テイルズオブノワール ー君を見届けるRPGー   作:ピコラス

27 / 29
エピローグ 事件の夜

今夜、彼女は夜空に絵を描く予定だ。

彼女、テトラは魔法画家。身の丈程ある魔法筆をいつもどおり背負っている。

彼女の役割は【実行犯】…

「星空百満点!お絵描き日和だね。」

 

少年ヴェルディは人狼。おおせのままに四駆疾走。ビーストモードでテトラを背負っている。

彼の役割は【運び屋】…冷たい夜風も今日は楽しかった。

「テトラ。やっぱり皆もう着いてるぞ。遅刻だ。」

「夜のあいだはセーフでしょ。」

 

機械人形レジンキッドはだだっぴろい丘の上でウズウズしていた。彼は【運び屋2】…

「遅いぞ!」

「オレは悪くないからな。」

「ワルモノさがしはよそうよっ!」

 

魔女ニーキスは【交渉人】…

精霊たちの力が彼らには必要だった。

と言っても精霊会議はすでに終わり、精霊たちももう準備万端だ。

「精霊たちよ、我らに力を与えたまえ…!!」

 

「みなさん、いきましょう!」

【共犯者】たちは精霊ルナのひと声に応じて光る球体になると、

花火のように天空を昇った。(別に爆散とかはしない)

つづけてレジンキッド・ロケットモードが発射。水蒸気の煙がそれをグングンと持ち上げていく…

 

ところで、剣士ナラシノはヒマだったので【見張り役】をしていた。

そんなところで、都合よく?現れた夜間のモンスターをよろこんで迎撃!

「奥義!! 冬の大三角斬り、ってな。」

3連突き攻撃の後、光速斬撃が敵を三角形に切り刻む。成敗。

 

 

発射からしばらく、ロケットはあっという間に、視界に母星が丸くおさまるほどの高度へと到達。

ロケットは自動扉からテトラと狼を射出した。

(レジンロケットは拡張パーツによって、けっこうデカい。)

宇宙だ!狼はトナカイ気分で宇宙空間を駆け回る。精霊の力で空を走る。

そしてテトラは夜空に星を描く。

精霊たちが彗星のようにバラ撒いた、魔力のインクで星を描く。

 

星と言ってもそれは決してコマゴマとしたものではない。

描くと言ってもそれは二次元的なものではない。三次元物体…新たな惑星だ。

それは無人惑星。影のように我々の星のうしろを同じ軌道で回るという。

「テトラ。いいのか?こんなことして…」

「わかんないけど、なんとかなるって、信じるしかないよね。」

魔法の筆は海や大地や森や空(というか雲)に色を与えていく。

芸術的超新星爆発が、一夜のあいだに新世界を創り出そうとしていた…

 

 

fin

 

 

で、文字数がすごく足りないようなので追記。

画家テトラと人狼ヴェルディはおそらく新惑星へ移住する。

というか6人パーティ全員移住するかもしれない。

レジンロケットは航空会社の旅客機兼社長として忙しくなる。

ニーキスは魔法医に。白衣のお姉さんになる。やったね。

剣士ナラシノも任務で新惑星へ移住。

新惑星は無人星だが、動植物といっしょに、きっと凶悪なモンスターも

生まれてしまっただろう。

つまりモンスター・ハント編が始まることになる。クリア後のやりこみ要素。

精霊ルナには妹アルテミスが生まれる。

それはもちろん、新惑星にも平等に月明かりが注がれるからだ。

画家テトラの悪ノリで新惑星の月がふたつになったりしていたら、

その場合は双子精霊ダイアナ&アルテミスが生まれる。

すると秘奥義「トリニティダンスブレード」が解放される。

またこのときイベント「暴走!三女神」が発生するので、それを

ナラシノひとりでクリアすると秘奥義「煙月刀」を習得。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。