もしも遊戯王GXに転生した奴が恵まれてなかったら   作:夜想曲

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当時のカードプールから考えて、どれだけ縛ったとしても汎用カードの差でアニメオリカといい勝負するよねって話

※ミス発覚により一部修正。具体的にはぴょんぴょんしなくなった。


未来のカードってすごいね!!!(棒読)

マスタールールが存在しない世界の常識を考えようか。

 

ペンデュラムカード関連の効果はPゾーンが存在せずペンデュラムのシステムも無効。エクストラデッキにPモンスターが行かないためほとんどが無意味である。

ラスターさんやメタルフォーゼあたりの環境を制するディスアド皆無なサーチ効果はほぼ無意味な自殺となる上に「OPED両方に出突っ張りだったクソ猿ゥ!!駄目じゃないかァ!!ちゃんと死んでなきゃァァ!!死んだ奴は蘇っちゃいけないんだよぉぉ!!!」な禁止カードですらこのざまである。

当然シンクロ召喚もエクシーズ召喚も実装されていないので、それらに関するあらゆるカードがゴミと化す。カードをクズの一言で語れる。遊星さんも黙って首を横に振る。

 

「そしてヂェミナイ・エルフに《魔導師の力》を装備する。カードを1枚伏せてターンを終了だ。魔導師の力は自分の場の魔法・罠カードの数だけ装備モンスターの攻撃力を500上げる。ヂェミナイ・エルフの攻撃力は今2900だ」

 

客席から馬鹿どもの「あいつ終わったな」コールが聞こえるが、それ以上の大馬鹿者である俺は終わったビングしていた。いい加減現実逃避をやめて手札のモンスターを見つめてみようか。

 

っ《カゲトカゲ》《チューニング・サポーター》《エフェクト・ヴェーラー》《ガガガマジシャン》

 

わぁい、どうしようもないぞー? ごちゃ混ぜ主人公デッキで俺TUEEEEしようとした奴の末路がこれである。エクストラの白黒枠を確認しようにも召喚条件を満たした(融合召喚した)時でないと開けられない模様。本格的に詰んでる。

 

だがやらねばなるまいよ。この超絶微妙なデッキと化した紙束で!!一応相手も火力馬鹿の紙束だし!

 

「俺のターン!」

ドローカード。頼むからモンスター、チューナー以外で何か来てくれ!

 

増殖するG<やぁ

 

相手通常召喚しかしないんですけど!!?

 

「俺は手札から《ガガガマジシャン》を召喚!」

九十九遊馬くんのデッキにおける便利屋先輩が試験官にメンチを切る。やめれ。

 

「攻撃力1500……装備カードかな?」

「俺がレベル4のモンスターの召喚に成功した場合に手札から《カゲトカゲ》のモンスター効果を発動します!このカードを特殊召喚する!」

「ほう、1ターンに2体のモンスターを並べるとは!」

 

のっぺりとやってくる2次元蜥蜴。いつもだったらこのままはいはいホープからのライトニングさんでぶっ潰すんだが、残念ながらマスタールール2じゃないのでエクシーズは反応してくれません。やっぱ融合デッキ置き場にエクストラデッキに入れるカード突っ込んじゃ駄目か。この時代は。

 

「カードを1枚伏せてターン終了です」

「何?」ざわつく場内。当然だ、ただ棒立ちしてるだけなんだもん。

試験官は少し残念そうな顔をしつつデッキからカードを引く。

「私は手札から《キラー・スネーク》を墓地に送り、《閃光の双剣-トライス-》をヂェミナイエルフに装備する!」

ガーディアンの宿る双剣と言いながら、姉妹がそれぞれ1本ずつ細身の剣を手にする。まぁ、二回攻撃ならそうなるか。

「さらに装備魔法《メテオ・ストライク》を装備。これにより守備モンスターへの攻撃には貫通能力が伴う」

貫通効果。いい加減公式ルールに記載してもいいんじゃないかな?直接攻撃は長ったらしい文言無くしてるんだし。

「トライスのデメリットとして攻撃力は500ダウンするが、それと同時に魔導師の力によって攻撃力は500加算される。さらにもう1枚装備カードが増えたことで攻撃力はもう一度500が加算され3400となった」

 

本格的にやばめー。もう負けでもいいんじゃないかな?

「それではバトルだ。君の唯一伏せたカード……どんなトラップなのかを見せてもらおう! まずはヂェミナイエルフでカゲトカゲを攻撃!」

 

さんぜんよんひゃくひくせんごひゃくが2回。合計のダメージは?

「200しか残らん。流石に止め…はできませんけど、《マジック・ディフレクター》を発動。このカードは発動ターン中のあらゆる装備魔法・フィールド魔法・永続魔法・速攻魔法の効果を無効にします」

 

お姉ちゃんの剣がすっぽ抜け、カゲトカゲにサクッと刺さる。戦闘破壊のエフェクトが起きるが、後ろの妹さんはポカーン顔である。

 

「何……!?」

「この効果によって、試験官さんの装備カードはこのターンのみ全ての効果を失います。魔導師の力もトライスの連続攻撃もメテオストライクの貫通もぜーんぶ無効です。攻撃の順番次第では400ダメージを受けてましたが」

 

ガガガ先輩がジト目でトライスの突き刺さったフィールドを見る。姉エルフはそそくさと引っこ抜くと、相手のフィールドに戻っていった。くっころ赤面おいしいです。

 

「くっ、仕方ない。手札を1枚セット。これでターンを終了する」

 

これで試験官さんの手札はゼロ。対してこちらもまともに使えるカードはゼロ。というかバニラビート相手にチューニング機能のないヴェーラーって何ができるんだよ……




女神「縛りついかー。カテゴリデッキで戦おうとすると精霊たちがみんな足を引っ張り合います!」
爺神「凡骨バニラワイアームは?」
女神「フュージョンゲートも凡骨の意地もデッキの真ん中。天変地異にすら頼れない」

女神「何間違ってんのよ。まだ終わってないのがバレるじゃないの」
爺神「次回との矛盾が回避できなかったので幽鬼うさぎにはデッキの底に沈んでもらいました」
女神「剪定事象により抹消された手札に加わっていた可能性の幽鬼うさぎ……」
爺神「最近の陰陽師?はサイキッカー扱いなんじゃの」
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