使う言葉じゃねぇよナカジマ……』

 

『それにしたって禁止カードっすよ!?』

 

『これは公式デュエルでは無い。よって禁止制限リストは無効』

(ハウスルール派ツチヤ)

 

『何!デュエリストは常に禁止制限を守るべきではないのか!?』

(公式ルール派ナカジマ)

 

『どうして戦車と合体しないんだ……』

(シンクロ召喚から付いていけなくなったスズキ)

 

 

 

『だが俺からすればまだ地味すぎるぜ!』

 

『『ゑ?』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なんだこれ?……ジャッキ、じゃないよな…」

 

「ジャッキで合ってますよ。イクサが作った特別製です。」

 

「作った?……イクサが?」

 

「力が無くても整備出来るようにと。これ二つでキャタピラを交換できる位には浮かせられます。」

 

「この小ささでか。」

 

「さらに片手で持てちゃうぐらい軽いんでかなり楽なんですよねー」

 

「……もしかしてあの棚のやつ……」

 

「はい。ほぼイクサ手作りです。」

 

 

 

 

 

 

 

『ペンデュラム召喚!現れよ、私のモンスt』

 

『甘いぜナカジマ!』

 

『何!』

 

『オシリスの効果発動!相手フィールドにモンスターが召喚、特殊召喚された時、攻撃表示なら攻撃力を、守備表示なら守備力を2000ポイント下げ!その数値が0になったモンスターを破壊する!』

 

『私のモンスターが……全滅……!?』

 

 

『……そんなに強かったっけ?』

 

『あのオシリスだいぶ魔改造されてますね……』

 

 

 

 

 

 

 

 

「……まるでおもちゃ箱だ。どれもこれも私が見たことの無い工具ばかり。だけど手に取って動かしてみると、すぐにその用途が分かる。」

 

「えぇ。使いやすさと分かりやすさを重点に置いたと。」

 

「……あの人らしいな。」

 

「ん?」

 

「なんでもない。これも……こうやって……こう使うんだろう?」

 

「おぉー……合ってます。というかかなり工具とかに詳しいですけど、アンチョビさんも整備するんですか?」

 

「えっ、うん。まぁー…たまにな。」

 

「へぇー……」

 

「それよりこれはなんだ?触っても分からないんだが……」

 

「あぁそれはですね……」

 

 

 

 

 

 

 

『が、頑張れツチヤ!勝てるよ!』

 

『F・G・Dの攻撃力は5000!並大抵のモンスターでは……』

 

『オベリスクよ!真の究極の力を見せてやれ!』

 

『は?』

 

『自分フィールドのモンスターを生け贄に捧げることで……今、オベリスクは無限のパワーを得た!』

 

『ちょまそれアニメの』

 

『食らえ……神の鉄槌ッ!ゴットハンドインパクトッ!!』

 

『ヴァァアァ!?』

 

『ツチヤァァ!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

キーンコーンカン☆コーン

 

 

 

 

 

 

 

チャイムが鳴り、それとほぼ同時に俺とツチヤのデュエルは終わった。

 

 

 

 

「鬼!悪魔!イクサ!」

 

「あんなえげつないデュエル初めてだよ……」

 

「さすがチームオオアライのリーダーだ!(半ギレ)」

 

「 や め ろ 」

 

 

 

 

 

そしてこの罵倒である。ちょっとファラオの記憶から読み取ったデッキを再現しただけなんだけどなぁ。

 

 

……あっそう言えば。

 

 

 

「……すっかり忘れてたけど客が来てるんだよな?」

 

「あぁホシノと居たね。今は実験室じゃないかな?」

 

「そうか。」

 

 

 

 

 

 

 

戦車倉庫の隅っこ。そこには細々とした工具やオイルなんかを仕舞っている小さな部屋がある。

 

あと、俺が新たな工具を開発するのにも使っており、それで自動車部からは実験室と呼ばれている。

 

 

 

 

俺は倉庫に入……なにあの麦わらの人。

 

 

ホシノと麦わらは俺に背を向けて実験室の前に居る。

 

 

 

 

 

『面白いなぁー……よくこんな発想が出てくるもんだ……』

 

『ですよね~』

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず近づいて行くが、まだ二人とも気付いていない。

 

ちなみにここに来る前に杏に電話を入れ、アンチョビが倉庫に居る事は知っている。

 

だからちょっとイタズラ……てか驚かせようとしたんだよ。

 

 

 

 

「お疲れ~い」

 

 

 

 

って言いながらいきなりアンチョビが被っている麦わらを取り上げた。

 

 

 

 

 

「……あっ?」

 

「あぁっ!?」

 

 

そして最初に声を上げたのは俺。次がその麦わらさんだ。

 

俺は随分すっとんきょうな声だが仕方ない。

だってその帽子の下が想像してた人物と違うんだもん。

 

 

そしてそいつはゆっくりと振り向き

 

 

 

「…あ…あはは……イクサ氏……今日も暑いですな……」

 

 

 

 

そんな適当な事を言いつつオーリオが俺の顔を見上げた。

 

 







なんかちょいキャラとして作ったはずのオーリオさんが結構食い込んできそう。


そして、あの、なんだ。


そうだね。言い訳はしない。



アズレンとマギレコにはまってたんd
(無言の腹パン)


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